十夜一夜...Marizo

 

 

その理由は課長に内緒でお願いします - 2006年11月20日(月)



今日は月曜日。
みんなが憂鬱な月曜日。
リーマン系は休みに遊び倒したツケが
どっぷりと肩にのしかかる月曜日。

私もリーマン系ですが
土日に寝倒したのでまったく疲れていませんが(←おいっ)
それでも憂鬱な月曜日。

ムチをビシバシ打ち鳴らして
ゴール前のハイセーコー(←いい加減古すぎ?)のように
会社に駆け込んだわけですが
どんだけ寝倒しても寝坊ってするんだなと
一つ大人になりながら席に座ってみると。


えーっと、右隣は体調不良でお休みで
左隣は腹痛にて遅参という状況なわけ。


まぁね、まぁね。

「だって、オンナの子だもん」ってことで
(いや多分理由は違うだろうけど)

いろいろ理由はあるわよね、と納得していました。


午後から遅参してきた左隣の子が席につき

「大丈夫?」と声をかけたわけです。


その途端、彼女はとても力強く
「ええ、大丈夫ですっ」と言い
機敏な動作で鞄の中から携帯電話を取り出すと

「見てください!これDコモで一番新しい携帯なんですっ」
「知ってます?Kムタクが宣伝してるやつ」
「ほら、こうするとここが左右に動くんですっ!」と

まるであんたはショップのねーちゃんか?と
突っ込みどころ満載で話始めたのです。


しかも「本当は休もうかと思ったんですけど



この携帯をMZOさんに見せたくて









その為だけに





会社にきたんですっ!」




この場合、私がとるべきリアクションとして
一番正しいものはどれでしょう。




A:そ、そ、そりは大変恐縮です。
B:えーっ、うっそー(語尾アゲ)見せて、見せて。
C:シカト



<ヒント>
家でも会社でもご近所付き合いは大切に
Marizo





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寝てます。 - 2006年11月19日(日)


この週末は・・・・

日ハムパレードにも行かず
朝風呂にも行かず
ずっと寝ている。


眠くて眠くて仕方ない。



もしかして




これって







冬眠?
Marizo



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確認してどうする - 2006年11月10日(金)


さて、久々に映画館で映画を見ました。
あのすっごい美味しそうなポップコーンに
非常に心惹かれましたけれど
この後のビールのことを考えて
ぐっと我慢した私ってばえらい子です。


しつこいようですが、一週間ほど前に原作を読み
号泣(←しゃくりあげて)だったんですね。
いい年のオンナが夜中に本読んで泣くっていうのも
なかなか痛い感じだけど誰も見ていないから気にしない。
それの映画化なわけですから
いったいどれだけ泣くんだと。

多分人気があるのは同時上映の「デスノート」や
「木更津キャッツアイ」なのはわかるけど
観客が私一人なんてありえない。人前で号泣は
ちょっと恥ずかしいよなぁと思いつつ
出勤前にいつもは一枚しか持たないハンカチだけど
余分にもう一枚用意してなおかつ吸水性の良い
タオルハンカチと消費者金融のポケットティッシュを
三つも持ったりなんかして。

何気に「号泣準備」万端ですよ、だんな(笑)


結果・・・・


実は泣けなかった。というか号泣しなかった。
その代わりと言っては何だが、一緒に見に行った
会社の先輩(既婚/子供二人/43歳/女性)が隣で号泣。
ポケットティッシュ使いまくっていました。


ストーリーはほとんど原作に忠実だし
「泣かせどころ」は間違いなく原作通り。
キャスティングも問題ないし
感動の映画なことには太鼓判を押すのだが。


映画のあと、居酒屋でジョッキ傾けながら
先輩に言われた。

「あなたは映像よりも活字のほうが
 感情移入しやすいんじゃないだろうか」


・・・・・・・。
・・・・・・・。


つまり、私はアダルト系のビデオよりも
官能小説のほうが○○○○○になっちゃうわけだ。




ええーっ!!そうなのか!?
これはやっぱり確かめるべきかしら。




いやん(←馬鹿)
Marizo


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映画の話 - 2006年11月08日(水)


「水霊(みずち)」


ケイゾクからファンになった渡部篤郎が出ているので
とても苦手なお化け系だったのだが
我慢して(←おいっ)借りて見てみた。
まぁちょっとドキドキはしたけれど
ジャパニーズホラーの代表と言われる
リングや呪怨などの恐怖とは月とすっぽんで
普通の二時間ドラマぐらいの感覚であった。
うーん。特にお奨めはしません(笑)



「明日の記憶」


これは原作を先に読んで
ストーリーがわかっていたので
主役の渡辺謙と奥さん役の樋口可南子の演技に
言葉が変だけど没頭できてとても良かった。
原作にはなかった主治医役のミッチーの
病院の屋上の演技もなかなか良かったなぁと。



