十夜一夜...Marizo

 

 

宴会、宴会、さよならふくちゃん。 - 2007年11月26日(月)


22日(木)

今年夏ウニツアーに参加した、にごちゃん(仮名)と
その仲間達が冬の北海道を満喫しようと東京から来道。
おりしも一気に冬将軍が到来したかのような寒さ。
北国サービス満点だ。

まずは羽田空港、そして飛行機の中はもちろんのこと
無事到着した千歳空港で、おそらく札幌に向かう
JRの中でも、ともかく隙あらばというか
律儀にキチンキチンとアルコール摂取を
怠ることのないCちゃん(仮名)に
「本物の酒飲み」の姿を再度見た→





別の意味で「本物の酒飲み」の出版社社長は
今年、夏の終わりに急性膵炎で緊急入院したが
無事退院し今回の飲み会に顔を出した。
γ−GTPの数値「800」が二ヶ月の禁酒で
なんと「20」まで落ちたと喜んでいた。
聞いた私達もびっくりだ。










主に「800」の方に


23日(祝)

またしても、にごちゃん(仮名)とその仲間達で宴会。
初めて行ったお店だった「ねぎま」(南2西5)
コース料理だったのだが、とても美味しく
店員さん達も感じがよく
何かのおりには再訪しようと思ったお店であった。


24日(土)

「ねぎま」の後、二次会で行ったお店で
ちまちまと小さなグラスで出てくる
「カンパリソーダ」に業を煮やし
ジョッキで頼んだのが恐らく敗因。
めっきり二日酔いで約束していた温泉を
キャンセルしてしまった。

初めての豊平峡温泉だったのに。
初めてのインドカレーだったのに。
と、しょんぼりしていたのだが
やはり(二日酔いが)虫の知らせだったのか
先週から具合を悪くして病院通いをしていた
ペットのインコ(ふく)が午後三時過ぎに落鳥した。


仕事だった姉もちょうど帰ってきており
二人で最期を看取ったのだが
「飲んだくれて夜中に帰ってきてみたら
 落鳥していた」という状況ではなかった事に
お互いほっとしていた。


我が家には他にインコ(おっぽ)と金魚(キリン)がいる。
どちらも世話は母と姉がしている。
あらかじめ家族には「私はペットの世話はしない」と
公言している。
犬や猫のように意思疎通が出来るペットは
私自身絶対飼わないだろうし
出来れば家族にも飼ってほしくない。


私は弱い人間なので、いずれ、しかし確実に来る
ペットとの別れの辛さを考えると
一緒に過ごす「楽しさ」や育てる「喜び」
損得のない「情愛」などは、ただただ別れの辛さを
増幅させるためのものでしかないと思っているからだ。


昔よく自分よりも長生きなペットはいないかと考えた。
もし、本当にいたとしたら「カッパ」は長生きだろう。
そうだ、「カッパ」なら飼ってもいいかも・・・と
実は今でも本気で思っている。

名前はもちろん「黄桜」。
おっぱいポロリで世話するの大変だろうなぁ。
カッパ。
Marizo



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「刺され汁」 - 2007年11月07日(水)





今年の夏に東京から「ウニツアー」に参加した
イーヨさん(仮名/男性/30歳)が仕事で来札。
ウニツアー蝦夷メンバーですすきの迎撃とあいなった。


イーヨさん(仮名)は火の国熊本の出身なのだが
九州男児の無骨さをまったく感じさせない人だ。
仕事の都合上、遅れて飲み会に参加した彼の
濃いグレイのスーツ姿ははっきり言って「ホスト」

物腰や話し方が柔らかい上に
わざわざお手製のビーズジュエリーを
お土産にと言って差し出すあたりが
女心をくすぐる「ホスト技」


今回の飲み会は主役のイーヨさん(仮名)と
北のスーパー幹事、はまゆうさん(仮名)以外は
全員オーバー四十路、しかも一番年上の
おっかさん(仮名)を除き他は全員花の(?)独身。
めっきり負け組みメンバーなので
飲み会の話題は当たり前に「白髪」「老眼」
「病気」の話に花が咲く。

しかしイーヨさん(仮名)登場後は
さすが主役だ。
イーヨさん(仮名)の過去の恋愛話が場を盛り上げた。


個人情報にかかわることなので詳しくは書けないが
結論としては「おまえ(イーヨさん(仮名))には
刺され汁が出てるっ!」
と五回も指差し呼称する
北大路公子先生の意見がみんなの心を鷲づかみにした。

イーヨさん(仮名)の名誉のために言うと
これは決してイーヨさん(仮名)がオンナ
(彼女:別れ話が持ち上がっていた)に
刺されたという話ではない。







彼女に車で轢かれそうになっただけだ。




さすがホスト。





まぁホストは冗談にしても
イーヨさん(仮名)は「優しい人」なのは間違いない。
そして「勘違いさせちゃう人」なのも
間違いないと思う。


「勘違いするのが馬鹿だ」と縋り付くオンナの手を
振りほどく事が出来ない自分の性格を自覚しない限り
ずっと「刺され汁」は垂れ流し状態なんだろうなぁと
隣のイナミさん(仮名)と大いに納得しあってしまった。



