月菜の夫は不潔潔癖症で不完全潔癖症に苦しめられていた。そのためふたりの間にセックスはない。月菜は愛すればこそ、抱きしめてもらえない苦しみに翻弄される・・・ 男と女の愛のカタチなんて、その組み合わせの数だけあるのだろうなぁ。愛する人と一緒に生活できても、セックスどころか抱きしめてももらえない。それって蛇の生殺し状態だわ。ふたりの苦しみや決断に結構感情移入しながら読みました。ラストは私的には「ありえねー」なのですケレドモ、物語としては美しくてよかったです。ふふふふふ。『誰よりもつよく抱きしめて』 2005.9.25. 新堂冬樹 光文社