鶴は千年、生活下手

2016年08月16日(火) もくもくと

いつも朝は早く起きる。
たいてい4時には起きているので、オリンピック中継も朝からの
ものをよく見ている。
体操も真剣に見ていた。
夫も息子も寝ているので、音量はゼロで見ている。
静かに静かに興奮して、応援している。
朝の連ドラを見終わると、今度は競泳だとか卓球だとかを見たり、
午前中いっぱい、オリンピック漬けである。

わたしのような、努力が苦手なというか嫌いな人間でもわかる、
選手や関係者のたゆまざる努力。
努力できるのも才能だというが、好きだからこそできる努力。
好きでも努力できないわたしがいうのもなんだが、それほどまで
に好きになれるものに出会えたことは幸せだろうとも思う。

努力を惜しまぬほどに好きなことに出会えていなかったからなの
かどうかはわからないが、普通に学校でがんばって練習してでき
るようになるという体験もあまりない。
学業は、小中学校では努力しなくても成績が良かったので、高校
に行って努力が必要になった途端に、ついていくのが大変だった。
体育の授業だって、逆上がりは結局できないままだったし、走る
のも遅いままだった。
球技やバドミントンや縄跳びは何故かうまかったので、そういう
種目がある学期は体育の成績が良かった。
しかし、走るのが苦手というのは、どの競技でも上達の限界が来
てしまうものだ。

結局、人生で精一杯の努力をしたのは、出産のときだけだと思う。
子育ては、年がら年中精一杯では、続かないものだから、心がけ
は精一杯しているが、体力面では手を抜いていることも事実。

自然と、息子に対しても精一杯の努力は求めないことが多い。
無理はするなと言ってしまう。
感覚過敏は、他者であるわたしにはわからないが、きっとつらい
ことも多いと思うので、無理強いはしないようにしている。

努力で克服できるものとそうでないものとの区別はつけないと。



2016年08月10日(水) ぼけーっとしてる間に

あっという間だ、夏休みなんて、と思ってしまう。
たぶん、息子の中の心の声も同じかと。
梅雨明けまでは涼しい日もあって、それなりの意気込みもあった
ようだが、梅雨明した途端の暑さでもうぐったりなのである。

とりあえず、ぷらむの歌集用の原稿を仕上げて送った。
結局は新作にしなかったことに若干の後悔をしつつも、ぷらむの
歌集だからぷらむの作品でまとめることにした。
新作が連作として成り立つようになるには、まだまだな気がする。

夏休みに入って、すぐの週末、近所のお祭りに友人達と出かけた
息子。
暗くなってもなかなか帰ってこないので、どうしたのかと思って
いると、8時近くになって帰宅した。
ビンゴ大会に参加したら、進行に時間がかかって遅くなったと。
ビンゴ大会が6時からなので、それに参加すると決めた時点で、
遅くなるのは決定事項だったように大人のわたしは思ったのだが、
中1ではそこまで考えは及ばなかったらしい。
たぶん、友人宅でも遅くなったことで、注意されているんだろう
なと思った。

翌週は、友人達とアニメ映画を見に行ってきた息子。
映画の時間を決めるとき、わたしが上映時間を調べたので、帰宅
時間は予想できていたが、仲良し君ちには、集合時間しか連絡が
いっていなかったようで、帰宅後、お母さんから遅くなったこと
について、電話がきた。
そうか、お母さんに上映時間を伝えなくてはならなかったなと、
息子ともども反省した次第。
次はちゃんと帰る時間を決めて、家の人に伝えてから行くことに
しないとねと話し合った。
自分だけではなく、同行する友人達みんながそうでなくてはなら
ないことだねと、確認。

ぼけーっとしていると、いろいろ抜ける。


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市屋千鶴 [MAIL]