白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



北海道と。私と。/2002年06月11日(火)

修学旅行って、なんだか淋しいような、楽しいような。
でも、私の学校は淋しさとか、そんなの無縁みたい。
二年の6月に行っちゃうなんて、まだ高校生活半分も残ってるのに。
まぁ、そんなこんなで北海道。
私にとっては人生3度目の北海道。
でも飽きるなんてことは全然ないんですよ。
毎日毎日、そこにある建物や木々は同じでも、そこを訪れる人々は違うし、天候だって、風の匂いだって。
私のココロ模様でも、感じ方は違ってしまうんですから。
今回の北海道は、沢山の異国の人々が訪れていて、サッカーを通して日本を訪れて、日本のことを知ってくれる人がこんなにいるってとても嬉しくなりました。
大通り公園で楽しそうにサッカーをしている人。
国旗を背負って、夜の試合を待ちながら語り合う人。
それぞれにその時の札幌を楽しむ人達がいて、とても新鮮な感じがしました。
そんな時期に札幌を訪れることが出来て、間近で世界の祭典を感じられて。
特別な修学旅行の思い出になったと思います。
でも、やっぱり一番嬉しかったのは、空が大きかったこと。
緑が満ち溢れていたこと。湖の神秘的な美しさ。
こんなに大きな世界を肌で感じたのはとても久しぶりのことでした。
羊ケ丘から見た景色も、函館山からの海も、みんな綺麗で。
小樽運河や、旧公会堂の人工的な美しさもいいけれど。
それよりも空の青さや、草原の草の香りや、吹き抜ける風の音が気持ちよくて。
なんだか、小さな頃に森を走りまわっていたときと同じ気持ちでした。
ずっと、こうならいいのに、って。
特別な場所で、いつも当たり前にあるものをとても大きく感じられた瞬間。
私がこの旅行の中で見つけた一番大切なもの。
旅行とは出会いである。
いつも気難しい校長がしおりに残した言葉。
歴史との出会い、文化との出会い、そして、人との出会い。
でも一番大切なのは新しい自分との出会いだって。
旅行は人を大きくする。
そんな大げさなことではないと思うんです。
新しい自分って言い方が私は嫌いで。
私は私でしょう?ただ感じ方が違うだけなんですから。
でも、私は確かにこの旅でなにかと出会いました。
ちょっとかっこいい言い方をすれば
私は新しい「見方と可能性」と出会ってきたんですよ。




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