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2004年10月15日(金) 恋するハニカミ(中村勘太郎)

平助、勘ちゃんが、デート。お相手は、新山千春さん。

勘ちゃんって、かなり若いのですね。藤原さんより、年上だと思っていました。
でも、若くても、さすが、歌舞伎界の方。
平助の最後でも、すばらしい演技で、圧倒されました。
でも、こんな、初々しい、若い男の子なところも、あるのですね。
お秀ちゃんに恥らっていた平助に、かなりダブります。


”焦っちゃって・・・”

荷物は落とすは、ドジばかり。でも、それでも、いいと思う。
かっこういいだけが、男じゃない。

やさしさとか、一生懸命さとか。

今、目の前にいる、彼女を大事に思う気持ちが伝われば、それでいいと思う。
勘ちゃんの優しさや、相手を楽しませてあげたい、という気持ち。
バッティングセンターで、へっぽこでも、ぜんぜん、かまわない。
テレビの画面を通して、ちゃーんと、伝わってきましたよ。いい男だね!


”このお店、おもしろいでしょう?”

ちょっとだけ、男の子の顔。自分の行きつけの店のカウンターで。

”どう? ボクも、いい店、知っているでしょう?”


最後のハニカミは、見ているコッチも、大興奮!

”すばらしいっ!!”

ゲストの堺さんも、大興奮。

”このまま、まとまってくれれば・・・”


残念ながら、放送の数日後に、新山さん婚約のニュース(笑)

あぁ、勘ちゃん、ちょっと、がっかりかな?
そう思ってしまうほどに、恋する男の顔、中村勘太郎。

いいじゃん! いいじゃん! 平助、いいじゃん!
ものすごく、楽しかった。あんなデートなら、自分もしてみたい。

特に、どうでもない、夢の様でもない、デートだけど。
でも、そこには、勘ちゃんの優しさが、あふれている。
新山さんも、そんな勘ちゃんに合わせて、互いに気遣っている。


いいね。いいね。若い人は、いいね(なんか、おばさん臭い)
ホント、とても、楽しい30分でした。
勘ちゃんも、失恋?にめげず、これからも、がんばってください。



追伸

”殺してくれ、っていう・・・”

ダメ男を自認しているようですが、悪あがきもするようで。

堺さんって、自分がダメ男だ、と、公言していますが、
それでも、やっぱり、そういう時は、いたたまれないのでしょうか?
ある種の、あきらめがあるようにも、受け取っておりましたが、違うようです。


”殺してくれ!”

なんて、情けないんだ、このダメ男!
あぁ、今すぐ、彼女の前から、消え去りたい! 記憶までも、消し去りたい!
ダレか、ダレか、このまま、オレを、殺してくれぇ〜!!


声にならない、心の悲鳴を、男として生まれたからには、ダレでもあげる。
堺雅人は、過去に、どのようなシチュエーションで、何度、あげたのだろうか?

こればかりは、男でないと、わからないかもしれない。
でも、多分、くさなぎつよしも、無数にあげているのだろう。
木村拓哉だって、そういう時が、あるハズだ。


”殺してくれ!”

もし、堺雅人と、そういうシチュエーションになったら。
彼の背中が、”殺してくれ!” と、叫んでいるようだったら。


”声をかけるまで、待つように”

いや、きっと、彼は、声、出ないから。
だから、こちらも無言で、介錯してあげる必要が、あるようです。


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