「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年01月30日(月) 1900年 ロシアの作曲家 ドナエフスキー誕生

1900年1月30日
ロシアの作曲家
イサーク・イオシフォヴィチ・ドナエフスキー誕生
 1955年7月25日 没

今は無きソビエト歌曲の
作曲家でしゅ。

L.A.S.Ponder
三多摩青年合唱団に
わらじを脱いでいた頃
この人の「収穫の歌」
アコーディオン伴奏
混声4部合唱で
歌いました。

作詞 イナコフスキー
訳詞 関 鑑子
作曲 ドナエフスキー

♪2
朝から日暮れまで 働く我ら エイ我ら
乙女の笑いは 畑に満ちて
  たくましく働く 若者の胸に 豊作の誇り 豊年の喜び
  こがね(こがね) エイ小麦(小麦)
サア手さばきも軽々 それ収穫だ収穫だ 取り入れだー

底抜けに脳天気な
楽しい労働歌に
酔いしれました。

農作業が
こんなに楽しければ
本当に素晴らしいでしゅ。



2006年01月29日(日) 1781年 モーツァルト作曲 歌劇イドメネオ 初演

1781年1月29日
モーツァルト作曲
歌劇イドメネオ
ミュンヘンの宮廷劇場で初演

バイエルン選帝侯国の依頼で
作られたというこのオペラ
モーツァルト25歳の誕生日の直後に
初演でしゅ。

これはモーツァルトの
6大オペラのひとつで
4大オペラには入らないという
代物でしゅね。

今年はモーツアルトイヤー
L.A.S.Ponder
未見でしゅ
(序曲すらメロディが
思い浮かびません)が
宇都宮市立図書館に
ビデオがあったと思いましゅので
ぜひ観てみたいでしゅね。



2006年01月26日(木) 1824年 フランスの画家 ジェリコー没、32歳

1824年1月26日
フランスの画家
ジェリコー
Jean-Louis-André Théodore Géricault
落馬がもとで没、32歳。
 1791年9月26日誕生

代表作は
メデュース号の筏(いかだ)
でしゅね。

実際の
フランス軍フリゲート艦
座礁難破事件に
材をとった
リアリズムの傑作でしゅ。

観ているだけで
こちらも
溺れそうになり
怖いでしゅ。



2006年01月25日(水) 1949年 さとう宗幸 岐阜県で誕生

1949年1月25日
シンガーソングライターさとう宗幸
岐阜県可児市で誕生

さとう宗幸というと
青葉城恋唄から
仙台の人と思っていましたが
生まれは岐阜だったのでしゅね。

2歳で宮城県に移ったということでしゅ。

さらに意外なのは
栃木の立松和平作詩で
「四万十の青き流れ」という
名曲を作っていることでしゅ。

L.A.S.Ponderこの曲は
国鉄広島ナッパーズのCDで
聴きました。

四万十の清流もかくやと思われる
ほのぼのとした曲でしゅ。



2006年01月23日(月) 1847年 アルフォンジーヌ・プレシ没、23歳

1847年1月23日
椿姫のモデル
アルフォンジーヌ・プレシ
Alphonsine Plessis没、23歳。
 1824年1月15日誕生

通称マリー・デュプレシ
Marie Duplessis
アレクサンドル・デュマ・フィスの
小説「椿姫」のモデルとなった
高級娼婦でしゅね。

享年23歳
はかない人生でしゅね。
でも長生きしても
いいこと無かったかも知れないでしゅ。

去年11月
DVD 椿姫 1937年製作
ジョージ・キューカー監督
グレタ・ガルボ主演で
観ました。

華やいだ生活も
所詮は売春人生。
ガルボのはかなさが
胸にしみました。

原作の小説は
若い頃読んだきり。
読み直す気力が
今のところ起こりません。

ヴェルディのオペラも
未見。
こちらは
いつか
観てみたいでしゅ。



2006年01月22日(日) 1996年 山口智子 暴漢に襲われる

1996年1月22日
女優 山口智子が
自宅マンションの玄関で
暴漢に襲われる。

10年前の今日
そんなことがあったのでしゅか。
完全に
ゴシップ、三面記事でしゅね。

栃木市にある
ご実家のホテル鯉安も
後継者難で廃業。
淋しい限りでしゅ。

栃木市に行くたび
よく前を通りましたが
ほとんど利用することはありませんでした。

あのホテルは
どうなるのでしょうか?

