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2005年06月20日(月) エンジン(第10話)

正直、話の内容とか、そんなのはどうでもいいほどに、堺雅人。
そう、もう今回の話は、堺雅人につきる(笑)

”ちょ、ちょっと、どこ行くんですか!”
”そっちですか!”

おもしろすぎて、一時停止を解除できない。
真面目な人が、真面目に戸惑っているのが、おもしろすぎる。
オマケに最後は、意味のない徒競走だし(笑)


トレーニング中の木村君を、じっと見て。

なんだ、その下がった右肩は!とか、ツッコミところ満載。
単に「じっと見ている」というト書きだと思うのだけど、
でもあれは、ただ「じっと見ている」だけじゃないよね。

どうしてああやろうと、思ったんだろう?
肩の位置が、微妙に互い違いなのは、なんでなんだろう?

顔だけじゃない。体全身で表現するのは、確かに舞台俳優。

だって、普通の人、あんな動きしないよ。不自然だもの。
でも不自然だからこその狙い、というのは、よくわかる。
ちょっとありえない動きを加えることで、特徴を出す。

でも、どーやったら、あの肩の微妙さを、思いつくだろう?
あぁいうのは、指定されてやることじゃない。
役者自身の創意工夫の結果だと思う。
だってホント、普通じゃないもん。オマケに細かすぎるもの。


更に、更に、だ。

木村君と向かい合う時、左足を高々と組んで(笑)

もうねぇ。笑いすぎで、ハラが痛いのよ。勘弁して。
遊んでいるのか?と思うほどに、面白くて仕方がない。


こういうのは、やっぱりたたき上げの人だな、と思う。
どんなにつよしくんが評価されても、かなわないな、と思う。
つよしくんは、タレント業の傍ら、役者をやっていて、
堺さんは専門の方だから、同じではないが、やっぱり悔しい。

比べても仕方がないけどね。
でも同じように、今、ドラマで演じている人たちだから。
やはり、種類は違えど、比較はしてしまうのだ。


おもしろいなぁ!と思う。
山南さんでも、そんな感じで、小さな面白さの積み重ねだった。

”堺雅人の、ちょびで、ばびで、ぶー”

今回の放送は、それにつきる! と、声を大にして申し上げたい。



追伸

「元兄〜!!」

こどもを抱っこする堺さんにも、超めろめろです。



追伸2

しかしアレは、恋する男の嫉妬のまなざしじゃ、なかったのね。

「男として応援しています」

なんだかなぁ。つまんねー男だよ。
ここは木村君と、ひと悶着、あってほしかったのだよ、わたしとしては。


キムタク・ドラマの3番手。それは、木村拓哉の恋敵。
かつてあっただろうか? こんなにセコイ、木村君の恋敵。

職業も、女の扱いも、言うことも、洋服のセンスも。

全てひっくるめて、今までの木村君の恋敵で、
これほどまでに、負けっぱなしの設定が、あったのだろうか?

それでも、元兄は、負けていない。
気持ちの上では、猛烈に勝っていると、思っている。
「こんな無責任で、いい加減な男はダメだっ!!」
おそらく、そんなふうに思っているのかと、思われ(笑)


ありえないだろう、木村君のドラマで。
ココまで負けっぱなしなのに、でも自信満々(笑)

やってほしかった。そんでもって、コテンパンになってほしかった。
あの元兄が、果敢にも、自信満々で、木村君に惨敗して欲しかった。


そうすればもう。元兄は伝説となれる。
堺雅人は、木村拓哉の恋敵俳優の中で、異彩を放つことが出来たのだ。


ありあえない。
ありえないよ、こんなセコイ恋敵。

堺雅人で、木村拓哉の異種な恋敵を。


よかったと思うんだけどねー。
元兄だって、真面目さをとれば、確かにいい男だよ。
ちょっと困っちゃうけど、大いなる勘違い男でもなし。

すっごい、いい感じに仕上がっていると思ったんだけどね。
だからこそ、果敢に挑戦して欲しかったのだよ、元兄には。

あぁ、残念。ものすごい、もったいない。
ホント、つまんない男になっちゃった。

堺雅人が演じているんだからね。
もうひと暴れして、木村君とバトルって欲しかったのさ。
あぁ、残念。



追伸3

そ、それとも、これは、まだまだ前フリなのだろうか?
もしかしたら「オレは勝っている」と、元兄は、余裕なのだろうか?

もしそうだとしたら、最終回は、じゅりちゃん、はなぢもの。

超期待して、挑むことといたします。むんむん。


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