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2006年04月24日(月) 小宮君の真価とアレック

広島・小宮君と「あいのり」を楽しみにしている件は、
小宮君の真価とバレンタイン にて話したとおり。
そして4/24の今日。二人が大注目していたアレックが最後を迎えた。
そして更に、4/24は、広島・小宮君は、東京出張だったのだ。

話はさかのぼって、ちょっとそれるが、2週間前。
4/24・25と合同会議のため、上京する小宮くん。
そして4/26はシステム会議であるのだが、広島の出席者は事務員。
議題はセンター業務に関して。

わたしは部長の許可をもらい、出席者交代を広島に願い出た。
だって経費も浮くし、なによりそのほうがいいに決まっている。
事務員の人も快く承諾してくださり、後は小宮君の承諾だけだった。
だが話はそう簡単には、終わらなかった。


「ものすっごいハラがたつ!無責任だって、言うんですよ!」

信じがたいことだが、事務員の人が代わりに会議に出てくれ、と頼んだら、
「キミが代表で出席しているのに、急に交代だなんて無責任だ!」
と、言い放たれたらしい。

えっ?である。じゅりちゃんも慌てた。
交代を申し込んだのはコチラであり、彼女ではない。
また事情も正確に伝わっているなら、そんなことありえない。
だって彼女が出席しても、意味がないんだから。
だから代わりに出てくれって、頼んでいるんだから。
更に言えば、今回限りの交代なんだから。ずっとじゃないんだから。


急遽自分から小宮君に説明をした。
交代はコチラから申し込んだのであり、彼女の意思ではないこと。
議題内容から、小宮君の方が適任であると考えたこと。
ちょうど東京に来ているのだから、延泊して欲しいこと。

「でも、彼女が代表なんだから・・」
「広島代表ってワケじゃないのよ。出席者のいない拠点もあるし。
中小営業所の事務員の意見が欲しいから、出席してもらっているの。
だから議題に合わなければ、それに合う人が代理で出るのは、
今までもあるし、まったくかまわないことなのよ。
こちらも関係者の人が来てくれるなら、それのほうがありがたいし。
もし小宮君の都合は悪ければ、他のセンター関係者をあたるけど
(24・25の会議では、総勢15名近いセンター関係者が集まっている)」

誤解はとけたハズである。仕事の都合で延泊できない、ならわかる。
だが小宮君は、いろいろ理屈をこねて「うん」とは言わない。

最初は、じゅりちゃんがなんかしちゃったのかと思った。
小宮君は素直で気配りも出来るし、大人の考えもできる人だと思う。
その彼が、理屈で考えれば、どーやっても「yes」な答えを言わない。

おかしい。絶対、おかしい。

「ねぇ。ちょっと突っ込んできくけど、理由は他にあるんじゃない?
なにか小宮君の中に、わだかまりがあるんじゃない?」

小宮君は黙った。ビンゴだと思った。
じゅりちゃんは、結論は今出さなくてもいい、ゆっくり考えて、
と言って、電話を切った。
小宮君は最後に「ウチの問題なんです」と言った。
こりゃーなんかあるらしい。



「小宮君はー、いろいろ悩んでいるんですよぉ〜」

偶然、広島シノブちゃん(男)と話す機会があった。
シノブちゃんと小宮君は年も同じで仲がよい。
偶然とはいえ、ホント、シノブちゃんと話すことが出来てよかった。

小宮君は今、自分の勤める営業所に、猛烈な不満を持っている。
なあなあで仕事をしている、と言う不満。真面目な彼らしい不満だ。
だから「会議の出席を交代して欲しい」という申し出に、
無責任さを感じて、彼女に強く言い放ってしまったのだった。


結局、彼は来た。出席します、という返事が来た。
そして東京で会うなり開口一番「この間はすみませんでした!」と言った。
オマケに広島に帰った後、すぐにその事務員にも謝ったらしい。

きちんと謝れる彼は、すばらしい。だが彼の不満は結局は解消されない。
「まぁ今回は許しますけどね」そういう事務員にじゅりちゃんは言う。

「落ち着いた頃、どうしてあんなに怒ったのか、尋ねてみな。
今は感情的になったことを恥じているから言わないだろうけど、
でも原因を確かめておいた方がいいよ」


ただうらやましいな、とも思う。
彼女と小宮君の間には、今までの信頼関係がある。
だからこそ、程度はあるが衝突があっても、謝りの一言で修復できる。
そして、小宮君は自分から謝れる人である。

うらやましい。本当にうらやましい。
こんなにもうらやましく思う自分も、ちょっと情けなく思った。



まぁそんな話は、どーでもいいんですがね。
話したいおもしろかったことは、これからです。
相変わらず関係ない話が、長々です。

小宮君とは「あいのり」を見ている。
そして、4/24は、ふたりが大注目のアレックの最終回である。

「こんな偶然はない!一緒に見よう!!」1週間前から盛り上がっていた。

だが冷静に考えろ、自分。どこで一緒に見るんだ?
小宮君のホテルの部屋でか??

「(2泊ですけど)ボク、同じ部屋なんですよね?」
「あたしと?」
「えっ!!!」

そんな冗談は言えても、さすがに部屋まで行くとなるとね。
でも、アレックはみたい。絶対、一緒に見たい。


「ねぇ。本当に行ってもいいの?」
「いいですよ。かまいませんよ」

そーは言ってもねぇ・・。小宮君、どーやら好きな人いるみたいだし。
社内の人だから、耳に入ったら、立場悪くなるよねー。
自分は、かまわないのです。なんと言われようと。したいことをする。
でも小宮君が遠慮して、イヤなのに言えなかったら、猛烈に悪い!
結局、他のセンターの人も誘い(はっしー&静岡ヤクザ)
みんなで小宮君の部屋で「あいのり」を見ることにした。

がっ!!!

