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2005年07月01日(金) ヒルズに恋して

非常に興味深いメールを頂きました。ご当人の許可を得てご紹介します。
全文そのまま、訂正ナシです。


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じゅりさんはじめまして。
エンピツ日記さんを回っていてそちらへ辿り着きました○○といいます。
「恋におちたら」最終話の感想を読んだのですが、
剛くんのファンなんですよね?
テレビ雑誌とか全く読んでいなかったんでしょうか?

恋におちたらの恋=男女の恋、
島男と香織の恋愛という意味だけではありません。
プロデューサーの方が語ってましたが、
これは島男と高柳の意味もあるそうです。
(変な意味の恋ではなく)
それと天才モーツァルトと凡人誰かの「アマデウス」を描いたとも。

主題歌の歌詞を見てもわかりますが、恋=恋愛ってだけじゃなく
仕事とか何でも頑張っている人へ向けて、
最初からドラマの内容に合わせて書いたものとも説明されてます。

ですので、じゅりさんがツッコミを入れた
「タイトルの意味わかんねー」という感想には
とっくの前に制作側がきちんと明言してました。

というか本当にドラマを見ていたのなら、
途中で神谷が「社長に恋におちた」という台詞を言って、
タイトルにはそういう意味の恋も含まれてるんだ!
と気付いたはずなんですが…

揚げ足をとるようなメールですみません。
でも剛くんドラマのベスト1に入ったくらい恋おちにハマった身から、
明確にされてる事で誤解されてる点は見過ごせなかったです。
主人公が周囲の人達に影響を与えて変えていくというのも
ドラマの王道だと思いました。

ライバルが主役に感じるという感想に、
とらえ方は人それぞれなんだなあとも思いました。
それでは失礼いたしました。


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はじめまして。Smatic Novel site の Juliet です。
ご感想、ありがとうございました。

> テレビ雑誌とか全く読んでいなかったんでしょうか?
> プロデューサーの方が語ってましたが、
> これは島男と高柳の意味もあるそうです。

テレビ誌はほとんど読んでおりません。
ドラマにしろなににしろ、全てを自分だけの視点で
まず観たいと思っておりますので、あえて、読まないようにしております。
わたしのエンピツでの記載は、ドラマの解説ではなく、わたしの感想です。
ですので、わたしの感想が、公式媒体(公式サイト等含む)の情報と
違うこともあります。その点は、ご了承くださいませ。

> 主題歌の歌詞を見てもわかりますが、
> 恋=恋愛ってだけじゃなく仕事とか何でも頑張っている人へ向けて、
> 最初からドラマの内容に合わせて書いたものとも説明されてます。

主題歌に関しては、今回全てを録画で見たため、主題歌の場面は、
全て早送りをしており、歌詞はまったくわかりません。
その点に関しましても、ご容赦願います。

> ですので、じゅりさんがツッコミを入れた「タイトルの意味わかんねー」
> という感想には、とっくの前に制作側がきちんと明言してました。

左様でございますか。お教えいただきまして、ありがとうございました。

> というか本当にドラマを見ていたのなら、
> 途中で神谷が「社長に恋におちた」という台詞を言って、
> タイトルにはそういう意味の恋も含まれてるんだ!と気付いたはず

高柳社長に対する憧れもまた恋である。そういう解釈もあると思います。
しかし内容全般からして、
もうちょっと違うタイトルでもよかった気がします。
だからといって、こういうのがよい、という提案もないのですが。

タイトルというのは、非常に大事だと思います。
特に商業媒体では、タイトル・見出し、というのは、非常に大事です。
単なる恋物語と思われてしまうタイトルでは、
ちょっともったいないな、と思う次第です。

> 揚げ足をとるようなメールですみません。
> 剛くんドラマのベスト1に入ったくらい恋おちにハマった身から、
> 明確にされてる事で誤解されてる点は見過ごせなかったです。

揚げ足とは思いません。それだけ思い入れがあるということでしょう。
誤解の点に関しましては、ご指摘ありがとうございます。
ただ感想、というのは、人それぞれです。
例えつよしFAN同士であっても、まったく違うものになることも当然です。

