酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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| 2005年02月02日(水) |
『いじわるペニス』 内藤みか |
29歳の咲希は二股をかけられた挙句、捨てられた過去に傷つき、本気で恋愛をする勇気を失っていた。それでも身体は男が欲しい。咲希は、ウリセンの22歳の由紀哉に入れ揚げるようになった。しかし、この男、勃たないのだった・・・
新潮ケータイ文庫で脅威の70万アクセスを果たしたと言われる話題の官能小説を読んでみました。女子の描くエロ話としては面白くさらっと読めました。 でも、あのラストはどうなんだろう? 私は結局のところ全ては自分に跳ね返ってくるものだと思って生きているのですね。だから、そんなウリセンの男に本気になった自分をキッチリと見つめて欲しかった気がする。あんなことをしても傷は深まるばかりだわ。・・・なんてことを書きながら、もしも自分がウリセンやホストの男に本気になって、咲希のような目に遭った時に似たようなことをしでかすのかもしれないなぁとは思っちゃう。ほんと身につまされた。せつないなぁ。哀しいなぁ。
本当なら、たった一晩だけの後腐れない関係のはずなのに、私が「恋愛」を彼に望んでしまっていたのだ。
『いじわるペニス』 2004.10.20. 内藤みか 新潮社
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