酔陽亭 酩酊本処
いらっしゃいませ。酔陽亭の酔子へろりと申します。読んだ本や観た映画のことなどをナンダカンダ書いております。批判的なことマイナスなことはなるべく書かないように心掛けておりますが、なにか嫌な思いをされましたら酔子へろりの表現力の無さゆえと平に平にご容赦くださいませ。
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2004年01月03日(土) 『撃つ薔薇 AD2023 涼子』 大沢在昌 

 西暦2023年、多民族化した東京。刑事部捜査第四課・櫟涼子は合成麻薬「ブラックボール」情報収集のため、麻薬組織に潜入捜査を命じられる。恵まれた美貌ゆえ傷ついた過去を持つ涼子は、孤高を保ち闘っていくが・・・。

 久しぶりに大沢親分のハードボイルドを読みました。美貌の女が怪しげな組織に潜入し、身の危険を顧みず闘うさまは少々病的。そしてそこには訳がある。そのトラウマがなんともねぇ・・・。最後に鮫が出てきたのはすっごく驚きました。

「私にはわからない。だがこれだけはいえる。たとえ忘れてしまったとしても、起きたできごとが消えるわけではない。本当にそれが重要なできごとなら、必ずこれからのお前の人生にかかわってくる。そのとき、過去と対決する気持さえもっていれば、きっとやり抜ける筈だ」

『撃つ薔薇 AD2023 涼子』 1999.6.5. 大沢在昌 光文社



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