十夜一夜...Marizo

 

 

ラーメン 『 山嵐 』 - 2007年01月25日(木)



『 山嵐(やまあらし) 』


住所:札幌市豊平区平岸1条9丁目
TEL :011-815-3030
営業時間 11:30〜15:00/17:00〜22:00
(スープがなくなりしだい終了)
定休日:月曜日 駐車場2台












メニューはこの二種類。

基本は「とんこつ&背脂チャッチャ系」

私が頼んだのは「海スープ」
ここ最近では一押しにうまいっ!!

とんこつとか背脂とか
ギトギトかと思ったけれど
あっさりさっぱり。

次は白スープ食べてみようっと!
Marizo











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日本的には黄泉還り。 - 2007年01月18日(木)



年末に流行の「掃除本」を購入した。
散らかってる(汚れてるって言うな)部屋では
空気が悪いのでそこで休んでも
疲れをとることもできず
何かを探すにしても、いちいち時間がかかり
余計な労力を消費する。
だんだんと覇気がなくなり
前向きな生き方も出来なくなると書いてる。


自分にとって必要なものが何なのかという判断が鈍い為に
あれもこれもと捨てられずにいるので
狭い部屋がどんどん狭くなる。
窓ガラスや鏡など本来光っているものを磨かない人は
自分自身も磨いていないことと一緒である。
部屋を綺麗にすることは
自分自身を綺麗にすることと一緒である。


そうか・・・・これか。


私の部屋には痩せたら着ようと思っている服が
たくさんある。もう5年も袖を通してない服もざらだし
下手したら着れなくなって十年経過している服は
万が一(←おいっ)痩せても、もう年齢的に
着るのは無理だろう。
そんなものまで後生大事にとっているのだから
わが身に張り付いている皮下脂肪が
捨てられないのは当たり前だ。


そうだ・・・これだったのだ。


その本には「三日坊主」について書かれていた。
現代では続かないと言う代名詞で良く使われるが
本来は仏教用語であるらしい。
「三日間で集中して悟りを開く」

裏を返すと集中力は坊主でも三日間しか続かないってことだ。


坊主でも三日間しか続かないなら
私のような一般ピーポーは
一日続けば御の字だ。なにも凹むこともない。


よぉし!そうときまれば今週末は掃除だ。

と、いうか「捨てる」掃除だ。




心を鬼にして、もう捨てて捨てて
捨てまくってやる!!







しかし、我が家の場合
その心を鬼にして捨てた服が
「ゾンビ服」としてよみがえり
気がつくと、母が着ていることが往々にしてある。


そして、みずから捨てた服なのに
一緒に洗濯したりなんかすると
ついうっかりと自分の部屋に持ち帰っていたりする。
まさしく「ゾンビ服」



最近は、母が着るならまだしも
隣の家のおばさんが着ていたりする。
ご近所も巻き込む「ゾンビ服」


いや、何度よみがえろうとも
私は捨てるぞっ!頑張るぞ!!
Marizo



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おうちでフルコース 3 - 2007年01月15日(月)

織田君(仮名)の奥様は情報によると
三つか四つ、年下らしい。
スレンダーで巻き髪で
あとから気がついたんだけど
元おニャン子の 「 生稲 晃子 」
よく似た美人奥様だった。


下の子供がまだ三歳なので
もう少し先の話なのだろうけれど
いずれ自宅で料理教室をやりたいという
夢を持っているのだと聞いた。

それは夢と言うよりは予定に近いもので
そのために新築のおうちも
異常に広い玄関ホールや、クローク
お客様用のトイレなど、細部に渡って
「いずれ教室に使う場所」へのこだわりを感じた。






そんな話をしながら、飲みながら、
(美人奥様けっこう酒強い)
子供の面倒を見ながら、ちゃっちゃっと
作っていたのが「ゴーヤチャンプル」→











←つまみに出てきたのが
「はやきたのカマンベールチーズ」

(これが「普通のスーパーで
 売ってますよぉ」と言いつつも
 お値段が普通の三倍だって)


もう、セレブ感満載!(田舎者ですいません)









そして最後にデザート→

あのね、何度も言うようだけど
こういうのって
買って食べるものじゃないの?
お店でお金払って食べるものじゃないの?






