えと、今日うちの家でバイト仲間三人と観ました。
こないだの仲良し女子チームではなく、女はワタシ＆アマノ、男がタニグチ＆ケンイチの四人。ついでにそのあと、シャボン玉大会など開催して大いに盛り上がったのですが、それはともかく。
消しゴムの話。
若年性アルツハイマーの話ね。韓国の。
そもそもわたしは、この話の概要を聞いたときに、かつて大好きで観ていた「Pure Soul 君が僕を忘れても」という話を思い浮かべていたからイヤ〜な気持ちになっていたのですよ。
だってさ、かつて大好きで、いまも思い浮かべたら涙が出てきそうな感じのドラマのさ、なにが韓流だよパクリじゃねえかって思ったら好意的にはなれないわけよ。緒方直人さんと永作博美さんが主人公の、あっちのが絶対完成度高いって自信もあったし。
……自分が制作にかかわったわけでもないのに、自信て云い方はおかしいけどさ。
で、まー観たんですが。
以下ねたばれするんで、っていうか結構けなしちゃうので観たいひとはスルーでお願いします。
観ましたよ。
眠かったし、途中で寝てしまうかと思ったけど意外とそんなことはなくてちゃんと観たのはよかったな。
よかったけどさ。
ええと。
とりあえずわたし、この監督さんが合わない、と思う。
カメラアングルとか、それも含めて演出の仕方がいちいち気になる。え、そこでカメラ引くんだ？とか、専門用語とかぜんぜんないけどつい突込みをいれたくなった（笑）
なんでここでカメラのアングルがぐるぐる回るのー、とか。
え、ちょっ、展開早くね？とか。
このお医者さんの態度、医者じゃねえよ。患者にきれるなよ。とか（笑）
とりあえずあのお医者さんについては、患者の身内が動揺してるのに医者のほうがキレてるのに吃驚した。お前がキレんなよって。患者の身内（ていうか旦那）が動揺して医者に突っかかるのくらい、仕方ないべ。
「誤診じゃないんですか？」云われて、「なんだったらほかの病院でも調べてもらったらどうですか」みたいな応答。ありえねー。
いくつか好きな描写もなくはなかったんだけど。
男のほうがコップに酒ついで、女に「これを飲んだら恋人になる」っていう口説き文句（？）とか。
でも総括としてはやっぱ、映像の写し方がいちいちＣＭ的で物語のなかに入り込めない感じしたなあ。
結婚式の、髪をまとめるシーンはまるでアジエンスだし、花嫁が階段おりてくるとこ（だっけ？）は、まるでデジカメのＣＭみたい（�狢臉擇憤貊屬魃扮鵑忙弔臭瓩辰憧兇犬離灰圈爾�つきそうな）
印象的にしたいのはわかるんだけど、それにしたって……と思ってしまいました。
話のながれも、やっぱりわたしはPURE SOULと比べてしまって、しかも年月経ってるから細部は忘れてたはずなのに、「あ。このシーンＰＵＲＥでもあった！」て思うとこが多くて、なんか逆にイライラしたりした。
ほかの三人がみんなうるうるしたり、アマノはかなり号泣だったのが、なんといいますか。
PURE SOULのが絶対素敵なのに！って悔しくもあり。
こんなカメラアングル微妙なＣＭもどきパクリ作品で泣くなよ！ってひそかにギリギリしてた（苦笑）
PURE SOULで泣いたわたしが消しゴムでは泣けないよ。うん。
んで。と。
今ネットで検索してみたところ知った事実。
消しゴムはPURE SOULのリメイクだったんだ。
あー…
だからあちこちそっくりなんだ。
ふーん…
リメイクね。
リメイクって本歌取りってことかな。
でも、やりそこなってる感じする。
劣化、は云いすぎか。
あ、ていうかわたしが緒方さん好きだったからなー。
永作さんも好きだし。
そういうのもあるのかもしれない。
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