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2004年12月25日(土) 僕が僕であるために

初めて見ましたよ、このドラマ。
マラソンを題材にしたドラマがある、というのは聞いたことがありましたが、
このことでしたのね。ほんと、知りませんでした。

会社の人が、すごくいい話だった、と、言っていました。
彼は、すまっぷFANではないのですが、そこそこ、見ている。
黄泉がえりも、ホテルビーナスも、わたしからのレンタルしています。
黄泉がえりは、絶賛でした。ホテルビーナスは、今週末、見ていると思います。

”くさなぎくんが、死んじゃうんですよ”

彼の言葉に、大笑い。殺すには、ちょうどいい役割だと。
どの道、たいして人気もないから、殺すにはちょうどいいメンバーだと。
そんなふうに思っていましたが、大間違い。

つよしくんは、めちゃくちゃ、いい役どころです。
物語の要になり、映っている時間も、けっこう長かった。
そして、更に驚いたのが、けっこういい演技、しているじゃん!ということです。

驚いたな、です。つよしくんって、素質があったんだ、です。
はっきりと、つよしくんを意識しての演技は、いいひとが最初でしたので、
”ぐえぇ〜・・。くさなぎくん、へったくそぉおおお〜!”が感想。
ですので、昔は超大根役者なのだと、思っておりました。こりゃ失敬。


中居君、かっこういいです。

”ほっうっておけない・・・”

くぅぅ。この言葉を言わせたら、日本一!と、決め付けたい!
中居正広に、中居正広から、”ほうっておけない → 守ってあげたい” だなんて、
これは、これは、同じ年とは言え、コロリと参らないワケがない!!!

こりゃ参ったよ。人気がでるワケだよ、中居君だよ。
たーまーんねー、と、まだ超若い中居君に、興奮です。

守ってもらいたい、かまってほしいですよ、中居さんには。
”ほうっておけないんだよ・・・”
つぶやくように言われた日には ”よろこんで!”と飛び込んでしまいます。
そりゃー中居君、人気がでるワケざますよ、参りました。


脚本自体も、アイドルドラマとはいえ、会社の人が言ったように、いい話。
単純ではあるが、シンプルな展開の中に、懐かしさと温かみが入っている。
非常に、おもしろい一品でした。楽しかったです。


追伸

印象に残った言葉が、吾郎様のセリフ。

”年末年始で火葬場が休みだから、今日はココにいることになりそうだ”


すごく不思議な言葉でした。

ついこの間まで、飲み屋で会ったりして、話もして。
でも今は動かない。彼の体は、人間ではなく、単なる物質と化してしまった。
そして残された人たちは、彼の体を焼かなくてはいけない。

当たり前のことで、自分も身内を亡くしたりして経験はある。
ただそれは、老人と言われる人々で、あまり抵抗はなかった。
だがもし、それが、まだ若い人だったら? 死ぬには早すぎる人だったら?

吾郎様のセリフは、冷静に考えると、ちょっと恐ろしい。
彼は、友人の遺体を焼く手はずについて、クチにしている。
多分だが、あの役割の中では、吾郎様に言わせるに以外、適任を思いつかない。


追伸2

つよしくんの役どころに、妙に感情移入してしまった。
自分は後輩との付き合いが多い。それもほとんどが男の子だ。
在学中は良かった。そして最初の躓きは、卒業後にあわられた。

女の子は、結婚した相手や子供の年齢で、付き合いが変わってくる。
幸いなことに、わたしは同性の友人には恵まれているのか?
今のところ、既婚の友人とは、ほとんど会えないが、友好な関係を保っている。

そして、男の子はいつか、あいつの方が給料がいいとか、そいうことがある。
そう教えてくれたのは、わたしの母。
その最初の躓きは、給料どころか、大学のランクのことだった。

男のプライドの恐ろしさを知った。
正直、その大学なら、別にいいじゃないか、世間では、いい大学じゃないか?
そう思うが、問題は仲間内で、もっといい大学に行っているヤツがいる、ということ。
勿論、全員ではない。その中の一部が、ということだ。

わたしは、焦った。役の中のつよしくんと同じように、焦った。
グループの中の女の子とのことでも、もめた(笑)
今となっては笑い話だが、未だにそのふたりは、へっぽこライバルだ。

そして今、公務員もいれば、高給取り、海外在住もいる。
未だにバイトをして夢を追っているヤツもいる。
結婚もしていれば、彼女もちだったり、ホモだったり、
30過ぎてもアイドルにうつつを抜かして、ふらふらしている女もいる。


それでも、いいじゃないか! 互いにそれぞれ幸せなら。

”僕が僕であるために”

オマエがオマエであるなら、それでいい。
それぞれを、それぞれのまま愛し、付き合っていきたい。

この形に持ってくるまで、紆余曲折はあった。
わたしが、つよしくんの役どころを演じていた時期もあった。

”じゅり先輩がいたから、こうして集まれる”

長老で、唯一の女性メンバーのわたし。
最近、女性メンバーが増えたが、それは全員、メンバーの奥さん達だ。

心配していた時期は、もう過ぎた。もう大丈夫。
最近は、逆に心配されている。先輩は、いつ結婚するのだろうか、と。
余計なお世話だが、まぁそれも愛情。

楽しい仲間。仲間と言うのは、やっぱり大事だよね。


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