日々是精進(マジで)
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ポルトガル負けちゃった!!
今回、ベスト4に残った中で、優勝経験がないのはポルトガルだけだったんです。それにクリスティアーノ・ロナウドがかわいいし(おい)、フィーゴがなんったっていいおっさんだし(おいおい)で、応援してたんですが。
でも最後、互いを讃え合うフィーゴとジダンの姿は美しかったですね。
スポーツ選手で有終の美を飾るのは、とても難しいことだと思います。でも体力の限界、自分の力の限界までやってこそ得るものはきっとある。老兵と言われながらも招集されたその期待に応え、一戦を経るごとに勝負勘を取り戻していったジダンは、やはりただのファンタジスタではないってことでしょうか。
こうなったら、応援するしかないってカンジになってきましたね。でもイタリアも、デルピエロが好きなので応援したい気持ちはあるんですよね…準決勝まではつまんない試合(しかもやたら大荒れ)だったので、今回のイタリアはけして出来はよくないような気がしますが。
どちらにしろ、日曜が楽しみです。
そして王監督。 こういう日がいつか来ると思ってました。多分、復帰は出来ないと思います。復帰して欲しくないという意味ではなくて、ソフトバンクは新体制をそろそろ検討した方がいいと言う意味。もう十分お世話になったもの。王監督の寿命を縮めるようなことしちゃいかん。 きっちりと勝って、リーグ優勝&日本一で、王監督を送り出して差し上げろ、ナインよ。
明後日から里帰りです。
今度は国内にいますので(笑)、日記は更新しますが、サイトの更新は相変わらず無理っぽい。でもなるべくデータはいじろうかと。
新しいリブレットは、むかつくことにDドライブが上手く動いてません。しょうがないのでUSBを使ってデータを…あ!しまった!ホームページビルダーが使えない!!!インストールまだしてない!!(TT)
…一太郎くんもインストールしてなかった(やっぱりIMEはバカだっ!)
| 2006年07月05日(水) |
偉大なる神々が去っていく。 |
今回の大会はそんな気がする。カーンはベンチに座ったままで大会を終えそうだし、ジダンはもちろん、ベッカムもキャプテンマークを外すと言うし、フィーゴもジダンと状況は同じで、今大会が、少なくともW杯という舞台は彼にとって最後だし。
そして中田までとは思ってなかったな。
早すぎると思ったし、引き留めないのはあまりにあっさり過ぎるんじゃないのかなと思う。ものすごい違和感。でも同時に、ブラジル戦の後、ピッチの上で空を仰いでいた彼は、なんだかもうこのまま遠くに行っちゃってるんじゃないかという気がした。負けてものすごく悔しいと言うより、「終わった」ということを、どんな言葉より表している気がした。彼の顔が。
日韓W杯の時、日本は予選リーグを突破したものの、決勝トーナメント第一回戦であっさり負けて不完全燃焼になった。あのとき私は、私たちは、ピッチに何かを残してきたんだと思った。その残してきた何かを、忘れ物を、取り返しに行くつもりで、次の4年間はスタートしたんだと思った。
思ってた。忘れてたけど。
今大会で、日本の3試合を見てた。豪州戦、クロアチア戦までは本気で応援していた。でも肝心のクロアチア戦を落としたとき、私の中でもう日本代表は終わってた。ブラジル戦は、信じたい気持ちはあったけど結果は分かり切っていなかったので見なかった。結果は案の定だった。そのあと、呆れるほど何も残らなくて、どうしようと思っていた。
クロアチア戦で引き分けしか得られなかった、サッカーを少しでも知っているものならあの時にもう終わっていることはわかっていたと思う。二戦終わって、一勝しているオーストラリアが一敗一分けのクロアチアを撃破する。そのシナリオは容易に想像できたし、それが実現したら、そこでたとえ10点差で日本がブラジルに勝ったって、もう何もかも終わるのだ。その可能性を誰一人として語ろうとしない。
翼もないのに空を飛ぼうとするのに等しい挑戦だったと思う。今にして思えば。
日本代表の状態はいいのだと信じていたし、現時点でのベストメンバーだとジーコが言うならそれを信じ続けるしかない。ジーコ、あるいは個々の選手を非難したい気持ちはあるが、それは結局は個人的感情なので黙っていようと思う。
中田の話だけ、今はしたい。正直、彼のプレイをよく見ていなかったし、カリスマ的な扱いはあまり感心しなかったので、私は彼のことはあまり好きではなかった。それでも、Jリーグ黎明期のヒーローストライカーだったカズや武田のような浮ついたところのない、深く考える哲学のようなプレイスタイルの人間なのだと言うことは簡単に理解できた。特に、勝った試合になればなるほど、日本代表全体を引き締めようとする彼にはむしろ共感を持った。なにせ、いつまで経っても一点を取っただけで勝った気になって足が空を舞い出すチームなのは確かだからだ。特に国内組は。