「オレ、フロ入ってから行くわ〜」

アレ? みんなで小宮君の部屋じゃないの?
なんで、みんな、自分の部屋に入っちゃうの??

「さぁ、どうぞ!」笑顔で小宮君がドアを開けている。

えっ? 予想と違うんだけど。
そしたら、小宮君の真向かいの部屋が、あまり親しくないおっさんで。
はっしーと静岡ヤクザなら、ある程度事情がわかるので、
誤解はされないだろうけど、このおっさんは誤解する!!

「つきあっているワケじゃないですからっ!!」

慌てて言ったら、みんな大笑い。オマケに小宮君が、
「2時間くらい、来んといて!」と言うからさー。
ちくしょー。小心なじゅりちゃんが、バレちゃったよ。


部屋に入って、びっくり。さすがビジネスホテル。
「狭いでしょー」って、小宮、近すぎるぞ。

あいのり放送開始まで、あと50分。ちょうどすますまの放送中。

「小宮君、お風呂入ってきたら?」
入るワケないと思ったけど、一応気を使って言ってみた。
そしたら、小宮のヤツ、「じゅりさんも入りますか?」だって。

冗談だよ、冗談。でも驚いたじゅりちゃんは、
「いえ、じゅりちゃんは入りません」と、フツーに答えちった。
ちくしょー。今思い出しても、相当悔しい。
なんで「あら、一緒に入る?」とか言えなかったんだろう。


そしてヤツ、小宮の攻撃は続く。

「じゃボク、着替えますね」

そう言って、ヤツはバスルームに入っていた。
申し訳ないなと思った。普通ならココで、おおっぴらに着替えられるけど、
じゅりちゃんがいるから、バスルームでお着替え。
そうじゅりちゃんが思っていたら、いきなり聞こえる水音!

「えぇ〜?? 小宮君、ホントにシャワー浴びてるよ!!」

じゅりちゃん驚愕。この状況で入るかな? 風呂、入るかな?
だって、ホテルの部屋で二人きりだよ。
それも狭くって、話するの、ベットの上だよ。
そんな状況で、ホントにフロ入っちゃうかな???

中居君のコントを見ながらだったけど、じゅりちゃん笑いが止まらない。
小宮君って意外と大胆というか、人の事女としてみていないって言うか。


だが、小宮の攻撃は、ソレで終わったワケではなかった。

シャワーの音が止まり、あぁ本当に着替えてんだなーって頃。
「じゅりさん、じゅりさん」と、小宮君がバスルームから私を呼ぶ。

なっ?何事? おそるおそる声をかけると、

「すみません。ボク、着替えを持って入るの忘れました。
 パンツいっちょうで、出て行ってもいいですか??」

ありえない。ありえないよ。マジで。
会社の人でホテルの部屋で二人きりになったのは、
グアムの江川君が最初だけど、江川君はジーパンはいてたぞ、ちゃんと。

「えっ・・。わかったわ。後ろ向いているから」
「見られてもいいですよ」
「そんなの悪いわよ。小宮君もイヤでしょう?」
「そりゃフルチンだったらボクもこまりますが、パンツはいてますし」

勘弁してくれ。小宮。私が悪かったよ。

そして小宮君は、パンツ1枚で部屋に入ってきたと思われ。
そんな半裸の男に、背中を向けてベットに腰かけるじゅりちゃんって、
それって、どーよ、どーよ? の世界です。


「いいですよ」と言う声で振り返ると、
小宮君は寝巻きになって、にこにこしながら、つったっていた。

完全、完敗。小宮に負けた。じゅりちゃん、負けた。
日頃、あんなことを言っていても、結局は小心。
3つも年下の男に、わたしゃいいように、遊ばれたよ。

そりゃ小宮には、そんな気がなかったとしてもだね。
わたしが勝手に、負けましたよ。はい、すみませんでした。



追伸

その後、みなさんも合流し、あいのり鑑賞。
小宮君と一緒に、アレックの玉砕を温かく見守ることが出来ました。
小宮君が東京にいる偶然に、感謝!


追伸2

はっしーはホテルの寝巻き姿で登場。
その寝巻きの前ボタンの間隔が広く、見えるんだよ、パンツが。

「はっしー、ちょっとパンツ見るよ。チラリズムだよ」
「えっ? キンタマ見えとった??」

見えてません!見えてません!絶対、見えてません!!!
ものすっごい、久しぶりに聞く、ストレートな単語。
でも、なんで、キンタマなんだよ。パンツはいてるでしょ?

「トランクスってねー、横からはみ出しちゃうのよ」

えっ? そうなの? そりゃ知らなかった。

「なぁ、はみだすよな」
「うん。はみだす、はみだす」
「作業しちょる時なんか、ズボンの中で、しょっちゅうはみだしとるわ」

はっしーの「はみだす論」に、静岡ヤクザも小宮君も賛同。
「ぽろっぽろはみ出すわ」というはっしーに、
こんな体勢やこんな時に、よくはみだす、とフツーに話してるよ。


奥さん。そうらしいですよ。トランクスは、はみ出すんですって。
さすがに知らなかったわ。皆さんは、知ってました?
って言うか、知りたくなかったけどもね。


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