「県庁の星」


エンターテイメントとしての面白さはあったのだが
やはりこれも二時間ドラマ感覚。
踊る大捜査線や海猿など、映画からドラマ化されたり
ドラマから映画化されるものの多くは
どうしても重厚さというかテーマ性にかけるというか
見終わったあとに残るものが少ないなぁと思っている。
うーん。これも地上波で見るぐらいがいいかも(笑)


と、偉そうに言いつつ今週金曜日は
最近テレビで散々っぱら宣伝している
東野圭吾原作の「手紙」を見に行く予定。

一週間ほど前に原作を読んだ私は
夜中に号泣してしまい
翌日はお岩のような顔で会社にいった。


ティッシュとかどれくらい持っていけばいいべか?
映画館で号泣してもいいべか?
まぁちょっと恥ずかしいけど
この際仕方ないよね(←誰が、何が)

思いっきり泣いて脱水症状になるのは間違いないので
そのあとの水分補給はしっかりとね。
なんてったって金曜日だしね。
グフグフン♪
Marizo



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物より人でお願いします。 - 2006年11月07日(火)


すっごい昔、昔に
清水の舞台から飛び降りるぐらいの気持ちで
傘を買った。

そう、傘。日傘じゃなくて雨傘。


それまでの私の傘は赤とか黄色とかの
色が一色だけで手元のボタンみたいなのを押すと
バーンと広がる傘だった。

それが18歳で会社に入った時に
会社の先輩方が持っていた傘は
花柄だったり幾何学模様だったり
綺麗で華やかな色の傘ばっかりだった。


私もその華やかな傘が
すごく欲しかったんだけど
傘よりも先に通勤の時に着るOLらしい
服や靴やかばんを買わなくてはいけなかったし
なにより私が欲しいと思った傘は
ブルーのチューリップ柄で五千円もしたのだ。

当時の私にとって、たかが傘ごときに
五千円は高価すぎて手が出なかった。


入社した年の冬のボーナスが16万円だった。
当時、うちの会社は現金支給だったので
それまで一万円札を16枚なんて持ったことが
なかったからすっごい嬉しかった。


父と母にそれぞれプレゼントを買って
そしてやっと欲しかったブルーの傘を買った。


あの時は嬉しかったなぁ。
早く雨が降らないかなぁと本気で思った。


そしてやっと待ちにまった雨の日
その五千円もする高価な傘を無くした。



あの時は悲しかったなぁ。

地下鉄のトイレに忘れて
気がついて戻った時にはもう無くなっていた。
駅の事務所にも問い合わせて
忘れ物センターにまで見に行ったけど
届いてはいなかった。
ちょっと泣きながら家に帰ったんだよね。
いや、ほら、子供だったしさ。


その後、しばらくして新しい傘を買った。
でもそれはいつ無くしてもいいようにと
バーゲンで安売りしていた
グレイに黒い線が入った
全然華やかじゃない傘だ。



その傘を気がついたらもう20年も使っている。
内側の針金はところどころ錆びているけど
使えないことはないし
何よりどこに忘れても(←特に飲食店)
必ず戻ってくるのだ。


華やかなものには縁がなくって
暗くて地味なものに縁があるのかなぁ。
本当に欲しいと思ったものには縁がなくて
どうでもいいやと思ったもの達と一緒に暮らすのかなぁ。


こんなこと考えてちょっと
おセンチになっちゃうのって
やっぱり秋だからかなぁ。
Marizo









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それは邪道とか思ってもいいけど(以下省略) - 2006年11月03日(金)



秋はねぇ、やっぱりほら「いも煮」でしょ。


ってことで本日の晩ご飯は
山形名物の「いも煮」を作成しました!!


お肉とぉ(肉400gに対して醤油大さじ2、砂糖大さじ2で6割がた火を通したら一度取り出しておく)

さと芋とぉ(塩でぬめりを取り一度水から煮て取り出しておく)

ごぼうとぉ(ささがきして水であくぬきしておく)

こんにゃくとぉ(沸騰したお湯に通してあくぬきしておく)

冷凍庫に入っていたきのことぉ、ねぎ。


山形のいも煮はお醤油系・・・っていうか
まるっとすき焼き系の味つけだよね。


さぁここで問題です。
牛肉(←しかも煮たやつ)が苦手な私が用意したお肉は
いったい何だったでしょうか。


まぁ用意したといっても
安売りの時に買って冷凍庫で
半分忘れ去られていたようなお肉を
「救出っ!!」という心持ちだったわけですが(笑)






あれ?この写真だとよくわからないかな?
鶏のもも肉を使ってみました。



いやいやいやいや、これがだんな。

まいうー!でしたよ。まいうー!!


お蕎麦入れたくなりました。


次回、山形行ったら忘れずに
山形のお醤油買うぞっと心に誓ってます。
もし私が忘れてるようだったら
是非誰か(←って誰?)教えてちょんまげ。


ああ、満腹でビール飲むのも大変(←おいっ)
Marizo





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