そしてブラジル戦でも、一点取ったところで糸が切れて守備が壊れ、穴の空いた笊みたいにゴールに向かってボールが零れた。川口の野生的カンは本当に神懸かりなところがあるが、この神はものすごく斑気でもあるのだ。90分(+ロスタイム)持った試しがない。
そんな中で、必死で試合を支えようとした中田の最後の勇姿を、今さらきちんと見ておかなかったことはちょっと悔やまれる。見る勇気がなかったのは、ブラジルの傲慢な試合展開を見せつけられるのがいやだったからだけど、今となっては、青いSAMURAIどもが次々と討ち死にするのを見ておくことも必要だったかもしれない。
でも見てるこっちはこんなに涙が出てくるのに、どうやら彼らの中で討ち死にしようとした人はいなかったらしい。あっさり手を挙げてピッチを去っていくのは、あまりにも薄情にさえ思えた。執念がない。
一日でも一秒でも長く、ドイツにいようと思ってなかったのか、彼らは。
中田は、ピッチの中から出たくないと行っているように思えた。ここで全部が終わっていいと言っているように見えた。自分にとっての闘いが、この場所で終わったのだと力の限りで叫んで泣いていたんじゃないかと思う。
クロアチア戦の絶望的な結果の後、産経新聞で、なぜか中田一人だけを扱った記事があった。社会面三面。試合が終わった翌々日。事件がないとはいえ、平日の日本でそれは異例の扱いだったのではないか。あれはもしかしたら、サッカーが好きな記者が日本代表に向けたメッセージだったかもしれない。中田その人が、どんな思いでプロサッカーを続け、海外に出て、日本代表として戦ってきたかを少しでも伝えようとするための。
あの時点でさえもう遅すぎたと思うけど。でも少なくとも、私はあの記事で、中田の孤独な戦いの一端(ほんの一端)を知ることが出来た。
その中田が、もうやめるという。
号外が出るほどの大騒ぎの中で、だれも引き留めようとしない。それがものすごく異様に思えた。とくだねの小倉さんまで、早すぎると言わない。オマケに、「彼はイチローになれなかった」なんてネットで書かれた批評を丸飲みした発言をする。
イチローになんぞ、なる必要はないのだ。サッカーは野球とは違う。野球は所詮組織のスポーツで、チームの和が何よりも必要だ。チームに溶け込んで空気作りをすることは、勝つために必要なことだ。
サッカーは、組織スポーツであると同時に個人技のスポーツでもある。ましてや世界に出て行くことを考えるなら、個人としてそのチャンスを得ようとするなら、チャンスが近付いてくるのを待つのではなくて、自分から積極的に拾いに行かなくてはいけないのだ。ゴールポストに当たった誰かのシュートの拾い玉で得点チャンスを得るように(たとえ棚ぼたでも、ゴールはゴールだ。今の日本代表にその執念は少しもないけど)。
中田を遠巻きにするんじゃなくて、その中田から何かを吸収するように、どん欲に立ち向かって行かなくてはいけなかったんだと思う。中田にだけじゃなく、世界に出たとき、プレミアリーグ、セリエA、リーガエスパニョーラ、ブラジル、アルゼンチン、どこに行っても、自分から相手を求めていかないと、どんなに上手くったって誰もボールは渡してくれない。それじゃゴールは拾えない。ストライカーにはなれない。
中田を遠巻きにしてしまった今の日本代表は、まだまだそんなにも世界から遠い位置にしかいないということだ。中田との距離は、他の代表と世界との差なんじゃないかと思う。
中田がいなくなったとしても、中村俊輔もいるし、小野もいるし、高原も稲本もいる。今回招集されなかった選手でも、松井という逸材もいる。でも明らかに、中田がいなくなったことで、世界がとつりと途切れてしまった。
ジダンもいなくなる。ベッカムもカーンも。おそらくはフィーゴも。そしてなにより、ブラジルが王者ではなくなった。
この前の大会で、ピッチの上には何かが残っていた。その何かを探しにドイツに行ったはずなのに、いくら彼らが走る姿を追っても、その見失った何かは現れなかった。次の4年、彼らに何を求めていけばいいんだろう?
ああ、そうだ、多分、リセットされるのだと、思った。楽観的に考えるなら、一度バラバラに空中分解してしまった上で、また新たなフォルムを作り出していくのだ。
そうすることで、やっと生まれてくるものがきっとある。そんな日本代表なら、私はきっと応援し続けていくことが出来る。
でなきゃ他の国のサポーターになっちまうぞおら!
