雑記帳

2002年02月26日(火) 花面祭  (まか不思議ティスト)

花面祭  山田正紀 著  1995/1/25 中央公論社

華道  家元と 4人の娘 (春夏秋冬 を 象徴)
娘たちの消失 輪廻転生

舞台は40年後に  時期家元と 4人の特別師範(春夏秋冬)

『しきの花』 とは? 四季? 死期? それとも?

華道のせいだろうか。 赤江瀑のイメージがつきまとい 山田の作品とは。。。
婦人口論に掲載された作品に 加筆したせいだろうか。 もりあがりが いまいち
おおがかりな 仕掛けもないし。。。

評価 △ (山田というので 期待しすぎたため) 



2002年02月25日(月) CROOK 1 (化け物)

CROOK 1 藤木 稟  幻冬舎文庫 2001/10/25

暴かれようとする過去 隠しきれない狂気。 背後に忍び寄る恐怖と謎だらけの展開。

僕は 不思議なペット X を 飼っている。

偏見かもしれないが なんで 幻冬舎文庫は 軽いんだろうか?
上と外の ときも おもったが  連載を 文庫でやってるだけではないか?
連載ものの 悪い点は 焦点がしぼれないこと。 山場が つくれないとこであろう
だらだらと 続く。。だけで。。 だから どうした? というのが 正直なとこである。

評価 △ (まだ イントロだけのため。。。ぜんぶ この調子だったら。。)
 



2002年02月23日(土) 妖星伝 (SF伝奇)

妖星伝 7 半村 良 著    講談社 1993/3

6は 81年刊 ここで おわったと思いこんでた。
で 今頃読んだわけだが。
もともと 妖星伝は 生命とは なんのため?
          進化とは? 
          なぜこのような 地獄のような 星ができたのか?

という テーマを エロまじりで かいた 伝奇だった

6まで きて SFだったんだなぁ。。。 と 実感 
で 7は 禅問答をしながらの 宇宙論であった

6までの 内容をフォローしながらの 7 。。。 SF好き以外にはすすめられないかな?  
また 再読することになるだろう(もう 忘れた。。細かい内容。。)

評価 ○ (なつかしすぎ。。。)



2002年02月22日(金) 覇者の誤算 上下 (経済)

覇者の誤算 上下 立石泰則 著  日本経済新聞社 1993/6/30
日米コンピュータ戦争の40年

(風の中のすばる♪)
(砂の中の銀河♪)
(みんな何処へ行った 見送られることもなく♪)

この人の作品を読んだのは2作目だが 妙に読みやすい。
苦手分野のはずなのに なぜ?

〜だった。 〜があった。 〜を聞いた。

語尾が プロジェクトXの ナレーションと重なるせいだろうか?
主観をまじえた語り口が 似てる。

内容に関しては 副題そのまんま 
覇者(IBM)と モスキートとよばれた日本コンピュータ製造業界との
戦いを 書いた物である。

(つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を♪)
(つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう♪)

評価 ○ (意外なほど よみやすかったため)



2002年02月18日(月) ルネッサンス (経済)

カルロス・ゴーン 著 再生への挑戦 

日産自動車社長 兼 CEO(最高経営責任者) の 半生記

感想 ふーん  



2002年02月17日(日) 「しるし」の百科 (雑学)

荒俣 宏 著

「しるし」
印 掲 旗 表 章 祥 徴 標 識 験

例<ライオンの寓意>
   ★丘とライオン-->丘=天国
           ライオン=キリスト
      (ナルニヤ国物語の アスラン(ライオン)は いつも 丘にいる 
       そして 見守り 導くだけで 決定的な 行動は とらない 

なにげなく とおりすぎてた 描写が キリスト教世界を 暗示してたのかな。。
しらなくても 面白い話ではあるが 視点をかえるために もうちょい
調べてみたいと思った。

異なる文化における暗黙の了解を 知ることは楽しい。
まやかしの風景画、 フランドルの呪い絵も 寓意を読みとる力があれば
さらに おもしろかったであろう。

他に参考となるもの 天使の美術と芸術  悪魔の美術と芸術  利倉 隆 著



2002年02月16日(土) 鏡の中は日曜日 (ミステリ)

殊能将之 著 講談社ノベルス

館 密室 名探偵 ワトソン 作中作 叙述

本格の要素てんこもり これでもかというくらい はいってる。

梵貝荘 この名前がいい。 
以前読了した旅情ミステリに栄螺堂を 舞台にしたのが あったが 螺旋の密室というのは ムードがあって いい。

焦点がしぼりきれてない、 伏線はりすぎ  でもまぁ 楽しめた



2002年02月15日(金) タイトルの魔力 (雑学)

佐々木健一 著    作品・人名・商品のなまえ学

名は体をもとめる  妙に納得 
 
負のイメージの タイトルも 最近はよくみる <邪魔 鬼子
説明てきなものより インパクト 強し

この本は 芸術・美学の タイトルについて を 中心にかいてあったが
ふむふむと 納得しながら 楽しめた



2002年02月14日(木) 本当はこわい普通の人たち (とんでもばなし)

香山リカ 著

薄い。。。薄すぎ。。。100ページない。。  中身も何じゃこりゃの世界
借りた本じゃなかったら これも 投げていそうだ。。。
でも 今本を読む気力がないので これぐらいしか読めない。。。
で またまた減退。。。 

毛色のちがったのを 持ち歩こう。。 って 常に2,3冊持ち歩いてるなぁ。。



2002年02月11日(月) 声に出して読みたい日本語 (朗読)

斎藤孝
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/

はまった はまった 
音読から離れて **年  小学校以来だろうか。
特に「リズムテンポにのる」がなんともいい。 
『じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ。。。』 
『。。。。ぎやていぎやてい、 はらぎやてい、 はらそうぎやてい、 ぼうじそわか はんにやしんぎょう』

一冊手元に置いておきたい本である。  でも 二冊目がでても いらない。


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