★悠悠自適な日記☆
DiaryINDEXpastwill


2003年12月30日(火) 2003年 懺悔でぽんちゃっく!

 去年も同じタイトルでやりましたが、今年は懺悔だけでなく1年を振り返って色々ランキングにしてみたいと思います。

『2003年ビックリニュース』

【1位:吉本新喜劇スーパー座長 内場勝則さんと握手をする】

…今年はダントツでコレですね。内場さんの存在は私の人生を大きく変えた人なのです。内場さんがいなかったら、今私はこの世にいないかもしれないって言っても過言じゃないくらい。私の人生のターニングポイントには常に内場さんの影があります。この思いをお手紙にできたのも大きかったですね。まぁとにかく自分的に凄かったんです。テレビ放送の時に少し写ったし(笑)

【2位:「笑っていいとも」の収録後トークで、ピーコさん相手にボケる。タモリさんにつっこまれる】

これは過去に日記に書きましたが、本当にスイマセンって感じで。ピーコさんは何でも治せる薬を持っているというトークで、私は「頭が悪い場合はどうやったら治りますか?」とボケボケの質問。ピーコさんに「それは中身の問題でしょ?」と冷静に返されました(爆)タモリさんに「君は並大抵の度胸をしてないね」と言われました。

【3位:某オーディションの一次審査に合格。二次審査を受ける】

まぁモデルとか歌手とかではありませんが。2次審査は実技で、3次で面接だと思い込んでいて審査に行ったらイキナリ面接でした。家に帰って案内をよく見ると、実技・面接と書いてました。でも実技なかったやん!!(と、未だに不満を抱えていたりする。)オーディション慣れしてない私はボロボロでした。来年リベンジ!!

【4位:阪神優勝!】

私は阪神ファンとして育てられました。仙一さんアリガトウ!!そして、野村監督が辞任する際に、次の監督として星野さんを推薦したそうです。そんなわけでノムさんもありがとう!!私はプロ野球界の名監督としてノムさんが帰ってくるのを待っています。

【5位:現代文の授業で泣く】

芥川龍之介の「鼻」だったと思います。先生のあまりにも熱の入った授業、芥川龍之介の奥の深さに感動して涙ポロポロ。先生も半泣きでした。


『2003年 私がハマったレア音楽』

【1位:エクスタシーTKRemix/Y.S.Pオールスターズ】

吉本新喜劇のテーマソング。よしもとショップに行って廃盤ですと言われた時は泣きそうでした。でも手に入ってよかったです。5回聴いたら歌詞が覚えられます。男が女に「ついていきます〜」と寄りかかる歌詞がなんともいえないくらいコテコテで頭から離れません。

【2位:HOME AND DRY , a different point of view/PETSHOP BOYS】

今年の曲じゃないんですけど、思いっきりハマりました。私の好きな劇団さんが良く使っている音楽で、ラジオでもPSBはよくとりあげられているみたいです。曲の出だしが最高に良い2曲です。

【3位:ONEWAY RADIO/ECHOES】

このCDが発売されたのは86年だそうで、手に入れるのに苦労しました。元々ある声優さんがカバーしてるのをラジオで聴いて、その時から原曲をずっと聞きたいと4年くらい探し続けていたんです。(ちなみにそのラジオで「懺悔でぽんちゃっく!」というコーナーがあったんです。)エコーズって、「ZOO」のエコーズですよ。作家の辻仁成さんの書く歌詞は胸に響きます。



『2003年 私が観たお芝居ベスト3!』

【1位:スリー・テナーズ/Piper】

後藤ひろひとさんの舞台を初めて生で観ました。歌わなければ「ならない」ミュージカル。内場さんが客演ということで、内場さん観たさに劇場に足を運んだのですが、これはもうサイコーでした。5回のカーテンコールで観客全員でスタンディングオベーション。物語も役者さんも観客のノリもすごかったです!

