鶴は千年、生活下手

2006年11月21日(火) 保育のこと

思い立って保育園のこととか、幼稚園のこととか、近辺の情報を
検索してみた。
いろいろ見てみたが、それ以前に一年後には自分がどんな病状に
なっているのかわからないという問題があった。
それ次第で、幼稚園なのか保育園なのかが決まるのである。
つまり、今からあれこれ考えても始まらないってことだ。

来年の夏を過ぎて、自分がどこまで悪くなっているのか。
透析になってしまえば、それはかえって日常生活のリズムが決ま
るということであり、その直前の状態であれば日常生活にも支障
が出ているということなのである。

まったくもって、面倒な体だ。
急に病気になるのであれば、それは仕方の無いことで、その時は
その時で対応するしか無いのだろうが、半端に先が読めそうであ
るだけに面倒なのである。

しかし、やはり、来年になってみないとわからないのだった。
保育園なら決まっているし、幼稚園も候補はしぼっておいた。
とにかくまあ、あとは様子見である。



2006年11月19日(日) 短歌の日

今日は短歌会の日。
お題「月」で題詠三首。

 月までの道を教える ふるさとへ向かう列車を伝えるように(市屋千鶴)

 満月に背中を向けてしゃらしゃらと光る尾花の沢を夢見る (市屋千鶴)

 月極の契約をした関係のように医師から資料をもらう(市屋千鶴)

一首目。
月までの距離と、ふるさとまでの距離。
物理的には大違いだが、精神的な距離は同じくらいなのではない
だろうか。
月までは行くことは出来ないけれど、どういう手段で行くのかは
知っている。
ふるさとへは何度も帰省して行き方は熟知しているが、いろんな
事情で行くことが出来ない。
行くことが出来ないことだけが、共通点なのである。

二首目。
出身地の山形県尾花沢市を詠んだもの。
生まれた村のほとりには丹生川という川が流れており、その河原
にはすすきがたくさん生えていた。
すすきを見ると、あの川を思い出す。
今は生家も無いあのふるさとを思い出す。
満月は見事だが、満月を見るのではなく、その満月が照らし出す
ものを見る。
そのために、あえて満月には背を向けるのだ。

三首目。
「関係」という言葉は不要だという意見をいただいた。
「月極の契約をした関係」という言葉が待合室で浮かんで、もう
そこから離れられなくなった。
あとは字数合わせになってしまったのである。
説明的だとは思ったが、「月極の契約をした関係」と「医師と患
者の関係」という全く異なる関係を、自分の中でリンクさせてし
まった瞬間の気持ちを反映させたかった。
難しい。

次回は来年の1月。
メリークリスマスよりも先に、良いお年をという挨拶を交わして
しまうメンバー達だった。(笑)
次回のお題は「映画」。
こりゃまた、こまった。



2006年11月12日(日) サイズ変更

今日は、三人で湘南台まででかけた。
ダイエーの3階のゲームコーナーでボーリングなどで遊び、母は
西松屋で息子のズボンを買ったりしてきた。
帰り道、ダイエーの横にある「コロちゃんコロッケ」の前で息子
は、「コロッケ食べる〜〜!」と大声で騒ぎ、コロッケを1個だ
け買って駅前で食べさせる羽目になった。
昨日、夕方に寝てしまい、24時頃まで起きていながら、いつも
のように7時過ぎに起きたので、今日は寝不足ぎみで抑制がきか
なくなりやすいのだった。
いつも、出かけた帰りに疲れたり眠くなったりおなかが空いたり
すると、走り出したりして抑制が利かなくなってしまうのだが、
今日は出かける時から、ややその徴候があったので、仕方が無い
なとコロッケを買ったのだった。
でも、たしかにおいしいコロッケなので、少しもらった。(笑)
帰宅するとほんとに眠そうで、しかし頑張って起きていたのだが、
夕飯を食べてお風呂に入ったら、お風呂の中で寝てしまいそうに
なり、夫は笑いながらわたしにもぐちゃんを手渡した。
体を拭いてパジャマを着せたら、さっさと布団に入り、5分もし
ないうちに寝てしまったのだった。

