白日の独白
索引


2007年06月14日(木) 偽薬

頭が痛くて痛くてなんか潰されてるみたいな感じに痛い。
もう毎日痛い。だから毎日死ぬ事考えてる。
あぁこれは頭痛関係ないか。でも頭痛い時はもっと切実になるの。
それで薬の飲み過ぎが原因かもしれないと想って止めてみた。
だけど痛いのは止まらない。畜生、死んだ方がマシだって。
仕方がないから飲んだらちょっとよくなった。
よかった。


2007年06月11日(月) 継続

全く練習というものをせずに、ただ教室へ行き、椅子に座り、先生の隣でピアノを弾く。
というような不届きなことを15歳から18歳までの約3年間やりました。
先生は3年間何も言わずに「ではまた来週」と言っていた。
この3年間を無駄かと問われれば「まぁ無駄でした」と答えてもいいかもしれない。
けれど目的も意味も成果もなく何かを続けたというのは、それはそれで味わい深い。
あと僕の白い手に対する執着は先生の手が原型であったことも感慨深い。


2007年06月06日(水) 告白

突然ですけど何か凄いことに気付いちゃったんでちょっと聞いてくれます?別に聞いてなくてもいいんですけどね、勝手に喋るから。あぁそうですか。いいんですね?それはどうも有難う。あ、そんなに改まられると恥ずかしいっていうか・・・・普通に恥ずかしいです。だからあっち向いてろよ。あぁ何でもありませんよ。え?そうそう話でしたね。大したことじゃないですよ。あ、わかってますよね。そうですよね。何せ僕の話ですものねぇ。そりゃ大したことないわ。あはは。あぁ話ですよね?すみません。何か言いにくいなぁ。恥ずかしいっていうか。でもまぁ簡単に言うとですね、何か僕、今恋をしたいらしいんですよ!いや、ちょっと違うかな?ただ人を好きになってみたいんです・・・・かな?うん。それ。ね?ねッ?吃驚でしょ?そりゃ開いた口が塞がらないですよね?そんな自分笑えるってヤツですよ。あはは。言っちゃった。え?何でって言われても困りますよ。だって今気付いたんだから。本当、さっき。急にそう想っただけです。そんな気がしただけなんですって。だから知らねーよ。うるせぇ。あぁごめんなさい。独り言ですからどうかお気になさらず。え?別にどうもしませんよ。そう想ったから言ってみたんです。言ってみたかったから言ってみたまでです。


2007年06月05日(火) 意識

他人の言葉を自分の言葉にしているってのがバレバレだよ。
客観的で冷静な振りして真剣になっててそれもまた振りでしょ。
貴方が何処にいるのかがわからない。
そんな目をされたら僕は良い子の振りをしなくちゃいけなくなる。
僕は何処にいるんだろう。
でも貴方の背中にむかってさ、
「お前なんか大嫌いだ。気持ち悪い。馬鹿みたい」
そんな風に睨みつけるんだ。
借物の誰かの言葉でしか何も紡げない自分にうんざりしている。


2007年06月04日(月) 統合

切れ切れではあるが淀みなく話す貴女の言葉を僕は記す。
ノートに書かれているのは文章になれない単語のみが散乱している。
いつもそうだ。いつもいつも。貴女は断片的なことしか語れない。
何故なら貴女の眼はこの世界の細部のみを見ようとするから。
部分の寄せ集めが全体であるのは間違ってはおりません。
けれど全体は部分の集合体以上でもあるのです。
僕は貴女にそれを伝えられるのでしょうか。
それは貴女の望むことであるのでしょうか。


夜 |MAIL

My追加