ところで
山口智子といえば
テレビドラマ「ロング・バケーション」
でしゅ。

ロング・バケーションの再放送
ビデオにエア・チェックして
保存してあるのでしゅが
時間がなくて
見直すことができません。

その山口智子も
もう41歳。
最近のテレビでは
時々CMで
お目にかかるだけで
ちょっぴり淋しいでしゅ。

あの明るい笑顔を
もう一度観たいでしゅ。



2006年01月21日(土) 2006年 ノネット・パイパーズ第21回演奏会

2006年1月21日
Nonette Pipers Ensenble
第21回定期演奏会
栃木県総合文化センター
サブホール
を聴く。

プログラムは
ベートーヴェン作曲
 木管八重奏曲変ホ長調
カーツ・シュターミッツ作曲
 管楽四重奏曲変ホ長調
リゲティ作曲
 六つのバガテル
モーツァルト作曲
 セレナーデ第11番変ホ長調

木管の重奏
久々に聴き
堪能。
しみじみ納得。

ベートーヴェンでは
あまりに気持ちよさに
眠気も催すほど。

リゲティは
現代作曲家でしゅが
時々の不協和音の炸裂で
不快でしゅ。

気持ちよくなるために
コンサートに来ているのに
不快な和音を聴かされるのは
どうもでしゅ。

一転モーツァルトでは
快感の連続。
アマデウスの天才
爆発でしゅ。
リゲティの不快感は
一気に解消。
リゲティは
モー様の引き立て役か。

八重奏なのに
Nonetteとはこれいかに?

メンバーは20名ほどの大所帯。
よくこれだけの
木管奏者を
集めました。

アンコールは
総勢20名で
ミュージカル「王様と私」から
Shall We Dance?

聴衆は30名ほどと
ちょっぴり淋しいでしゅ。

今年は
モーツァルト・イヤー
器楽曲も
堪能することにしましゅ。



2006年01月19日(木) 1787年 モーツァルト作曲 交響曲「プラハ」初演

1787年1月19日
モーツァルトの交響曲第38番
ニ長調K504「プラハ」
プラハで初演

モーツァルトを終始
支持していたプラハ市民。

悪妻にして愛妻の
コンスタンツェをつれて
プラハを訪れた
モーツァルト。

ウィーンでは
思うとおりの
支持が得られなかった
モーツァルトでしたが
プラハの市民は
暖かく彼らを
迎えましたとさ。

この日
モーツァルトは
前年に作曲した
交響曲第38番を
ひっさげ
自分自身の指揮で初演。
大好評でしたとさ。

めでたしめでたし。

ジュピターばかり聴いている
L.A.S.Ponder
最近この曲を
聴いていませんでしゅ。
第3楽章メヌエットがないのも
ちょっと物足りない理由かもしれません。

近いうちにまた
聴くことになるでしょう。



2006年01月18日(水) 辻邦生文 木之下晃写真 my Mozart

辻邦生文 木之下晃写真 
HANDY MUSEUM
my Mozart
小学館 1991年
読了

宇都宮市立図書館で借り
あっという間に
読み終えてしまいました。
と言うより
写真集の感じで
すぐに観終えてしまいました。

いやあ
写真がすごいでしゅ。

モーツァルトゆかりの
教会、歌劇場
木之下晃のアングルが
すごい。
広角レンズを多用して
迫力を出していましゅ。

見ごたえのある
写真集でした。

モーツァルトの
足跡を巡る
旅がしたいでしゅ。



2006年01月15日(日) 2006年 グローリア クワイアーvol.14始動

2006年1月15日
グローリア アンサンブル&クワイアーvol.14
説明会in栃木県教育会館

今年の
グローリア アンサンブル&クワイアーは
モーツァルト生誕250年記念ということで

ザルツブルクのモーツァルト
ミサ・ソレムニス K337
ヴェスペレ K339
を取り上げることに。

ザルツブルク時代の最後を飾る
2大名曲楽しみでしゅ。

L.A.S.Ponderも
前年度準備委員を務めた関係で
30分早く
販売用の楽譜を持って
栃木県教育会館へ。

びっくり
13年勤めた代表が降板
やはり13年アンサンブル(オーケストラ)を
演じていた栃木県交響楽団メンバーの
不参加。
どうなっているのでしょうか?

