Yの日記

2002年06月10日(月) 臨界点

所詮、私にゃあ庶民の生活は向いてないようだ。
好奇心のあった頃ならともかく

フッと我に返ると(笑)

チヤホヤされる独身生活は無くなり
若いだけが取り柄の安月給の男が纏わり付き
いつも喘息で咳ばっかしてるジジイと
風邪ばっか引いてるババアと
金の無さそうな近所の連中に 囲まれ

身動きが取れねえ・・ぐっすん。

何でこんなことに ?
何でこんなことに ?

逃げの手を考えているうちに
両方の親に会ったのがいけなかったよな・・今思えば。

結婚とは・・弾みなり !とはよく言ったもんだ。

ここから逃げ出すには
「嫌われる嫁」になるしかないな、と
ある日1日中ふて寝してみたのだが

夜あまりにお腹が空いて
そーーーっと台所に忍んでいったら

皆ですき焼き食ってやがった・・恐るべし。

ぐっすん・・私のお肉まだある ??
姑がゼイゼイ咳き込みながら、卵を割ってくれたのだった。

はああ・・ひどいよ、みんな、内緒ですき焼きだなんて。
この家じゃあ、すき焼きなんて半年に1度なのに。

とにかく肉は食ってまた寝た。


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