白日の独白
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判決を不服として即日控訴。 「我々の役割は全て終りました」と即日解散。 その矛盾に対する葛藤を、一体どう処理しているのですか。 『後の事は自分以外の誰かがする』 僕も同じような立場に立たされた時の参考に、是非訊かせて頂きたい。
★野又 穣展 Points of View−視線の変遷− ☆西武ギャラリー
1番最初に出逢った時は、泣きたくなるような青空や夕焼けに、白い塔がポカンと建った作品だった。 窓はあるけれど扉は見当たらなくて、一体何が閉じ込められているのだろうと想っていた。
今回は木を描いた作品が印象的。 どれも空へ届きそうな大きな木で、上へ上へと伸びている。 だけど上しか伸びることが出来ない。 周囲を囲われていて、枝を伸ばすことができない木。 枝を全て掃われて、造型的ではあるけれど木では無くなっている木。 とても不自由な木達ばかりだ。
あの塔の中にも閉じ込められていたのは木達だったのだろうか?
大好きです。 次回を楽しみにしております。
『皆』は『独り』が集まっているだけのはずなのに それだけじゃなくなる 『皆』になると『独り』が勝手をしてもいいと勘違いしてる 『皆』なのに『独り』の勝手に『皆』が振り回されてしまう 『皆』は無責任で好きになれない だから僕は君とだけ逢おう 君と僕だけなら どちらかが勝手をしたら責任は明白でしょ? だけど本当は『独り』が1番だと想ってる 誰も振り回さない 誰にも振り回されない 勝手も責任もない 誰もいない『独り』なら 世界はとても簡単だから
小学3年生の頃に住んでいた家の近くに『病院』があった。 白い建物だけど所々ペンキが剥げていたり、錆びていたりして、結構古い建物のようだった。 それに普通の病院とは少し違って、窓という窓全部に格子が付いていた。 そこに通っている人も少し変わっていて、時々入口の所で大声を上げていたりした。 おかあさんは『病院』の前を通る時はいつも「可哀想な人が沢山いるのよ」とだけ言っていた。 わたしは金網越しに病院の中を見ようとしたけれど、何も見えなかった。 一体何が『可哀想』なのかわからなかった。
呼吸が出来ていることを確かめたくて、煙草を吸っていたことを想い出した。
僕は僕をコントロール出来ることを確かめたくて、2度と吸わないと決めた。
苦しくて仕方が無いのです。 このまま溺れたくありません。 でも、どうすればいいのかわからない。
実は学校は自転車で20分だったりする。 最短記録は12分34秒。 下り坂をノンブレーキでどこまで疾走出来るかが鍵。 転倒と飛び出してきた車との接触に対する恐怖心をどこまで誤魔化せるかだ。 直ぐに飽きたけど。
そんな訳で電車通学は実は余計な時間がかかる。 だけど『定期』と『定期入れ』に密やかな憧れがあった。 子供の時から植え付いているものなので何でか知らないけど。何か楽しい。 それに最近は『黄色』があたしの頭の中の80%を占めているし。 どうしても電車に乗らなければならない。
全ての座席が調度埋る位の人数。 平日であれば帰宅客で一番込むであろう21時も休日は穏やかだ。
シルバーシートに3〜4歳位の男の子とその両親が座っていた。 男の子が脚をぶつけたのか「痛いよ」と火が点いたように泣き始めた。 両親が慰めても中々泣き止まず、ちょっと『嫌な』雰囲気が車内に漂っていた。 と、黒のダウンジャケットを着た男が突如その親子の前で立ち止まり、2秒程注視すると元居た座席に戻っていった。 その後の母の眼が忘れられない。
驚いたような 奇異なものを見たような 子供を守る為に相手を監視せねばというような 憤りを感じているような 敵対心を抱いているというような
数分前まで泣いていたなんて嘘のように、笑っている子供としりとりをしている父と恐ろしい眼をした母。 この違いは一体何だろう。
子供の泣き声と笑い声で騒然とした車内では、その後携帯電話の着信音が当たり前のように鳴り響いていた。
本当はずっとずっと僕のことを話したかった。 知ってもらいたいのではなく、ただ話したい欲求↑。 眠気も手伝って、聞かれるままに聞かれもしないことをペラペラと。 『何でこんなこと話しているのだ?』と気付いたけれど、その時には既に遅い。
彼女は素敵な人だけど、だけど『個人的な』の感覚はどの程度なのだろうか? それを図らずに話すなんて、無用心過ぎる。
寒い寒いベッドで猛烈に後悔。
敗北宣言です。 完敗ってやつです。
生きる為の犠牲は、想像以上に大きいかもしれない。 では何の為にその犠牲を払い続けますか?
貴方は死の匂いがしている方を、看取るために生きると仰いました。 今を生きていらっしゃる、娘さんの事には一切触れずに・・・・ 真の理由は今は想像の閾を出ませんし、親子の在り方は人其々です。 『奇妙』なんて見方は失礼でしょう。
自分勝手な僕は、母には僕の為に生きて下さいと言い続けています。 それが勝手に産んだ親の責任なのだからと無茶を言います。 僕の人生は誰の為でもなく僕のものだと言いながら・・・・
2004年02月09日(月) |
紅く塗潰された手帳。 |
23日振りのお休みでした。 先月のお休みは3日でした。 今月もお休みは3日の予定です。
頭が痛いです。
ギリギリするようなって意味の頭痛と、眩暈がするようなって意味の頭痛ね。
昔、変なことをすると黄色い救急車がやってきて精神病院に連れて行かれると聞かされた。 昔、トイレの紙が無い時に赤い紙と青い紙と黄色い紙を選べという声が聞えて、黄色い紙を選ぶと狂い死ぬと聞かされた。 今、目の前を走っているのは黄色い電車。 これからあたしが乗る電車は学校のある隣り町に約5分で確実に行く。 だけど反対ホームを走っているあの黄色い電車の終着駅は、案外『狂った世界』だったりするかもしれない。 なんてたって電車だ。 紙よりも救急車よりも、その威力は強そうだ。
終盤、そっと右隣の女にメモを渡しているのが見えた。 女は軽く頷いていたかもしれない。
あのメモがとても気になった。 一体何が書かれていたのだろうか。 僕には知る由もないけれど・・・・けれど想像に容易い。
『いらない』ってことだ。
そもそもだ。 そもそも安ノリしたのがいけなかったのだ。 断る機会は何度でもあった。理由もいくらでもあった。 それにも関わらず曖昧な態度で何となく消えてなくなることを期待して放置した。
真冬にダイビングしたいなんて何を考えているんだ馬鹿女め。 炬燵でウダウダしてる方が僕には向いているのに。 嫌だ嫌だ嫌だ。
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