【2位:傭兵ピエール/宝塚歌劇団 宙組】

初めてタカラヅカを観ました。感動!!キレイ!!お話もすごく面白かったです。ハナチャンのファンになりました。それ以来、定期的にタカラヅカ本を立ち読みあさるようになりました。立ち読みで(笑)

【3位:MISSION101/劇団赤鬼】

初めて赤鬼を観ました。(そんなんばっかりやなぁ。)久しぶりにお芝居を観て泣きました。いいお話でした。赤鬼さんの舞台は得るモノが多いです。来年は赤鬼のワークショップに参加したいなぁ…。


『2003年 吉本新喜劇ベスト3』
1位:「聖夜の浮気にご用心」
2位:「あの波の彼方へ」
3位:「黄泉帰る愛」
…コメント省略。


『2003年 懺悔でぽんちゃっく!』

【1位:病気になった。】

体の弱りが精神に影響を及ぼし、精神的不安定が体を悪くして、8〜10月までは廃人状態でした。このサイトが1番更新されてる時期です。初めて抗鬱剤を処方されました。健康第一。

【2位:浪人した。】

浪人したこと自体はプラスになる面の方が多かったのですが、金銭的負担を親にかけてしまうことでちょくちょくトラブルを起こしました。病気になって勉強が遅れまくったのがツラいです。今も。

【3位:引越しした。】

別に私の責任じゃないですけど、これも家族とのトラブル多かったです。


『2003年の収穫!』

【1位:関西の若手芸人に詳しくなった。】

これはもう、予備校で出会った友達の影響です。「ゲンキ王国」や「base隊」等、深夜番組に強くなりました(笑)去年までは、顔とコンビ名が一致してませんでした。「ロザンの菅ちゃんじゃない方誰?」「ビッキーズの相方ってどの人?」「ランディーズってどっちがどっち?」みたいな。今はもう、WEST SIDEは完璧です(笑)

【2位:吉本興業本社ビルに入る。】

事情があってほんのちょっと業界の裏側を覗けた感じです。島木譲二さんに話し掛けられました(笑)テレビで見る20倍くらい貫禄がありました。

【3位:「悠悠自適」サイトオープン】

元々は日記サイトで、日記だけじゃ身内しか読んでくれないからという理由で一番任せとけな吉本新喜劇のコーナーを始めたら、いつの間にかこれがメインに。吉本新喜劇のファン層は幅広く、全国にいることがわかりました。色んな人と情報交換できたのがよかったです。前よりいっそう新喜劇が好きになりました。こえからもよろしくお願いします。

【4位:ちょっぴり学力アップ】

浪人して、高校3年間で何勉強したんや!っていうくらい自分がわかってないことがわかりました。点数こそ劇的にあがってませんが、中身は1年前と違いますぜ!…ということにしておこう。

以上!2003年個人的ランキングでした。あ〜しんどかった。





2003年12月28日(日) 2003年M−1グランプリ!!

 今年はフットボールアワーが獲りました。私もフットボールアワーの漫才は大好きなので優勝できてよかったです。でもフットボールアワーは優勝候補と散々言われ続けてきたので、今回は全体的な感想を書いてみようと思います。思い入れの強いものから順番に…。

【フットボールアワー】
 まぁ優勝候補と言われるだけのことはあって、ネタの構成の仕方、客のつかみ方はダントツに上手いと思いました。ネタに1本の筋があって、それに沿ってネタを重ねていって重ねていって…それで最後に全体を通したオチでストンと落とす。話に筋があるからオチもキレイに決まる。例えるならばドミノ倒しのような漫才です。結婚記者会見のネタは、他の漫才番組でも何回か見ましたが、何回見ても面白いと思いました。ただ、去年といい、今年といい、フットボールアワーは決勝戦より準決勝のネタの方が面白いので、決勝ではちょっとヒヤヒヤさせられました。(去年はそれでますだおかだに獲られた感じでしたね。)

