だからなに。
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数年前の彼らが、どんな声で、 どういう風に笑っていたかということを ちっとも思い出せないのに、 もっともっと前につきあっていた彼らのことは 声も笑い方も思い出せる。 思い出が、生きているか死んでいるか、 っていうことなのかなぁ。 帰り道にそんなことを考えていた。
笑顔がステキな人っていいよねえ。男でも女でも。 笑ってない時はどうでもない顔でも ちょっと笑顔になると全然違う。 そういうギャップに、ぐっときてしまったりするのかな。 歯並びもわりと重要なポイントなのではないかと思う。 でも どっちかというとカッパみたいな感じの顔をしている人だと 笑っても笑っていなくても大して変わらないような気がする。 あと、顔は笑っているのに目が笑っていない人はヤだ。
それでその数年前の彼らのひとりのことを思い出していたら それは印象に残っている場面だったらしく 今でも笑える出来事だということがわかった。 駅の階段を下りながら、ぷっ、と笑ってしまった。 ちょっと前に見た光景みたいにすっきりと思い出した。 その時の彼はきっと素だったんだろうと思う。 だから今でもおかしくて笑えるのかな、って思った。
笑顔がナイスガイな人は、 ハトでもカラスでもコオロギでも「あの人」って呼ぶ。 あたしだったら「あの子」って呼ぶと思う。
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