ともあれ
音楽監督、指揮者
実行委員などは
例年通り。

数十名の新メンバーで
新年度グローリア クワイアーが
集まる。

さあ11月12日
栃木県総合文化センターの
コンサートに向けて
始動でしゅ。

L.A.S.Ponderの
ハンドルネームの
由来となった
Amadeus。
今年1年
アマデウス三昧
楽しみでしゅ。



2006年01月14日(土) 1900年 歌劇トスカ初演

1900(明治33)年1月14日
プッチーニのオペラ「トスカ」が
ローマのコンスタンツィ劇場で
初演。

L.A.S.Ponder
3年前
グローリア アンサンブル&クワイアーで
プッチーニの
「グローリア・ミサ」を
歌った年
トスカのビデオ観ました。

悪辣な警察長官スカルピアはじめ
主役3人が皆
死んでしまうという
大悲劇でしゅ。

同じプッチーニの
歌劇ラ・ボエームより
見ごたえがありましゅ。

そうそう
グローリア アンサンブル&クワイアーの
演奏会では
アンコールに
「トスカ」の中で歌われる
テ・デウムを歌ったのでした。

合唱曲としては
おもしろい曲では
ありませんでしたが
お客様の受けは
よかったようでしゅ。



2006年01月12日(木) 1945年 作曲家 三木たかし 東京で誕生

1945年1月12日
作曲家 三木たかし 東京で誕生

膨大な数の歌謡曲を
量産していましゅ。

L.A.S.Ponder
お気に入りは
阿久悠作詞、三木たかし作曲
「乙女のワルツ」
歌 伊藤咲子
でしゅね。

伊藤咲子最後の
大ヒット曲だったと思いましゅ。

悲しい歌詞の
失恋ラブソング。
せつないでしゅ。
伊藤咲子
熱唱でしゅ。

思い出しても
涙ものでしゅ。

阿久悠作詞、三木たかし作曲
のコンビは
このほかにも
何曲か伊藤咲子の歌を
作っていたはずでしゅ。

懐かしいでしゅ。



2006年01月11日(水) 1998年 劇作家 矢代静一 没、70歳

1998年1月11日
劇作家 矢代静一 没、70歳。
 1927年4月10日 誕生

L.A.S.Ponder
彼の作品は
どこかで見たはずでしゅが
思い出せません。

日本演劇界の
重鎮であることは
間違いありません。

彼の子どもで
女優の毬谷友子の
芝居は観たことがありましゅ。

確かに父親の
演劇に対する
感性を受け継いでいるばかりでなく
天性の美貌も
持ち合わせて
観る人の
心を虜にする
ものを持っていましゅ。

最近は演劇を
観ていません。
観たいでしゅ。



2006年01月09日(月) 1919年 作詞家 西沢爽 誕生

1919年1月9日
作詞家 西沢爽 誕生
 2000年7月19日没

この人については
ほとんど何も
知らないのでしゅが
L.A.S.Ponder子どもの頃
はやった歌謡曲に
「青春の城下町」1964年
という曲がありましゅ。

この曲の作詞をしたのが
西沢爽でしゅ。
作曲は遠藤実
歌は梶光夫


流れる雲よ 城山に
のぼれば見える 君の家
灯りが窓に ともるまで
見つめていたっけ 逢いたくて

甘いメロディ
甘い歌詞
なんとも青春でしゅ。

恥ずかしながら
L.A.S.Ponder
一人カラオケで
この曲歌うことがありましゅ。



2006年01月08日(日) 2006年 エリック・ベルショ演奏会

2006年1月8日
エリック・ベルショ
ピアノエレガンス
栃木県総合文化センター
サブホール

フランス屈指のピアニスト
とチラシの宣伝文句。
L.A.S.Ponder
初めて聞く名で
そんなピアニスト
居たんかい?