写真が下手で申し訳ないなぁ。
料理だけを見るとたしかにそこに生活感は
あまり感じられないと思うけど
台所のシンクには当たり前に
お芋の皮やゴーヤのヘタが散らばっていて
お皿のガチャガチャって音も聞こえてくるし
「あれ?大きいスプーンどこいったかなぁ」なんて
独り言も聞こえてきてた。


織田君(仮名)はいい奥様もらったなあぁ。
思わず「嫁に欲しい」って言ってましたよ、だんな。


まぁ、自分で作れってことで
奥様のお料理教室に通うかな(笑)
Marizo





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おうちでフルコース 2 - 2007年01月14日(日)

今回、お伺いしたのは中学の同級生
織田君(仮名)の家。
同級生ですから当たり前だけど
織田君(仮名)と私は同い年。

たしかに中学時代から彼は私より
ずっと頭が良かった。
それにその時代から織田君(仮名)の
将来の夢は「医者」だった。

振り返って私の場合、高校は嫌々行くけど
そのあと4年(大学)も勉強するなんて
真っ平ごめんと断言していた。
将来の夢は東京KIDブラザーズ(劇団)に入って
柴田恭平と結婚すること。


(まぁ、こうして書いてみると最初から
 人間の出来が違うよなと思いつつ)

人生の出だしではおそらく小さな差だったはず。
しかもそれはその後いくらでも修正ができたはず。

そんな小さな差が二十五年も経つと
かたや、山の上の高級住宅地に豪邸を建て
かたや、築40年の古い実家に居候しているという
なんともつらい現実を目の当たりにするわけだ。
ほんとうにつらい。


そんなことを考えながら
食前酒のシャンパンを飲み干すと

「MZOが来るから思わず
 ビール、二ケース買っちゃった」という
織田君(仮名)の手によって
ビール(しかもロング缶)が運ばれる。
嬉しいけど、二ケースってねぇ・・・



「パイ包みシチュー」→

写真が下手で申し訳ない。
これは非常に美味しかった。
私は乳製品が得意ではないので
滅多にクリームシチューを
食べる事がないのだけど
あまりの美味しさに「おかわり」したぐらい。













← 「洋風太巻き寿司」


料理ってやっぱり「センス」だよなぁと
思った一品。彩りはもちろん
盛り付けひとつとってもかっこいい。








アボガドってじつはちゃんと
食べたことがなくってねぇ。
今回食べたら美味しかった。
ほんとになんかフルーツっぽくなくて
わさび醤油とかつけて食べると
美味しいんだって。

知らなかったのって、私だけ?


明日へ続く
Marizo





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おうちでフルコース 1 - 2007年01月13日(土)





さて、「ひまわりの会」(中学の同級生)の新年会。

お披露目を兼ねて新築のおうちで飲み会となりました。
今回の幹事であり、この新しいおうちを見るのを
一番に楽しみにしていた、えっちゃん(仮名)が
急遽、来れなくなって残念でしたねぇ。


夫婦と子供二人の家に集まったのは三名。
しかもそのうちの女子二人は
未だに実家暮らしでまともに料理なんてしてねーから、実際。
そんな私たちに振舞われたのは
お料理大好き&大得意の女優さんみたいに綺麗な奥さんの
手料理だったわけです。




まずは前菜。
もちろん使うのはナイフとフォーク。


いや、あのね、こういうのって
お店で食べるんじゃないの?
これって家庭料理って言わないんじゃないの?
お金払わなくていいの?




北あかり(お芋の種類)



「これは簡単なんですよ」といって
出してきたんだけど、充分お洒落です。
しかも美味しいのよ。
唯一私が作れそうだったのがこれですよ、だんな。

しーかーもー!!
「これって北あかり?」と聞いたのは私です。
すごい!!えらい!!と思っていたのですが・・・





これもとっても美味しかったんだけど
素材が何なのか、わからなかったので
速攻で無言になるわけ。多分肉系(←おいっ)



まだまだ続くんですが、今日はここまで。




実は、新築のおうちはとっても綺麗で
なんというか「汚しちゃいけない」って
すっごい緊張していたんですね、私。

おろしたての綺麗な靴下履いたぐらいにして(笑)


ところが、私の横に座っていた
その家のお子ちゃま(三歳女児)が
途中でコップ倒してくれて・・・・
いやー、思わずほっとしてたのは内緒の方向で。
Marizo





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本屋へ行って - 2007年01月12日(金)


「週刊文春」1月18日新春特別号 定価320円


買うべし!!








