夢袋。
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2006年02月09日(木) 自転車タクシー

高速が交差し、築地市場のようなものがある街、水道橋の駅近くの

雑居ビルの一室にアルバイトで通っています。

(実際の水道橋は全く違う街です。)

一度終電を逃したら大変な目にあったので

それからは得意な一輪車で通うことに。

一輪車もかなりのスピードがでているのに

トラックなどにおいこされて風圧に負けそうになりながらの通勤。

昼休みは市場(のようなところ)のプレハブの横で

一輪車に乗りながらコンビニのおむすびを食べるのが日課。

トラックの運転手のおじさんや、市場のおじさんとも顔見知りのようで

「きょうはまた変な恰好だなー」と言われて自分をみると

白い長袖、ステテコ、あの腹巻き、

というステレオタイプなおじさんの恰好に

黒いパシュミナを頭に巻いていた、

というのにもかかわらず明るく「これが結局一番よくて!」

とか笑顔で答えるわたし。



ある日またトラックにあおられながら大きな道路を

一輪車で走っていると

若いおねえさん達が笑顔でするすると普通の自転車で追い抜いていく。

信号で追いついて話しかけると

彼女たちは「自転車タクシー」の人たちで

二人までなら乗せていくらしい。

たしかに後ろの荷台がすこしだけ普通より大きくみえる。

けど、二人は無理なんじゃ? とたずねると

一人がちゃんと座って、一人はその人の膝に座るとのこと。

普通に納得して、さらに「重くないの?」と質問。

おねえさんは笑顔で(絶え間なく笑顔)荷台をぱかっと開けて

おおきな電池(2リットルのペットボトルくらい)が

3本入っているところを見せてくれました。







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