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■ 棄てる
先日、このパソに保存されてる「過去」のほとんどを、ゴミ箱に捨て。 ゴミ箱も空にした。
これで、二度と見ずに済む。 記憶以外の証拠は、自分の手で抹消した。
捨てる時は、何も見ないで捨てた。 目に焼き付けておきたいとは思わなかった。 だって、ねぇ。
現実は消えないけれど、足跡を残しておく必要もないさね。
フロッピーの中には、まだまだたくさんの「過去」が残ってる。 実家に帰ったら、それも消去しようと思う。 もしくは、1枚のフロッピーの中にまとめて、フロッピーを壊してしまってもいい。
だってもう、私には必要ない。 同じことは繰り返さないと、そう決めた。 残しておくことによって私が学ぶことは、もうおそらくない。
いい加減、私も縋り付いているのは情けない。 そんな気はないけれど、どこかそんな気がしてる。
今でも怖い。 過去と現在が重なりそうになると、私は大きく拒絶する。
まだ、時間がかかる。 でも捨てられるモノは捨てていいだろう。 二度と見ずに済むのなら。 たとえ思い出してもね。
もう、歯止めのきかない自分は嫌だと思う。 他に何も見えなくなってしまうような、そんな愚かな自分にはなりたくない。
そうなるくらいなら、仕事に追われて忙殺される方がよっぽどいい。
・・・だから私は頑張っているのかな、と一瞬思った。 一瞬だけね。
hotmailの受信箱も整理した。
何十件もメールを削除して、それでも捨てなかった過去もあって。
私はようやく、7ヶ月ぶりに翔架にメールを送った。 おそらく、もうメアドは残っていても読んでくれることはないかと思う。
翔架は私との連絡用にメアドを作ってくれたようなものだし、 きっと既に使っていないだろうと思うから。
それでも、お正月に言えなかった言葉をようやく伝えることが出来たかな。
感謝と謝罪の言葉、心を込めて。 いつか読んでくれると嬉しいな、と思いつつ。
また1つ、過去に区切りをつける。
2002年08月06日(火)
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