絵童飛鳥のエッセイ
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2004年08月17日(火) ひび割れたビー玉

小さなビー玉が、ずっとずっと転がっている。
アスファルトに傷つけられながら、
水たまりに濡らされながら、
それでも、ずっとずっと転がっている。

でも、最初は透き通ったようなビー玉も、
やがて、磨り減り、曇った輝きを放つようになる…。

そして、ひび割れ、砕け散る…。





人の心は、人にふれ洗われ、人にふれ汚される。
曇りゆく心は、輝きを失い、ひび割れ砕け散る。


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