プロに

プロになりたいと,そう思いました.
いや,別に小説家ではないですが…….

ある分野のプロフェッショナルになりたい,と.いや,むしろ1人1人がそれを目指していくべきだと思いました.その中の1人になりたい.

じゃあ,今自分はどうあるのか?

他の分野のプロフェッショナルってどうなんだろう,と.
例えばスポーツは? 野球とかバスケとかゴルフとか,将棋とか.

それに比べてどうだろう,と.
その分野でプロを目指す人で自分と同年代はどんな生き方をしてるんだろう,と.



「私たちはプロであるべきだ」

そんな文章に出会ったとき,衝撃的でした.
甘っちょろいんじゃないの?
そんなことをガツンと言われてるようでした.
ただ相手が人間だから「プロ」っていうのが見えにくくなってるだけだ,と.そしてそのことをもっと自覚しなければならないのだ,と.

正直に.エスカレーターに乗っている自分たちは一応「プロ」と呼ばれることになる.そのとき,自分たちはどうなるだろう.自分たちの仕事を「プロフェッショナルだ」そんなことが言えるのだろうか.自覚とプライドをもってそう言えるだろうか.


あまりにも知らなさ過ぎるんじゃないか.
あまりにも短絡的過ぎるんじゃないか.
あまりにも気楽なんじゃないか.

自分のことを棚にあげていってるんじゃなく.自分の含めて,周りをみて,はっきりとそう言える.

「ふざけるんじゃない,と.ウダウダ言ってないで専門書の1冊くらい読め,と.自分が使うものの先行研究くらい全部読め,と.読んでるのが凄いんじゃなくて自分たちが読んでなさすぎだ,と」

どうして気がつかないんだろう.
どうして無関心でいられるんだろ.
どうして知らないでいられるんだろう.

基礎くらい,知っとく時期なんじゃないか.
笑いながら「知らなかった」で済む時期じゃないんじゃないか.
知らなかったのなら知ろうとする意思は必要なんじゃないか.

笑いながら基礎を「専門でやってこなかったから知りませんでしたー☆」と言われると殴りたくなる,というかそれ以前に全てのやる気を失う.

意味がワカリマセン.



気がつくと愚痴になっててビックリ.
追い詰められてるんじゃなくて.ただ,正直に思っていること.
抽象的に書いてみたら,こうなりました! みたいな感じです.
2005年10月12日(水)

日記 / 天木 草