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2004年04月18日(日) 第1期終了〜空気公団『空風街ライブ』@渋谷クアトロ〜

夕方から、空気公団『空風街ライブ』@渋谷クアトロへ。
Sさんにを譲ってもらったチケットは62番!(ありがとう)
左の邪魔な柱の横2列目くらい。
クアトロこんな前で観るのはじめてだなぁ。

開演からまもなくメンバーが大勢のサポートと共に登場。
ツインドラム&ギター&キーボード&コーラスの大所帯。
いつもより、ちょっぴりおめかしした山崎さんと石井さんが
恥ずかしそうに椅子に座るのが初々しい。
「夕暮れ電車に飛び乗れ」でスタート。
間近ということもあり、ドラムの音の大きさに圧倒される。
それだけでなく、歌がほとんど聴こえないのは残念。
それでも、遠くを見つめながら歌う山崎さんに見入ってしまう。
手や足でリズムを取っているんだけど
歌っているというよりか、まるで考え事でもしているような手つきに見える。
そう思ってたら次の「わかるかい?」の
出だしに入れずやり直し。

天井から布(紙?)で出来た気球が飾られていて
中の明かりが消えたり灯ったりして、とても綺麗。
サポートとは別にキマタツトム(シャーペン)七尾旅人がゲストで出ていた。
キマタツトムは「動物園のにわか雨」と「白」をデュエット。
か細い頼りない声だけど、山崎との声のバランスが気持ちいい。
七尾とは「音階小夜曲」「旅をしませんか」をデュエット。
囚人のような格好だけでなく、放っているオーラが
別世界の人に思えた。

特に印象が残ったのが「呼び声」と本編最後の「融」。
「呼び声」は彼女らの中で一番好きな曲。
アルバム『呼び声』を聴いた時「誰かは静かに〜」
という歌詞を「誰か鷲づかみ」と、ずっと思っていたのも懐かしい。
でも、本当にその通り心を鷲づかみされた。
「融」ではコーラス隊や他のサポートがハンドベルを鳴らしていた。
白いあたたかい光に照らされて、何だかこのまま召されて行くんではないか
と錯覚してしまう。
その光に連れられるようにメンバーは帰っていった。

アンコールの「暮らし」「レモンを買おう」では3人だけの演奏。
戸川くんのアコギに石井さんのアコーディオン&オルガン。
特に石井さんの鍵盤は「これぞ、空気公団!」というやさしい音色を奏でてた。
今後、この音が聴けなくなるのはやはり寂しい。
この形態で、もっとやって欲しかったな。
二度目のアンコールでの「田中さん、愛善通りを行く」では
自然と客席から手拍子が沸いていた。
山崎さんが歌詞を忘れてやり直し。
でも、二度目でも同じところの歌詞が出てこなかった…。
『融』の「たまに笑ってみたり」の「あれ?」を思い出した。
やはり心ここに在らず!?

三度目のアンコールでは予定外だったらしく
「何やる?リクエストして」とメンバーやお客とやり取りしていた。
「ポロンちゃん!」「紛れて誰を言え〜」と声が上がる度に
「あぁ〜(それもあったねという感じ)」とか
「あっ、それはダメ」と却下していた。
戸川くんの弾き語り、との声もあったんだけどそれもなし。
サポートメンバーを引き戻して
今度はバンドバージョンで、もう一度「レモンを買おう」。
その前のやり取りとかで、少しだらけた雰囲気になってたんだけど
これでしばらく見納めかと思うと感慨深い。

全体的にやはり場所が悪かったのか
ドラムの音が大き過ぎた。
それとは別に今までライブをやらなかった理由が見つからない。
むしろ最後にしてもっと観てみたくなった。

さて、第2期の『融』のはじまりは何だろう?


セットリスト


1.夕暮れ電車に飛び乗れ
2.わかるかい?
3.電信
4.ここだよ
5.動物園のにわか雨
6.白
7.日々
8.歩く
9.別れ
10.思い出俄爛道
11.とおりは夜だらけ
12.呼び声
13.音階小夜曲
14.旅をしませんか
15.うしろまえ公園
16.窓越しに見えるは
17.融

アンコール
18.僕らのひみつ
19.コーヒー屋のおねえさん
20.暮らし
21.レモンを買おう

アンコール2
22.田中さん、愛善通りを行く
23.休日

アンコール3
24.レモンを買おう


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