P39に「北大路公子先生」のコラムが載ってます。




ああ、そういえばそっち系(←ってどっち系だよ)で
新年会やってないなぁ。

いや、やっぱりこういうことは
けじめというか行事というか
大切じゃないかなぁと思うわけで。




はいはい。飲み会したいだけっすよ。
Marizo



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こんな日に新年会、そして今年初の二日酔い。 - 2007年01月10日(水)

習い事「昴の会」の新年会。
毎年、プリンスホテルで作家の
「鷲田 小彌太さん」をお招きしての
開催でした。


実はこの日、よんどころない事情があって
(ええっ?また合併??みたいな)
会計係として早めの会場到着!という
私のもくろみは無残にくだけ散り
早めどころか遅刻だよっ!という失態のため
実際に私が会場に到着したときに
空いている席は、鷲田先生の隣だったのです。
(嫌だという意味ではなく)

去年の私だったら緊張のあまり
お漏らし(下品)しちゃってたかもしれませんが
今年はもう鷲田先生と飲むのも二度目です。

「この毒舌ぢぢぃ(←失礼)に絶対突っ込んでやる」と
心を強くし席に座りました(嘘笑)


その後、昨年発刊された「昴の会三号」の
批評をいただいのですが
正直、半分以上素人が書いた作品を
あれだけ詳しく読んでいただいているとは
思ってもいませんでした。
鷲田先生が広げている三号には
びっしりと批評が小説だけではなく
随筆にも書かさっていたのです。


昨年、発刊したあと「合評会」もあったのですが
小説がメインであったので随筆の批評は
ほとんどなかったし、それが当たり前だと思っていました。


平気で人のことをブスとかデブとか言って
口の悪いヂヂィだと思っていたのですが
実はとても良い人なんだなぁ・・・というか
書いたものに対してちゃんと敬意(というと大げさだけど)を
はらってくれる人なのだなぁと
その印象が変わりました。


それと同時に、では自分はどうか?というと
少ない謝礼(本当に少ない)でわざわざ来ていただいてるのに
私は鷲田先生の著作を、ただの一冊も読んだことがなく
とても「失礼な人間」だなぁと反省しきりでした。


一次会のあとの二次会で
「鯨すい」(←すいの字を覚えていない)を二杯。
日本酒を飲んだのは何年ぶりだろう。
これがとても飲みやすく美味しかったです。
えーっと、ちなみにチェイサーはビールでした(笑)


案の定、翌日は二日酔い。
ヨタヨタとしながら会社に着いたら
これまた案の定、手袋の右手を
どこかに落としてきたらしい。
けっこうお気に入りだったのに。
しょんぼり。
Marizo





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綺麗になった。 - 2007年01月09日(火)



今日は二年ぶりにネイルサロンへ。









こうしてちゃんと綺麗にすると
なんだか気持ちがウキウキする。



えーっと、結局終わらなかった
部屋掃除は週末に持ち越しっ!(ギャフン)
Marizo


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元々あったところに戻しましょう - 2007年01月08日(月)



昨日から引き続き
未だに部屋の掃除をしているわけですが・・・



なぜか、MADMAX(マッドマックス)の
DVDが一枚行方不明になっているんです。

声を大にして言いたいんですけど
MADMAXは三部作になっているんですけど
続き物にありがちな三部作でコケちゃった感丸出しなんです。


ええー?なんなのこれっ!!
みたいな?(←語尾アゲ)


個人的な感想で言えば
第一作目が一番好きなんですよ。
あのダーリンマックスと若くて可愛い奥さんとの
ウフフなやり取りを夢見てやまないMZOなんですよ。


よりにもよってその一作目のDVDが
見当たらないんです。


すっごいショック。
これ、いつになったら出てくるんだ。










四畳半の部屋なのに。
変ななぁ。
Marizo


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十五歳の文章(長文) - 2007年01月07日(日)

部屋の掃除をしよう、掃除をしようと
年末からずっと念仏のように唱えていた。

やっと重い腰を(本当に重いんだけど)あげて
掃除に取り掛かったのは、今日(←年越ししてるから)

開運とか言ってる場合じゃないって話だ。

その最中に中学時代に使っていた下敷きが出現。
当時「柴田恭平」が大好きだったので
二枚合わさったクリアの下敷きに
雑誌の切り抜き(柴田恭平の)を挟んで使っていた。

「おお、懐かしいなぁ」と思わずその中を見ると
ノートを破って書き連ねた文章が出てきた。
書いた記憶も、もうすっかり遠い過去すぎて
あるような、ないような、そんな文章を
今日の掃除記念にここに書き残そうと思う。


99%は原文のままなので、一文が異常に長く
とても読みづらいものになっています。
また、この文章で誰かを何かを傷つけようとか
差別、偏見、卑下する意図はまったくありません。



