鶴は千年、生活下手

2015年03月19日(木) 上野東京ラインに乗りたくて

昨日は、午後から電車乗りに出かけた。

月曜日に薬の服用を忘れて、「短縮授業だからか、ウキウキして
いました。」と連絡ファイルに書かれた。
火曜日は、今年度の給食最後の日だったので、息子のアイデアで
は、5年生がごちそうさまをするときに6年生に給食への感想を
言ってもらおうと思っていたらしい。
しかし、先生にも支援級の仲間にも誰にも言っていないことだっ
たので、ごく普通に日直さんがごちそうさまをしてしまった。
それが気に入らなくて、その1学年下の日直さんに八つ当たりを
してしまい、叱られて、自分なんていなければいいと言い出して
クールダウンするのに時間がかかったからと、先生が送ってきて
くれた。

息子は、イライラの原因がその時は分からなかったのだと思うが、
わたしに説明するうちに、何を考えてなぜ腹が立ったのかがわか
ってきたようだった。
イライラしやすくなってきたかなあと、電車乗りを希望したのだ。

短縮授業で給食がないので、昼には帰ってくる。
そそくさと出かけて、昼マックで電車に乗った。
代々木上原から千代田線で北千住まで行き、北千住から上野東京
ライン直通の常磐線で品川まで。
贅沢してグリーン車に乗った。
北千住で、常磐線の新しい特急を写真に撮った。
東京駅で、隣のホームに北陸新幹線が停車していて、それも写真
に撮ることが出来た。
品川からは、上野東京ラインからの直通の東海道線で小田原まで。
これまた贅沢にもグリーン車に乗った。(2階席)
小田原からはロマンスカーで本厚木まで来て、そこから各停。
夕食は、バーミヤンだった。
なんか贅沢な半日。

なにしろ電車に乗ること自体が目的なので、途中で到着した駅で
改札を出たのは北千住だけだった。
一応、いったん改札を出たというだけのことで、出てすぐに入る
のである。(料金をきちんと払う為のもの。)
料金は安くはないが、きちんとするのが鉄則。

母としては疲れたが、新しい電車を見るのは嬉しい。
息子もかなり楽しそうだった。
北陸新幹線を写真の撮ることが出来た時は、もっとはしゃぐのか
と思ったが、薬を飲んでいるせいか表面的にはにんまりしている
という感じだった。
しかし、言葉は激しく喜んでいることを物語っていた。
「すっげーテンション上がってるんだけど。」だって。(笑)

わたしの方は、夜中に足がつったりしたので、疲れは残っている
が、息子が楽しければそれでいいのである。



2015年03月15日(日) なかなか

ぷらむ短歌会の3月歌会のお題は「水」。
なかなか作れない。
本音で困ってる締め切り日。



2015年03月09日(月) 満足感

卒業シーズン。
息子は5年生なので、送る側として卒業式に出席する。
先週から卒業式の練習が始まった。
2時限を使っての体育館での練習は、結構きついのではないかと
思うが、なんとか参加できているようだ。

また、先週は個別療育の日もあり、一生懸命考えた息子である。
思いついたことを、言うべきかどうか迷っているときは表情でわ
かるのだが、どんな思いつきでも君の意見を否定したりしないか
ら言ってごらんよと促して発言できた。
ちゃんと期待通りの答えを思いついていたのだが、それは学校に
通う立場としてだめなんじゃないかと思ったようだ。
でも、それもありなんだよと、臨床心理士の先生に認められて、
ほっとした様子だった。

頑張ったり楽しんだりしたあとで、帰りにココイチを見つけた。
行ったことが無かったので、二人でチャレンジ。
普通盛りだとご飯の量が少し多いように感じたが、わたしも息子
も食べきってしまった。
息子はチーズ入りハンバーグが乗っているのを食べたのだが、す
っかり食べきって、帰りの電車で気持ち悪くなったりしないかと
なんども念を押す母であった。

大丈夫大丈夫と、最寄り駅まで帰ってきて、いつものように電車
を降りてから、通過電車を見ようとホームのベンチに座っていた。
なんと、息子が見たがっていた電車が通過した。
既存の型式のリニューアル版の車両なのだが、今のところ2編成
しか運行していないらしく、見かけるのはほんとに珍しいことな
のだった。
興奮気味の息子、目がキラキラしていた。
今日はいいことがたくさんあったと満足げであった。

初めてのココイチとか、始めた見た電車だとか。
二つくらいなのにたくさんだと感じたのは、始めた見ることがで
きた電車の満足度がすこぶる高かったということなのだろう。

たった一つのことでも、一日の行動の終わりにいいことがあると
人は満足感を得ることが出来るのかもしれない。
そういえば、息子がまだほんとに小さかった頃は、お風呂に入れ
て一日の最後に息子を寝かしつけるときが、一番ほっとする時間
であり、満足感の高い時間だったなと思う。

一日の始まりはもちろんなのだが、一日の終わりを大切にしたい
ものだ。


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市屋千鶴 [MAIL]