「隙 間」

2004年03月31日(水) 目の前で

雨で滑る駅構内を、ただでさえ滑りやすい靴を履いていたものだから、走るに走れず。
目の前で電車のドアが閉まってしまった・・・
ドアの窓越に、乗れなかった自分を憐れむような目でサラリーマンのお兄さんが居た。
次の終電を待つ。



2004年03月29日(月) なんとなく

 かれこれ更新をサボり続けて幾日か・・・(苦笑)

 篠原美也子さんの新譜が手に届いた。
 やっぱり良かった!
 ほんとに震えがきた!
 時に流れ流され、気が付くともう、桜が咲いていた。
 篠原さんのこの時期の新譜の発売とワンマンライブの告知と、そして・・・。

 振り向くと同じところをぐるぐると回っているような気さえしかねない毎日の積み重ね。去年よりも少しでも高く上っているのだろうか?
 人生の螺旋階段は、まだまだ続く。
 少しでも高く、少しでも・・・。

 「倒れるなら、たとえどぶの中でも、前のめりに倒れたい」

 ある男が残したこの言葉がふと、胸をつく。
 彼のように強くは無いことを、タフでないことをわかっている。

 だからこそ、憧れたのかも知れない

 篠原さんの曲を聴いていると、自分の中で見てみぬ振りをしていた想いや、気付かないままでいた気持ちを、露わにさせられる。

 無性に頭の中で、言葉をいじくりまわしたくなる。
 そこに答えが無いのに、無い中で必死に答えを出そうとあがきたくなる・・・。

 あがいた爪あとを、残してゆきたい・・・。



2004年03月28日(日) からっぽ

一枚のCDが届いた。
胸の奥底に溜まっていた何かを洗い流し、からっぽにしてくれると同時に、からっぽなんだけどなにかみたしてくれる。
改めてわかった気がした。
からっぽである事の大切さ。
満たされる事の大事さ。
一年ぶりに、こころの芯を揺さ振られた。



2004年03月13日(土) たがために

誰がために、君は此処に立つているのだらう。
君がために、我はそこに行こう。
何がために、明日はやつて来るのだらう。
明日がために、今日は去つて行くのだらう。
ただそれだけがために、我は歩を進めるのでは無い。
明日を今日に、今日を昨日に近づけるがために。
重ひ足をひきずってでも、歩を進めやう。


 < 過去  INDEX  未来 >


竹 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加