期待度　★★★★☆　　満足度　★★★★★

　これ、ずっと見たかったのです。
　始まった途端、夫が一言
「お前の好きそうな、あほそうな映画だなぁ」
　あほそうな映画が好きで悪かったわね。
　深刻ぶった名作調の映画なんて所詮それだけのものよ。こういうＢ級っぽいのにこそ、隠れた名作があるんだから。

　しかし、男子高校生というのはばかっぽいぐらいがかわいいなぁ。
　シンクロしているシーンを見て、つくづく思いましたわ。かわいいよ、みんな。
　大体、こんなあほなことをできるのって若さの特権でしょ？　恥をかくのを恐れないで、思いっきり楽しまなくちゃ。
　ま、わたしがやるのはいやだけどね（笑）

　見終わったあと、夫に
「ばかな男子高生が好きなわたしと、ばかな女子高生が嫌いなあなただから、夫婦になったんだよね」
　と言うと、沈黙すること１秒半。
「きさま〜」
　わたしの言っていることを理解するのに１秒半、かかったらしい。

　書き忘れたことあり。
　この映画、ラストのシンクロシーンだけでいいです。