チェリーブロッサム。

2003年01月25日(土)

昨日、彼があたしの病院に付き添うために
帰ってきた。

彼は現場の雰囲気が悪かったからそこから
抜け出したい気持ちも少しはあったと言う。

しかし、彼が帰ってくる間に大変な事を彼の親父はしてしまっていた。

彼のお父さんはガテン系の会社の社長なんだけど
小さい会社だから下請けってワケ。

で、今回彼は一緒に仕事に行った訳だけど
今まで主に仕事をくれてる会社で今回の仕事も大きかった。

なのに、彼が帰ってくる間に彼のお父さんは相手の
部長とケンカをして仕事がなくなった。

今、不況の風当たりが厳しい建築系なのに。

彼の家、全体のあてにしてた収入が一瞬で消えた。

そして、これからも仕事が入ってくるとは考えられない。

話しは今の彼の家族の住んでる家のローンの話しになった。

月、40万のローン。

このままでは払えないから家を売るようになるだろう。

そしたら彼は1人暮しをするんだろう・・・。

そして家族はみんな父親を軽蔑した。

家族会議を何回もして今回の仕事は大変になるだろうけど
みんな一緒に暮らすためにガンバロウって約束したのに、
自分のプライドの為にケンカをして・・・。
みんな我慢して頑張っていたのに・・・。

1番父親を許せなかったのは彼だった。
彼は「父親とはもう一緒に暮らしたくない。」と言ってた

母親の苦労を知ってて、日々頑張り続けている母親の姿を見て
これじゃ、あんまりだと。

彼はかなり落ち込んでいた。

夜に会ってあたしと彼はじっくり話した。

あたしは彼に思ってることを全部話した。

自分が高校の時に母親の家を出たことをずっと後悔している事。
どんな親であっても親は親で
後で自分が絶対後悔するという事。

そして子供に必要とされなくなった親の気持ち

家族に「出て行け」と言われたときの気持ち

あたしは母親の気持ちがわかってても
”親孝行”をなかなか出来ないでいる自分のもどかしさとか

彼は父親を追い出す気持ちでいたけど
納得して父親を許した。

彼のお父さんの行動はおかしかったかもしれないけど。

彼は泣きながら色々あたしと話した。
あたしも泣いた。

その後、久しぶりに2人で長い時間を過ごした。

なんか会ってなかった事で新鮮さが戻ってきた気がする。


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