そして私達、すっかり負け組みチームの結論は







「面倒なオンナほど早く結婚する」




「刺され汁」よりは「面倒じゃないオンナ汁」の方が
ほんの少しだけ救いがあると思うのは私だけかしら?(笑)
Marizo


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K課長 - 2007年11月02日(金)


今月から、つまり昨日から所属の課が変わった。
1課から2課へ。
もちろん、直属の上司も変わった。


もともとはY課長。新しい課長はK課長。


私の今のお給料形態は稼いだ手数料で決まるので
正社員の時のような「課長の評価」が入る余地はない。
なので「そんなの関係ねぇ♪」と割り切っているつもりだが
もともとの印象や話し方、課員の評価を耳にするたび
いつの間にか私の中では
「K課長=嫌な課長」という図式が出来上がっていた。


昨日、飲み会があった。総勢10名。
たまたま、そのK課長が私の目の前の席だった。
「これからよろしくお願いします」とグラスをあわせ
たあいもない話をしていた。


K課長は45歳。留守宅は関東。
今回がはじめての単身赴任。
子供は高校三年生と中学二年の男の子が二人。


その話を聞いた私は

「じゃ、お子さん達は今頃、お父さんがいなくて
 羽伸ばしてますねぇ」と言った。

K課長は「僕はそんな父親じゃないから」と言った。


確かに通勤時間がかかる関東のお父さんは
平日、子供との接点などないかもしれない。
高校や中学生にもなれば、親、兄弟よりも
部活や友人と遊ぶ方が優先されるのは
いつの時代も一緒だろう。

「地震、雷、火事、親父」なんて
今はその意味を知っている子供の方が少ないのかも。
そう思っていたらK課長がポツリと言った。


「僕の悪いところばかり似ていて
 しかもそれが増幅されているんです」


K課長はいわゆる「弄られキャラ」だ。
多分出世は遅い方だったのだろう。
今回、札幌支店に来たのがはじめての課長職だ。
慣れてない分仕事の進め方も決してスムーズとはいえない。
慌てる性格なのか、インプットミスもする。
そんなミスは誰でもするのだが、朝会で総務部長が
「注意するように」と言ったその日にミスをするなど
要は「間が悪い」というか「要領が悪い」

新人の課長だって、弄られない人もいるわけで
時にK課長の場合、人格を否定されるような事を
言われたりすることも多い。


「次男が先日、救急車で運ばれたんです。
 同級生にいたずらされて気を失って倒れて
 意識が戻らなくて救急車呼んだらしいです」


自分は苛められやすい、弄られやすい性格。
それが増幅して出ている息子は
学校でいじめにあっている。

親は会社でいじめられ
子供も学校でいじめられている。


んと・・・ここまで書いてきてなんなんだけど
上手く書けないなぁ。


なんつーか、一番近い感情としては「見直した」というか・・

自分のキャラが「いじめられる」キャラだと
K課長がわかっていることを知ったとき
この人は強い人だなって思ったんだよね。



ああ、ほんとここまで書いてて
上手く自分の感情が表現できなくて
とっても、もどかしいんだけど
結論からいうと「嫌な課長」じゃなくなった。
ということを言いたかったんだよね。


うーん。わかってもらえるかなぁ。
筆力のなさにしょんぼり。
Marizo




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まぁまぁ - 2007年11月01日(木)



血を吐くような(吐いてないけど)
鬼のような(角もないけど)
ともかく、尋常じゃないダイエットをして
臨んだ健康診断の結果がでましたっ!


前にも書いたけど体重は
10/1〜だと6キロ減ですが
前回の健康診断(ちなみに今年の2月)からは
たったの3キロ減だったので
病院関係者的にはなんのインパクトもなく
相変わらず「肥満」扱い。


ちくしょう。


でーもー

前回の数値が「嫁にいけない」ほど
酷い数値だった(←おいっ)
γ-GTPの値は前回の半分に。
中性脂肪の値はなんと三分の一になっていた。


ただギリギリのところでまだ範囲内に
留まってはいるけれど、確実に「貧血」方向へと
数値が向かっていることは否めない。


赤い彗星シャアのせいだと思う。
まったくオンナってやーねー。

胃ポリープは問題なし。
乳腺のう胞も前から言われてることだから
来年の誕生日にでもいつもいく
乳腺クリニックに行って見てもらうから問題なし。


メタボリック症候群がらみで
友人は健康診断時にウエストを測られたという話を聞いて
ドキドキしていたんだけど
うちの会社が頼んでいるクリニックでは
やらなかったのでほっとしたよ。


人のウエストなんだから
ほっといてくれよって感じだよね。

ねっ!
Marizo



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