いつも思うが、夫と二人の夜は長い。
出産後、一旦は痩せてくれたこの体だが、もぐちゃんが普通の食
事をするようになってからというもの、増える一方である。
毎月、というか通院日の度に500グラムとか増えたり増えなか
ったりである。
全体が太ったというよりも、腹部が重点的に太ってしまったので、
洋服を選ぶのが大変なのである。
妊娠で腹筋が切れてしまったものを、戻すことが出来ないままに
現在まで至っており、おまけに腎臓の辺りを締めると気持ち悪く
なるので、あまり締めないでくらしているため、全く締まりのな
いおなかになっているのである。
非常にまずい状況で、今日はもぐちゃんが寝てから、おもむろに
ブラックフォーマルを着てみたら、おなかの部分がぴっちしして
いて、まるで妊婦なのであった。
そのうえ、着用した状態で正座はできるがおじぎができない。
これでは使い物にならない。
あわててブラックフォーマルをオンライン注文したわたしなので
あった。

それでも、今のワンピース+ジャケットは、今後のために確保し
ておく予定。
この先、病気が進んで食べられなくなった時に、必要になるかも
しれないから。

それにしても、これまでサイズが変わる度にいろいろと買い替え
たり捨てたりしていたが、これからはどうしたものか。
どれを処分していいのか、どんどんわかりにくくなっていく。
ああ、なんてこった・・・・(ふ〜)



2006年11月10日(金) クロス

最近、わたしがはまっているものは、今頃ですかという感じだが
「クロスワードパズル」である。
夫が100円ショップで買ってきた、お手軽版である。
そんな時間があれば本を読めばいいのに、なんだかやってしまう。
漢字のナンクロなど始めると、やめられなくなるのである。
困ったものだ。
とはいっても、もぐちゃんが起きている間にはできないので、寝
てから一人でいる時間にやっている。

今日も、短歌会の詠草をメールしてこの日記を更新したら、また
始めるのである。
溜まっている未読の本を読まなくてはと思いつつ、手軽な方へと
進んでしまうのは、昔からの怠け癖の現れであろう。



2006年11月05日(日) コテン

この三連休、父親と遊び回ってコテンと寝てしまうもぐちゃんな
のだった。
今日は21時半頃だったが、昨日や一昨日は19時過ぎに寝てし
まったのである。
今朝は7時に起きて、「かいけつゾロリ」と「ボウケンジャー」
を二人で見た。
その後はいつものように電車遊びをして、夫が起き出すまでの時
間を過すのである。
文化の日には、DVDを借りに行って帰ってきたのだが、いたる
ところで引っかかって遊びながら歩くので、夫が呆れて笑ってい
た。
昨日は、夫と二人で出かけたのだが、ずっと電車に乗ってばかり
だったようだ。
今日はDVDを返しに行き、やはりいたるところで引っかかりな
がらの行程は、早く歩けないわたしにはちょうどいい早さである。
帰りは小田急相模原から帰り、食事をして、バスに乗りたいと訴
えるもぐちゃんの要望の答えて、バス停2つだけバスに乗った。

先週の通院日の検査で貧血が進んでいたので、貧血対策の注射を
2週間に一度の割合で打つことにした。
東芝林間病院には頼めそうにないので、バスでもぐちゃんと通う
事になるだろう。
だから、もぐちゃんがバスに乗りたいと言った時に乗せてみた方
がいいと判断して、行く当ての無いまま乗ったのだった。
とりあえず、今月の注射の日はもぐちゃんを預かってもらい、ど
れくらいの待ち時間になるのか様子を見てみようと思う。
それによっては、一人で子供連れでもなんとか時間を過ごせるか
もしれないから。

病気の進行は止められないが、せめて貧血だけでも楽になればと
思うのだった。


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