『 題名無し 』

その子はすごく可哀想な子の筈で、お母さんの
お腹の中に居る時からお母さんがタバコを吸う
たびに苦しんで、でも五体満足に産まれると母
親は蒸発してしまい、残った父親もついには居
なくなり親戚は誰もその子を引き取ろうとせず
施設に入った。その施設は酷く汚くて冬は寒く
て夏は暑くて保母たちは、子供を苛めるのが生
きがいの鬼のような人たちばかりだった。そん
な辛い中、その子は肺炎をおこして病院に担ぎ
込まれた。あまりの高熱に病気は良くなったけ
れど抜けた髪の毛は戻ってこなかった。また施
設に連れ戻されたその子はやがて小学校に入学
する年になっていた。保母たちはわざと変なカ
ツラをつけさせて毎日、学校にやらせた。その
子は何度も施設を抜け出そうとしたけれど、そ
のたびに捕まり酷い罰を与えられ、何度も死ぬ
目にあった。そして小学校の卒業式、その子は
作文を読んだ。今まで育ってきた施設のことを
書いた作文だった。読んでいる途中でマイクは
切られすぐ施設に連れ戻された。三日間食事を
与えられなかった。そうしている時に母親が名
乗り出てきた。あまりの酷さにびっくりはした
ものの、その子にとってはただ一人の母であり
肉親である。二人は都心にあるちっちゃなアパ
ートで親子水入らずで暮らし始めた。その頃か
らその子は復讐を考えていた。施設の保母は全
部で四人。そのうち酷く苛められたのが二人。
この二人には復讐とわからないように、それは
それは苦しんで死んでもらい、あとの二人には
命にかかわる大怪我をさせた。小学校で馬鹿に
したクラスメートにも酷くあくどいいたずらを
した。母親はそれが新聞に載ったとき、すぐに
自分の子がやったことだと気がついたけれど何
も言わなかった。そのうち、その子の机の中に
自分を殺す計画書があるのに気がついた。それ
から態度が変わり、いつこれが実行されるかと
ビクビクして一週間、二週間、そして一ヶ月が
過ぎた頃、母親はすっかりノイローゼになって
入院してしまった。見舞いに来たその子は母親
に「これがあんたへの復讐だ」と言った。けれ
ど母親はもうその子の言葉は聞こえておらず、
窓の外をよだれをたらしながら眺めているだけ
だった。その子は結局、勝者となった。けれど
たった一人の肉親を失った。その子は母親が死
ぬまで面倒を見たそうです。何も話せぬまま、
自分のことは何も話せぬまま、どんな苦労をし
てきたかを誰にも言えず、母のあとを追うよう
に死んだ。その子はすごく可哀想な子の筈です。

                 〜終〜


まぁ、題名をつけるとしたら
『 可哀想な子 』であろうと(笑)

しかし・・・あまりに暗く悲しく辛いお話で
あんまりだ。

正月早々、あんまりだ。




掃除なんかしなきゃ良かった。




えーっと、まだ終わってないですけど(22:37)
Marizo






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年賀状 - 2007年01月04日(木)



新年、明けましておめでとうございます。


私から気合の入った「字ばっかり」の年賀状が
届いた方も届いていない方もこれから届く方も
何卒、本年もよろしくお願い申し上げます。


私は「縁」特に「人の縁」に関しては
なるべく自ら切ることがないようにしている(つもり)。
普段はまったく音信の途絶えている知人
(もはや友人とも呼べない関係)にも
年賀状だけは送るようにしている。


ということは、今年、私からの年賀状を貰った方々は
これからも毎年、気合の入った「字ばっかり」の
年賀状が届くことになるわけだ。

老眼注意!(笑)


さて今年2007年度。
私が貰った年賀状ランキング(←いきなり)ですが


栄えある「第一位」は・・・・


だいすけ(仮名)の「親子後姿」の年賀状に決定しました!

これはねぇ、なんというかとてもアートな作品なんですが
その中にきちんと「親子愛」がにじみ出ており
非常に心揺さぶる秀逸な作品なんですねぇ。
ここでお見せできないのが本当に残念。


そして、惜しくも次点でしたが
組長(仮名)の年賀状も心に染みたなぁ。

大人なので表面上は握りこぶしは見せないけれど
内に秘めたる決意というか
静かなる闘志というものがヒシヒシを感じられた。

また、あの短い文章に近況と抱負が
詰まっていてバックの景色の清々しさと相俟って
これもまた秀逸な作品でした。




そして、今年も家の近所の焼肉屋から
「新春お年玉スペシャルくじ付き」の年賀状が来た。






行かねば!!
Marizo


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