じゆうなまいにち

2002年07月31日(水) 法定速度

時速50KM、二車線の国道でだ。

時速40KM、住宅地の道路だ。

何でも決めればいいってものでもない。

飛ばせる道はもっと気持ちよく走れるように

すればいい。

スクールゾーンはもっとゆっくり走らなければいけないように

すればいい。

大体誰が決めるんだ、走行速度。

運転手付の車に乗ってる人が決めたんじゃなかろうな.



2002年07月30日(火)

崖の上に住む人がいた。
その人は広がる足元の大平原に何があるのか知りたかった。
崖の下に住む人がいた。
その人は崖の上に何があるのか見てみたかった。
二人は同時にそれぞれ崖を上がりそして下った。
下るのは足元が今にも崩れそうで恐ろしかった。
上がるのは手元が掴むのが難しく息が切れそうだった。
それでも二人は何とか半分ずつ上がりそして下った。
崖の下の人に崖の上の人は声をかけた。
「あなたは崖の下から来たのですか」
崖の下の人はその声に驚き手を滑らし落ちてしまった。
崖の上の人は落ちたのを見て怖くなり崖を降りるのをやめ
崖の上へと戻ってしまった。
崖から大平原に人が行き来をするようになったのは
それからまだ三百年の後のことだった。



2002年07月24日(水) アブトレーナー

いまさらだけどメーカーによって名前は色々あるらしい。

様は筋肉をブルブル鍛えて痩せさせる健康器具だ。

”今回は同じものを更に二つ付けて¥9800、¥9800

でのご奉仕。これで三箇所同時に鍛えることが出来ます。”

・・・一つ買うのと同じ値段でご奉仕って。

作りすぎたのか・・・?



2002年07月23日(火) 大発生

部屋の中に羽蟻が大発生した。

網戸越しに光を目指してやって来る。

どこかもっと巣作りにいい場所があるはずなのに

私に駆除されにわざわざやって来る。

そして月曜日のゴミの日には

出されてしまう羽蟻たち。



2002年07月21日(日) ランニング

夕方とはいえまだ三十度以上はありそうな幹線道路脇の歩道を

びっしょりと汗だらけのランナーとすれ違う。

こんな暑い日に走らなければいけないのには理由があるはずなのだが

たいした理由ではないのだろう。



2002年07月20日(土) 夏祭り

街に盆踊りの曲が流れ、出店の色々の匂いが道沿いに漂っている。

町内会が決めたのが夏休み最初の日。

三つの公園からそれぞれに音楽が聞こえてくる。

一番大きな神社の祭りはそれなりに人もでていて、テキヤの屋台が

四、五軒あり、小さな公園の祭りには子供会や婦人会が作った

おでん屋や、綿菓子、焼き鳥屋。

子供も大人もたくさん浴衣で集まってくる。

ハレの日,今日は大きな音でみんなが踊ってもいい日。



2002年07月15日(月)

鳴く鳴く蛙。

夢の中で小さな蛙がたくさん出てきた。

蛙は小さな花瓶の雑草にたくさん止まって

鳴いている。

小指の先ほどの蛙たちは水を求めて

鳴いている。



2002年07月14日(日) 坊主頭

夏の高校野球が始まった。

勝ったチームの校歌斉唱。

帽子を取ったその頭、坊主じゃ無い。

自然なはずなのに変な感じ。

カラーな髪の毛はさすがに無いけど。

女子マネがベンチにいるのも

普通になったし。



2002年07月13日(土) エアコン

なかった時代は気温の変化に人間は強かったに違いない。

三、四十年まえのはなし。

路地を通り過ぎていく風も

今よりちょっとは、涼しかっただろう。

建物、乗りもの、温度上げたり下げたりし過ぎ。



2002年07月12日(金) 同名

知らないそれも小学生に自分のなまえを呼ばれるのは

変なきぶんだ。

自分じゃないのになんかむずがゆい。

あんな風に呼び捨てにされてたっけ、

呼んでたあいつは今どうしているのだろう。

呼ばれたあの少年はどんな大人になるのだろう。



2002年07月08日(月) 信号機

信号機、あお、きい、あかのランプ。

球が切れているものを見たことが無い。

ましてや交通量の多い信号でいきなり消えたっていう

話も聞いたことが無い。

球を切れる前に替えているに違いないのだが

あれだけの数の信号いつ変えているのだろう。

それとも切れたりしない・・なわけはない。





2002年07月07日(日) 物の値段

世界で一番物価の高いくに。

そうでもない。

まとめ買いはしないし

あんなにたくさんの量はいらない

単品で買えばあんまり変わらない。

だまされるな世界は狭くなりつつある。

服だって電化製品だって

ましてや100円しょっぷは現にある。



2002年07月06日(土) きぬげねずみ

都心のペットショップで¥1200で売られていた。

何となく買ってしまいはや一年。

しっぽの短いねずみだと気付くのに

あんまり時間はかからなかった。

気付いたらもう回しグルマもまわさないぐらい

年をとったハムスターがゲージの中でじっとしていた。



2002年07月05日(金) こども

おとながおもっているほど

いろいろかんがえてはいない。

だからといってあなどれない。

しゅんぱつりょくはずっとおとなよりある。

けいけんでかんがえをみちびきだしたりしないだけ。

けつろんはふへん。

おとなもこどももない。


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