次の大会、監督はオシムになるという。それはいい(実際、オシム監督は比較的ベストなチョイスだと思う…もうちょっと広い視野で探して欲しい気はしたが。)(ヒディングなんぞを選ぶよりは百万倍のいい選択だ!私は彼のサッカーはだいっっきらいだ!)。いいけど、別にこの監督に4年間任せっきりにする必要はないと思うんだけどなあ…
フランス×ポルトガルが私の中で事実上の決勝戦です。フィーゴかっこいい!!燻し銀のプレイだわ…そしてだんだん輝きを戻しはじめたジダン。やっぱり見ていてほれぼれしますね。
あともう三試合でこの狂乱が終わります。この大会が終わったとき、そこに広がるのは荒漠とした荒れ地だという気がするのですが、荒れ地は荒れ地であっても、そこからスタートすること自体は変わらないわけです。
中田もサッカーは続けるといっているし。実業家になって大金落ちになって自分で一つサッカークラブ作っちゃうってどうよ!?(それこそサカつくじゃん・笑)
ベストアルバムが出ますね! 過去の教訓を生かし、今度はしっかり店舗で予約してきました!コンサも近いし言うことなしです!仕事さえきつくなかったら(TT)
時差ボケが取れないんですよー!!おまけに報告書が進まないし!とにかく、来週は休暇だし、ちょくちょく片付けていきますわ。
でも正直このタイミングでベストはちょっと嬉しいかもしれない。前のベストは好きな曲ってそうなかったので気にしてなかったんですが、エイベックスってインフィニティまではCDコピーコントロールしているのでPC取り込みが出来ないんですよね。
実は、MDの調子が悪いので、携帯に落とそうと思って試行錯誤してみたんです。トニセン初期のアルバムはPC取り込みが可能でしたが、インフィニティはダメだった…musicmindは大丈夫でしたが。なので、次のベストは本当に好きな曲が揃っているので、しっかり落とせるのが嬉しいです!新型携帯再生機、は、D−snapを買うことにしてます!(i−podでもいいんだけどさ…D−snapの方がMD管理も出来るんだmん。)
新しい新譜、やっと聞きました。JUSTICEは高音の旋律のところはいいんだけど、やっぱり曲の頭のあたりが弱い。グッディと夜汽車は、なんだかいい曲だなあと思うようになってきました(笑)。かわいい。 でもなにより、一番いいのは、「旅立ちの翼」ですね!高校野球の甲子園の入場曲にして欲しい!カップリング3バージョンはまだ聞いてませんが。これいいなあ!
ぶいさんたちの曲って「翼」が付く曲名でいいのが多いよね。「翼になれ!」とか「ちぎれた翼」とか。この曲、コードも歌いやすいし大好きだ!
| 2006年07月02日(日) |
行って帰ってきましたよ! |
不在にします、という一言さえ残せず出発してました。結局RENTしか観劇できなかった…ウィキッドはものすごい人気です。現地に行って見たいなあと思ったWedingSingerは、日程が合わず断念。結局行きの時しか余裕がなく、到着してすぐに劇場街に行けばよかったのにもたもたしたせいでウィキッドとWedingSingerの当日半額チケット販売に間に合わなかったし…
次は是非、仕事抜きで一週間くらい行きたいです。本当はメトロポリタン美術館とかも見に行きたかったのに。ANN Taylorが半額セールやってたのに見にいくことさえ出来なかったのも悲しい…
そして、NY経由で行ったのは、現在「行くな」と言われている島国でしたが、思ったよりはマシだったか…な?フランス語がまったく出来ないので、現地の人とのコミュニケーションがなくてとても残念でしたが、写真はいっぱい撮ってきました。水の質がよかったので、お腹壊すこともなく、ひたすら暑さと仕事のスケジュールとの闘いでしたが(だってものすごい日程だったんだもん、普通あり得ない!)
帰りの飛行機の機内食でむしろお腹壊しましたね…やっぱりANAのがいいなあ…
出張中に持っていったスティーブン・キングの短編集『ドランノキャデラック』。ゆっくり読んでいるのでまだ読み終わっていませんが、「争いが終わるとき」にはぞくぞくっとしました!短篇ってこういうのがいい!
新曲の悪口を言っていたせいか(苦笑)、出発直前になって届いたので、新譜はまだ聴いていません>グッディ。でもHEY×3は2週連続頑張って見たのでした。かわいかったっす! そしてボーリング!剛つんは調子悪そうでしたが…どうした?!
コンサートのチケットは、東京分がそろそろ届くのかな?
息抜きに大神をやりたいのですが、報告書を明日の朝一で提出しなくてはいけません。今からまた仕事です(TT)
綾多
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