【笑い飯】
 正直申しますと、去年までは私、笑い飯が嫌いでした。何でこんな意味不明なのが決勝に残ってくるねん!と思ってました。でも、今年は少し見方を変えて彼らの漫才をずっと見てきました。やっと種が明かせました。笑い飯の魅力は、話に山場を作るのが非常に上手いということです。ボケにボケを重ねて、「俺がやる!」と言い合うのは笑い飯のパターンですが、だんだんスピードを上げて山場を作る。そして最後に落として終わり。これが去年よりも明確に見えた気がしました。彼らの不条理さがツボにハマればどこまでも面白い。ただ、テンポを上げまくるが故に少し精細を欠くというか、それで話について行けない人が出てくるのが難点ですね。島田伸介さんも言っていましたが、笑い飯は、普通に面白い漫才を見飽きた頃に見るのが丁度いいと。私もそう思います。この不条理さは、条理を解ってないと見てられないですもん(笑)。これからも変にプロっぽくならないでいてもらいたいですね。いつまででも素人っぽいダメダメなオーラを出し続けていてくれれば笑い飯としては最高じゃないかと思います(笑)

【りあるキッズ】
 面白かったです!!前評判がイマイチだったりあるキッズですが、本番を見ると、私は決勝に残るかな〜と思いました。ネタの構成はフットボールアワー同様上手いと思いました。キャリアを感じる漫才でした。物事を子供の視線から鋭く捉えていて、よく見てるな〜と感心させられる漫才でした。小学生でデビューして、高校時代は色々苦労されたみたいですが、りあるキッズにしかできない、子供ならではのリアルなネタが私は好きだな〜と思いました。いずれ子供の視線から大人の視線へと変わった時、彼らはいかにリアルな漫才を追及してくれるのかと思うと楽しみになりました。だけどこの若さにして8年のキャリア。M−1に出場できるのもあと少し。頑張ってほしいものです。

【アメリカザリガニ】
 安定した漫才を見せて、毎年準決勝まで残ってくるのに、いざ戦いが始まるといい結果が出ないアメリカザリガニ。毎年惜しいなぁと思ってしまいます。敗因は、ネタの構成かな〜と思います。ひとつひとつのネタはそこそこ面白いのですが、それを並べただけで終わってしまっている感じがしました。今回は、ニュースキャスターのお話と最初に言っているにも関わらず、ニュースの割合と、CMに入ってからのネタの割合が同じ。最終的に、結局何の漫才がしたかったん?と思ってしまいました。1本の筋道を立てて、それに沿ってネタを重ねて重ねて山場を作って、最後に全体を見通したオチを作る。これができればアメザリももっといいところまで行くんじゃないかと思います。

【麒麟】
 関西では絶大な人気を誇る麒麟ですが(私の周りは麒麟ファンばっかりです。)麒麟のネタはひとつひとつはそこそこ面白いのですが、山場がなかったのが敗因でしょうか。コレ!!というネタがない。もっとテンポに緩急を付けて、コレが見せたかった!!という山場を作ることができればもっといい漫才ができるのではないでしょうか!?あと、川島さんの声ネタに最近頼りすぎてないかなぁ…と思ったりします。面白いからいいんですけど。

【2丁拳銃】
 そこそこなキャリアを感じる漫才ではありましたが、少し新鮮味に欠けるな〜と個人的に思いました。ファーストフード店の店員と客のやりとりのネタって、漫才の定番中の定番というか、だいたいどこのコンビでも1つや2つ持っていらっしゃるんです。実際準決勝ではアンタッチャブルもネタにしていました。そして素人が漫才する時も1番に考えてしまう定番テーマだったりします。だから10年ならでは目をつけたネタが見られればよかったな〜と思います。

【アンタッチャブル】
 エンタの神様とかでよく出演されているみたいですが、今日始めて漫才を見ました。東京で活躍されているみたいですね。東京のテンポに馴染みがない私ですが、それでも面白いと思ったし、上手いと思いました。ただ、普通なんです。普通におもしろくて、普通に上手い。漫才をする上でこれは最高だと思うのですが、やはり笑い飯やフットボールアワーののんちゃん(岩尾さん)というドギツい個性を持ち合わせたコンビと闘うとなると、もう1エッセンス必要になってくるわけですね。だけど敗者復活戦から決勝まで勝ち残るだけあって、安定した笑いが取れていていいなと思いました。

