ワープロなら何時間でもOKなのに、PCだと駄目って結局はカラーなのがいけないんだと思います。
ワープロってそろそろ製産中止なんですよね？
……なら、モノクロなPCってありませんか？
これ、絶対おすすめ。機能云々の問題あるかもしれないけど、アンケートとってみてほしいです。
絶対、ワープロのが楽ですってば。
↓、久々に坂長書いてみたくなってPC向かったらこんな。短過ぎなので、ニッキ読んでくれる方にだけ密かに公開です。おまけみたいなものなので、怒らないでください（汗）
これからワープロでちゃんとしたの書こう…って、あのSOはどうなる？＞自分
＋＋場面＋＋
肌にまとわりつくような細かい雨の中、どうせ傘は役に立たないと手ぶらで街を歩く。
絶対に晴天の元でしか出来ないロケ日、降水確率10％を見事に的中させたのはＶ６の雨降らし。
バケツをひっくり返したような、という形容がぴったりな豪雨を前に、井ノ原は本気で申し訳なさそうな顔をして小さくなってた。
――ごめんね、長野君。
謝る彼に、おれは目を大きくして首をかしげて見せる。
――なんで？ 天気なんか全部カミサマの思し召しでしょ。いのっちのせいじゃないよ。
そんな他愛のない会話をして。
ぽっかり空いた時間を潰す先は、即座に閃きおれを無条件にご機嫌にさせる。
ロケ地から電車を乗り継いで一時間と少し。目当てのホームに降りたときには、あれだけ酷かった雨はぱらつく程度にレベルダウン。
使えもしない傘を持って歩くのが面倒だったから、駅前のボックスに放り込んで改札を出た。いわゆる�狒碓佞了鵜瓩辰討いΕ筌帖�世の中には、ささやかなボランティア精神が満ちている。
目的地は、オフホワイトのモダンなマンション。
大通りから少しだけ奥まった場所にあるそこは、今日も高級な静けさに包まれていた。
共有スペースのオートロックの前で、おれはおもむろに携帯電話を取り出す。
『――長野？』
比較的すぐに応対した声は、ちょっとだけ眠たそう。
留守ならそれでもかまわないって思ってたけど、この分ならきっとビンゴ。
「もしもし、坂本くん？ 今から行きたいんだけど…いいかな？」
ガラス一枚で隔てられた居住区域と訪問者の境目。
寄りかかり、天井の明る過ぎる照明を見上げた。
『え、今？ お前仕事…って、ああ、雨か』
「そう。井ノ原すっごいヘコんでたけど」
外の天気に今頃気づきましたというような口調に、おれは小さく笑みを零す。「坂本くん、珍しいね。寝坊？」
『ん、てかお前の電話で起きた。打ち上げ、朝まで付き合わされたからさぁ』
ったくあそこのプロデューサーしつけーんだよと軽く愚痴った坂本くんは、それから慌てたように言葉を継いだ。
『あ、でも、もう起きたからな。長野来んだったら、俺は大歓迎』
「分かった。それじゃ行くから…」
話してる最中に、買い物から帰ってきたとおぼしき主婦が、オートロックを解除してくれる。電話するおれには目もくれずに消えた背中を見送ってから、閉まりかけた扉に足を挟んだ。
「ほんとすぐ行くから、待ってて」
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