何でも
パリ・コンセルヴァトワール
一等賞とか
輝かしいコンクール歴とか。

チラシからして
チラシ寿司のような
メニューを想像してましたが
そのとおりでした。

第1部
いきなりトルコ行進曲、
英雄ポロネーズ
ラ・カンパネラ
などなど
通俗名曲の
オン・パレード

最後は
サン=サーンスの白鳥
カルメン メドレー
ラヴェルのボレロ
とフランス物で
決めました。

第2部は
ビートルズ・メドレーをはさんで
太陽がいっぱい
シェルブールの雨傘
風のささやき
など
フレンチポップスの数々。

まるで幕の内弁当か
お子様ランチでしゅ。

しかし
通俗名曲を
しっかり聴かせるところは
さすが芸達者でしゅ。

サービス精神もたっぷりで
アンコールは3曲。
アンコールの最後は
お子様ランチのきわみ
子犬のワルツでした。

リラックスして
楽しめるコンサートでした。
L.A.S.Ponder
一番よかったのは
第1部中盤の
モーツァルト
3大オペラメドレー
でした。

3000円の
幕の内弁当
決して高くは
ありませんでした。



2006年01月07日(土) 源氏研究 第2号

三田村雅子、河添房江、松井健児編集
源氏研究 第2号
翰林書房 1997年
やっと読了。

恭子さまの
お勧めで読み始めた
源氏研究

第2号は
去年の前半より読み始め
少しずつ読んでは止め
ようやく読了。

すごい重量感でした。

第2号の特集は
「身体と感覚」

松井健児の「柏木の受苦と身体」
三田村雅子の「濡れる身体の宇治」などが
印象的でした。

源氏研究はすでに
第10号まで刊行されていましゅ。
引き続き他の号も
読んでいきたいものでしゅ。



2006年01月05日(木) ルイ・アラゴン著 フランスの起床ラッパ

ルイ・アラゴン
Louis Aragon著
大島博光訳
フランスの起床ラッパ
LA DIANE FRANCAISE
新日本文庫
新日本出版社
1980年
再読

新春にふさわしいかどうか
迷うところでしゅが
感動的でしゅ。

ナチ占領下のフランスで
レジスタンスの
精神的支えとなった
力強い詩の数々。

昔読んで感動した
ストラスブール大学の歌

「教えるとは 希望を語ること
 学ぶとは 誠実を胸に刻むこと」

愛と抵抗の詩人
今なお新鮮でしゅ。



2006年01月04日(水) 2005年 版画に見る印象派

2006年 
版画に見る印象派
 陽の当たる午後、天使の指がそっと・・・・・・展
主催 宇都宮美術館
企画 谷口事務所 
協力 アトリエmmg、板室観光ホテル大黒屋
会期 2005年11月3日〜2006年1月22日

仕事の合間に
宇都宮美術館へ。
印象派の版画でしゅか。

昔バルビゾン派の
版画展は見たことがありましゅが
印象派は初めてでしゅ。

時間がなくて
半分しか観られませんでしたが
見覚えのある
ジャン・フランソワ・ミレーの
落穂ひろいや
ラトゥールの
ワグナーの楽劇に取材した
版画など
たっぷり堪能しました。

光と色彩の印象派という
印象でしたが
モノクロームの版画も
捨てがたいものが
ありましゅ。

それにしても
ドライポイント
エッチング
気の遠くなるような
作業でしゅ。

印象派本丸の
版画はいずれ
後日ゆっくり
鑑賞することにしましゅ。



2006年01月03日(火) 池田亀鑑著 源氏物語入門

池田亀鑑著 
源氏物語入門
現代教養文庫176
社会思想社 
昭和32年初版第1刷
昭和53年初版第40刷
読了。

入門とはいえ
細かい字で
びっしり。
読み応えありましゅ。

解説には
おのずから著者の
源氏物語観が
あふれて来ましゅ。

50年近く前の書物とはいえ
現代の源氏物語観に近く
特に女性がさまざまに
活躍するさまに
着目している点は
注目させられましゅ。

新年最初の読書が
源氏に関する書物ということで
今年は
源氏関係の
読書
さらに加熱する予感が
しましゅ。


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