【千鳥】
 トップバッターでいきなり不条理下ネタ漫才でした。すごい田舎っぺぶりな漫才は珍しくて楽しかったです。独特のあの不条理さや微妙さを押してくるのはいいと思うんですけどね、それはそれで個性としていいと思うのですが、やはりM−1となると、面白さだけではなくて、構成とか、テクニックも求められてくるんですよね。そうなると、少し厳しいモノがあるかなぁと。だけどそれで千鳥がテクニックに走り出したらせっかくの個性が潰れてしまうかもしれないし…。面白さだけを取って見たら他より劣ることはないのですが、M−1は難しいです…。

【スピードワゴン】
 スピードワゴンも始めて見ました。なんだか謙虚さがにじみ出てくるような漫才でした。ただ、アメザリ同様ネタを並べただけのような感じがしたのと、アンタッチャブルのように少々他のドギツイ集団と闘うには少々没個性的かなと。M−1でなければ問題ないんでしょうけどね。

 …とまぁこんな感じです。3年も見ていると、そろそろ審査員が何を見ているかが少しずつ見えてきます。私達視聴者は面白いか、面白くないかの二捨選択しかできませんが、審査員の方は、ネタの構成、間、テンポ、オチに辿り着くまでの畳み込み方等、たくさんのことに目を向けられているのがわかります。そういう意味ではやはり今年はフットボールアワーかなと。でも笑い飯の評価は凄かったし、決勝戦の順番によっては笑い飯がということもあったかもしれませんが。それでも私がフットボールアワーを押したのは、漫才を聞いていての心地よさですかね。漫才はテンポが大事といえど、ガーっといくだけでは客はついていけないんです。決勝戦では、笑い飯もアンタッチャブルもガーっと行く中で、フットボールアワーだけがのほほんと見れる漫才だった。これは大きいですよ。

 …とまぁ私はフットボールアワーを押しまくりましたが、私は特にこの漫才師のファンというものはなく、漫才全体が好きなので、面白いコンビは好きで、面白くなければ好きじゃなくなる、そういう目線で見ているつもりです。

 1回目より2回目、2回目より3回目の方がレベルが高くなってきているM−1グランプリ。トップのレベルこそ変わりませんが、来年の王者は誰なのか、今の段階では予想できません。しかしここ3年間私は全て王者の予想を当てているので、来年も是非当てることが出来るように、日々、漫才には注目していきたいと思います(笑)

 そんなわけでフットボールアワーさん、おめでとうございます。東京での仕事が増えるかもしれませんが、関西でも定期的に漫才をしてください。

 それから去年受賞のますだおかださん。去年のM−1以来テレビではよくお見かけするのですが漫才をめっきり見なくなりました。もっと漫才やってください!切実に。(ますだおかだは相当好きです。ビバ松竹!)

 以上でごじゃります。
 


2003年12月19日(金) 削除可能性が最も高い鬱な日記

 正直に書きます。私は今の生活に限界を感じています。、小学生の頃からずっと耐えてきたことです。私は、家族との生活に耐える事が出来ません。

 私はこの夏、軽い「鬱」にかかりました。家にいると涙が止まらなくなって、眠れなくなるか、激しい疲労感で逆に起きれなくなるという症状が出ました。予備校に行っても授業中に涙がボロボロ出てくる状態で、とても勉強できる状態ではなかったので、何かと理由をつけては休み、家に引きこもりました。友達は皆頑張ってるのに、自分は頑張れない、その罪悪感で、ますます予備校に行くのがツラくなりました。私の精神的な症状はまず肌に表れるので、腕、首、脇、顔に炎症が出ました。掻き毟って余計に酷くなるので、それならいっそうのこと手が使い物にならなくなればいいと思い、左手を床や壁に叩きつけるという行動に出ました。それから、頭の中が痒いということで、衝動で髪の毛をバッサバサに切ったりしました。1日中空を眺めている日が多くなりました。色んなことが冷静に考えられなくなって、風邪薬を大量服用したりしました。気分が悪くなって最悪でした。死にたいっていう願望はなかったけど、生きたいっていう願望もなくなって、死んでもいいかな〜みたいなことはぼんやりと頭にありました。そんな日が2ヶ月くらい続いて、その時は受験をやめるかどうかを真剣に悩みました。

