MrsMの観劇日記
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2005年08月10日(水) 「劇場版ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」

 期待度 ★☆☆☆☆  満足度 ★★★★☆

 いいかげん飽きてきていたポケットモンスター、それだけにまるで期待しておらず、睡眠不足でもありましたので、すっかりお昼寝をするつもりでおちびにおつきあいいたしました。
 ところがですね。どしょっぱつから引き込まれてしまったんだな(^^;
 あのファンタジックな作りは最近の洋画の影響かな。大軍勢の衝突シーンは「ロード・オブ・ザ・リング」、「ハリーポッター」も少々混じってそうです。ついでに「スターウォーズ」も入っているなぁ。
 シリーズを重ねるごとにスケールダウンする悪役にも「うーん」と思っていましたが、今回は基本的に悪役なし。それがよかったかな。

 中盤、少々だれる部分もありましたが、ま、幼児のお子さまにも理解できるようにしようとするとあの程度の展開でしょう。

 個人的に、「なぜ?」系せつなさは大好きなのです。
 信じていた人の信じられない行動。それに対する「なぜ?」。
 多くの場合、その答えを知ったところで救われるわけではなく、むしろ知らない方がいい。それでも問わずにいられない「なぜ?」
 うーん、素敵(笑
 ま、お子さま向けですのでね、その問いに対する答えはひねりもなく素直で、もちろん問うた人も相手も救われるもの。大人だったら冒頭で読めてしまう答えです。
 なのに、うるうるしてしまうわたしは単純です♪
 いやぁ、ポケットモンスターで泣けるなんてけっこう得な性格?

 大人同士のデートコースにはお勧めできませんが(あたりまえだ)、お子ちゃまの付き添いで見るのならまあ楽しめるかなという作品でございました。

 書き忘れていたけど、画像は相変わらずの酔いそうなものでした、、あれ、やめて。。。



2005年08月02日(火) 「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」

期待度 ★★★☆☆  満足度 ★★★★☆

 スターウォーズには特に思い入れのないわたしでも、ラストにはちょっとじーんとしてしまいました。まさに、伝説の完成です。
 1・2に比べて話も分かりやすかったし、映像もすごかったし。
 青年アナキンは好きじゃないけれど、あそこまでぼろぼろになるとちょっとかわいそうだなぁ。。

 今回見ていて思ったのは、師弟関係の難しさ。
 オビ=ワンってね、師としてはちょっと頼りない感じがしました。もしも彼がもっとがっちりと「師」をしていたら。彼がもう少し歳を重ねていたら。そんな風に思ってしまう。
 オビ=ワンはとても好きなんですけど。
 オビ=ワンとアナキンの関係は劇中でも何度か出てくるように兄弟です。でも、師弟関係の基本は親子でしょ。兄弟関係と親子関係、似ているようでまるで違う。そのあたりもアナキンがダークサイドに墜ちた原因にもなっているんじゃないのかなと邪推いたしました。

 しかも、オビ=ワン、とどめを刺さないし。。。
 あのまま取り残される方がとどめをさされるよりも辛かったろうな、と思います。

 しかしこのラスト、スターウォーズを見ていない人には「なんのこちゃ?」的なラストですね。
 え、そんな人はいないだろうって?
 いるんだな、これが。例えば、わたくしの母君。
「ね、あれってまだ続くの?? 最後、よくわからなかったんだけど?」
……うん。もうすでにできてるからレンタルでもして見てね。


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