> ライバルが主役に感じるという感想に、
> とらえ方は人それぞれなんだなあとも思いました。

ライバルだからこそ、もう一人の主役なのです。
ライバルが大した人物でなければ、ライバルにはなりえません。
そして、もうひとりの主役であり、唯一の主役ではありません。
あくまで島男という主役を軸に高柳の話を描く、という手法だと思います。
勿論これは、わたしの感想であり、
皆様と違っても、なんら差し支えないことと思います。


わたしはテレビ誌の件もそうですが、全て自分だけの感想を記載することを
エンピツ日記では目的としております。
その為、独りよがりな感想も多々あるとは思いますが、
じゅりさんはそう思ったんだ、と解釈くださいましたら、幸いです。

以上です。ご感想、ありがとうございました。


追伸

> それと天才モーツァルトと凡人誰かの「アマデウス」を描いたとも。

この意味が、どうしてもわかりませんでした。
製作者側に、そのような発言があったということでしょうか?
それとも、わたしの日記の記載のことを指しているのでしょうか?
もし、お時間があるようでしたら、補足頂ければ幸いです。

Juliet
http://www5d.biglobe.ne.jp/~juliet_5/


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改めまして。じゅりさんお返事ありがとうございました、○○といいます。

拙い文章でわかりづらくて申し訳ありません。
「アマデウス」というのはテレビ雑誌でプロデューサーの方が
このドラマで描きたいのは…で語っていたものです。
(カッコの中の文はその前の内容にかかってました)
ちょうど中盤辺りの、島男の言動にそれまで余裕だった高柳が焦りを
感じている頃の記事だったので、なるほどなあと思ったのを覚えてます。

それからタイトルに関しては確かに恋愛物だと思われそうな感じですね。
ただ変更前は「ヒルズに恋して」で、これだったら恋という字が
入っていても男女間の恋限定ではなく、ヒルズという場所を巡って
色々あるのかな、と思わせるタイトルだったと思います。
内容の説明も剛くんと堤氏の対立ドラマが主軸で
恋愛要素もアリという程度でしたし。

これについては推測になりますが、
ドラマ開始前後に起きていたホリエモン騒動が関係してるかもしれません。
騒動勃発直後に今のタイトルに変わり、
内容も恋愛色が増えるという発表がされていました。
ところが今度は途中で騒動が収まったため、
元々のメインだった島男と高柳の話に戻していったのではないでしょうか。
そのために騒動の最中に撮影していたらしい3〜4話が
変に恋愛で中だるみしていた印象になった気がします。

でも終わった今となっては、
最初に脳天気で真っすぐな島男が描かれていたからこそ
黒く染まっていく後半からの姿がギャップで余計に怖さを与えていたと
思うので良かったと思ってます。

また長々とすみません。それでは本当に失礼いたしました。


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じゅりです。ご返信ありがとうございました。

> 「アマデウス」というのはテレビ> 雑誌でプロデューサーの方

左様でございますか。それは知りませんでした。
だとしたらそのプロデューサーの方の狙いは、当たったということですね。
ここに、まさしくそう解釈した女がおりますので(笑)

> それからタイトルに関しては確かに恋愛物だと思われそうな感じですね。
> ただ変更前は「ヒルズに恋して」で、

今朝の通勤時間に、自分もそう思いました。
あのままのタイトルの方が、おもしろかったかもしれませんね。

しかし、○○さんの解説は、非常に興味深かったです。
ホリエモンさんの件で、恋愛要素が多くなる変更は、
あちらこちらで言われていて、当方もそれは耳にしておりました。
しかし・・・。

> 騒動勃発直後に今のタイトルに変わり、
> 内容も恋愛色が増えるという発表がされていました。
> ところが今度は途中で騒動が収まったため、元々のメインだった
> 島男と高柳の話に戻していったのではないでしょうか。

2度目の変更とは考えてもいませんでしたが、確かにそうかもしれません。
さすがに、ハマったとおっしゃるだけ、読みが深いです。
内輪にしかわからないことですが、○○さんのご意見に、自分も一票です。
しかしそう考えると、つよしくんの戸惑いや現場の混乱が見えるようです。
脚本書いた人も、大変だったろうな、で、ございます。

ご連絡ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

Juliet
http://www5d.biglobe.ne.jp/~juliet_5/


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また読みたいなぁ、と、思ってくださったら、お願いします
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