 結局、私は病院に連れて行かれて(しかも精神科ではなく、かかりつけの小児科に)そこで抗うつ剤を処方されることになりました。体の調子が悪いから、心に影響が出るのだと。(だけどそもそも体に影響が出るのは精神的に弱った時ではないか!…と思いつつ)結局その薬を数回飲んで、少しではありますが症状が改善したように思います。少なくとも勉強できるくらいにはなったと。ただ、抗うつ剤を飲むと、あれこれと思考する力が弱められるためか、勉強もイマイチはかどらなくなったために、私はすぐ飲むのをやめてしまいました。

 そもそも、こういう症状が出たのにはハッキリとした理由がありました。ちなみに受験勉強の疲れ…とか、そんなのではありません。私は本来のんびり屋なので、その頃は勉強なんて「頑張っていればなんとかなるさ〜」くらいにしか考えていませんでした。私がずっと抱えていた悩みなんかと比べたら、受験勉強なんて『屁』でもないね!な〜んて思ってました。それよりも、自分が抱えている問題のせいで勉強が手につかなくなったり眠れなくなったりすることの方が問題でした。

 で、この症状が出る少し前、家族による「嘘」が発覚しました。母は私にとんでもない嘘をついていたのです。それでなくとも私の家には嘘が多いです。嘘ばっかりです。私は母との間に、父には言ってはいけない嘘、叔父には言ってはいけない嘘、たくさん持っています。どうせなら誰にもわからないようい嘘をつけばいいのに、簡単に見抜けてしまいます。それで、今回母が私についていた嘘で私は酷く動揺し、もういい加減信用するのはやめようと思いました。

 それと同じ頃、父は私に、私のことを「家の恥だ」と繰り返すようになりました。私が「女」で、私大ごときで浪人するのは恥ずかしいと言うのです。(でも私の家はたかだか浪人ごときで恥ずかしいと言われるような大した家柄では全くない。)結局浪人をすることで親には金銭的負担をかけてしまい、それは申し訳ないとは思うけど、私が勉強することを選び、浪人することを許した時点で、それを言うのは反則ではないか?それ以外にも、母に「誰のおかげで生活できると思ってるんや?」「子供は子供らしく親の言う事に従え」「言う事聞かないと学費出さない」と毎日のように言われました。そういう叱り方をされても、私は何故怒られているのかがわからないと思いました。普段なら言い返すところですが、浪人している立場上、我慢するしかありません。(仮に言い返しても、絶対に勝てなくて、最後に泣くのは私なのですが。)

 (これだけ書いていればたいしたことないように思われるかもしれませんが、実はこの裏に隠された複雑な面がいろいろあって、それが私にとってツラいもおだったりします。)

 いい加減ツライなぁと思っていた頃、追い討ちをかけるように引越しが決まりました。これが決定打です。転勤とか、仕事の都合なら諦めようもあるけど、明らかに私事な理由での引越し。受験の最中(しかも引越しの日は推薦入試の日だったりする)私がいない間、家を見にきた人が勝手に私の部屋に入る、帰ってきたら部屋の様子が変わっている。私の縄張りが荒らされる!これに耐えられない!そもそも私は引越しにいいイメージがありません。神戸に引っ越して来た時にイジメにあったりして、ちょっぴりそれがトラウマだったりします。私は大学に入ったら家を出る気でいたので、今よりいい場所に引越しなんかされたら家を出る口実がなくなってしまう。それで毎日喧嘩になって、最終的に父に殴られて、「死ね」と言われる始末。この時、自分の頭の中で、何かが切れてゴォーっていう音がしたのを確かに感じました。色んなことが一気にわからなくなりました。

 その他もろもろのことが一気に重なって、ここでとうとう私がおかしくなってしまいました。両親もいい加減気にするようになったみたいですが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということで、11月頃になって、ようやく本腰入れて勉強できるようになったと思えば、また以前と同じことを繰り返されます。しかも引越しの日に受けた推薦入試が不合格で、すっごく怒られて、「もう受験料を出さない」と言い出す始末。どうしても私を服従させたいようです。

 我が家は例えるならば絶対王政。母が皇帝で財務総監が父。それにとりいって上手くやっている貴族が弟で、選挙権を求めてぶーぶー言ってるのが農民の私。皇帝は農民を徹底的に弾圧します。

 これは今に始まったことではありません。私が物心ついたころから我が家のスタイルはこうなのです。私に対人恐怖症の気があるのも、こういうところからきてるのかな〜と思ったりします。

 血が繋がっている悲劇というものがあります。親が必ずしも子供にとって有益な存在ではないと私は思っています。逆に、子供の存在が親にとって有益であるとも限らないのでしょう。一番近くにいる他人。それだけです。友達は自分の親は友達のように接するのだと言っていました。またある友達は、悩んだ時は家族の誰かに相談するといいと言っていました。私はどちらも考えたことがありません。目の前にいる自分の親を、好きだと言える自信がありません。「家族大好き!」って言ってニコっと笑える友達が、私はどれだけ羨ましいことか。

 毎日、追われるように家を出て、夜、気付かれないようにこっそり帰ってきます。家にいると部屋に近付いてくる足音を聞くたびに心臓がバクバク言うので勉強になりません。私は何にそんなに脅えているのか?また最近夜になると涙が止まらなくなって大変です。

 私は大学で心理学を学びたくて浪人しています。でも、最近考えることがあります。私が心理学を学びたいと思うのは、両親に対する復讐の意もこめられているのではないか?だとすれば、両親から解放されれば心理学を学ぶ必要はないのではないか?大学に行きたいという意志がだんだん弱くなってきます。

 私は早くこの家を出たいです。家から大学に通うか、大学には行かずに家を出るかという選択肢しかなければ、私は家を出ることを選びたいです。

 本当は自分のサイトでこんなに鬱なことは書きたくないけど、ぶつける場所がないのでとりあえずここに殴り書いてみたりします。ゲロっとな。

日曜日は予備校の自習室が6時までで、できるだけ皆が寝る時間まで帰りたくないなぁ〜と思っていたところ、おじいちゃんからの臨時収入!気がついたら芝居のチケットを取っていました。まぁ家に帰って泣くくらいなら、芝居観て帰る方が心が安定していいかな〜。


2003年12月18日(木) 健全な受験生のための英単語帳

 受験生必須の構文に、“the more〜,the more〜”というものがあります。「〜すればするほど〜」という訳になります。

 で、単語帳には例文が載っているわけですが、その例文が…

 The more women you touch, the more isolated you become.
 (訳;女に触れば触るほど、お前の指先は敏感になるんだぜ。)

 まぁ淫乱!!健全な受験生のための英単語帳にこんな例文アリなの!?…と頬を赤らめることは決してなく、それをネタにわいわい盛り上がってたりします(笑)。「カリフォルニア・ドリーミング」という映画からの引用らしいです。将来のために覚えておけということなのでしょうか…(笑)

 まぁ、何にせよ、私の使っている英単語帳はネタが結構シュールでおもしろいです。読むだけなら面白いんだけどね〜…。


2003年12月14日(日) 精神的ゆとり

 たとえばその日着る服が当日なかなか決められなくて、結局適当な服で済ませてしまったり、すっぴんで外に出る機会が増えたり、爪を切ったり眉毛を剃ったりする感覚が以前よりあくようになってしまったり、朝寝坊しがちになったり、部屋が少しずつ散らかっていったり…。

 普段当たり前にしていたことができなくなる。ひとつひとつは大したことないのだけど、この「大したことない」ことに、自分の妥協の表れというか、精神的ゆとりのなさがひしひしと表れているように思います。

 こういう少しの生活の乱れから自分余裕をなくしているのがわかるので、人間関係にまで影響を及ぼしたりしないかちょっと心配になってきます。だからちゃんとしようと思うんだけど、できない。だからといって今1週間のお休みをもらってもきっと何も変わらないでしょう。根本的なものが解決されていないから。

 生活の乱れを感じたら、何かを見直すパロメーターになりますね。

 今日はこの辺にしておきます。なんか文章が頭の中で構成できないのです。
 精神的ゆとりがないからね。


嶋子 |MAILHomePage

My追加