Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2004年05月29日(土) 男のために服を買う

■ 木村の悲劇 in らくーあ の、その後 ■

散々な東京滞在の、立川君は、アフターファイブこそ、散々ですが、
会議では、すばらしい成績を、残したようです。
”オマエは、広島のこと、なんでも、わかっているな”
社長自ら、立川君を、おほめになったようです。よかったですね。


”当然よ” と、怒り満々は、木村です。
立川君が、あわてるあまり、ドアに手を挟んで、ケガをしたことを伝えると、
ふんっ! と、ばかりに、胸をそらせて、怒っています。
でもさ、どうして、あそこまで、ぎゃーぎゃー、叫んでいたの?

”あのね、前にテレビで見た、怖い話を、思い出しちゃったの”

じゅりちゃん、力なく、笑うしかない。
確かに、女性の場合、感情が連鎖する、と、いうから、
怖いことに直面し、経験した過去の恐怖が、次々と、思い出されちゃったのね。
つまり、あの悲鳴の、何%かは、立川君のせいだけど、
それ以外は、過去に見たテレビとか、そういうこと、って、感じですか?

かわいそうな、立川君。全部、自分のせいだと、思ってるのに。
ほんと、かわいそうですが、でも、わざわざ、それを、彼に伝えるほど、
じゅりちゃんは、優しい女では、ございません。いっひっひっ。



■ 広島Kさんの入院 ■

木村に性病だと、勘違いされた、尿結石の広島Kさん。
彼は、あれから、しばらくして、ほんとうに、入院してしまいました。
みんな、びっくり。
びっくりしているところへ、広島の所長、エロ倉さんから、電話が入りました。

”毎日、抜かんから、あんな病気に、かかるんじゃー!”

さすが、エロ倉さん、別名、エロ所長。
日本全国、数多い所長さまの中で、エロ所長の異名を得るだけは、ありますな。

しかし、医学的根拠は、あるのでしょうか?
毎日、その、抜いていれば、男性は、尿結石に、なりにくいのでしょうか?

じゅりちゃんの疑問は、まだ、解決できていません。


そして、それから、しばらくして、広島Kさんは、退院しました。
”レーザーを当てて、砕くんですよ”
大丈夫? と、問い掛けると、言わなくていいことまで、教えてくれます。
別に、大丈夫です、だけで、いいんだけど、恥ずかしくて饒舌? って感じ。

しかしながら、レーザーを当てて砕く、とは、それいかに?
どこに、レーザーを、当てるのでしょうか???
ひょっとして、ひょっとして、”お” を、つけてもいい、あの箇所でしょうか?

ほんと、じゅりちゃんの疑問は、募るばかりでございます。



■ エロエロ・バスター、参上よ!! ■

アダル部長以外にも、当然、エロエロ君は、存在するワケで。
そういう事情により、エロエロ撲滅のため、日々、奮闘する、たっくん。
彼こそ、我社の、ヒーロー、エロエロ・バスター君です。

”ほんと、かわいそうですよ。仮にも、立場ある人が、こんな若造に、ですよ。
それに、やっぱり、ものすごい、恥ずかしがっていますしね・・・・”

そうは言っても、やる人は、何度でも、やる。
こればかりは、目の届かない場所ですから。防ぎようが、ありません。


”わかった。じゃ、今度から、わたしが、やる”

えっ? と、たっくん。でもね、結局、男同士だから、こりないのよ。
相手が、女性なら、いくらなんでも、懲りるでしょう。
オマケに、女だからね。ペラペラ、しゃべられるんじゃないかと、心配でしょ。

”でも、けっこう、大変だよ”
”大丈夫よ。実際の作業は、たっくんが、やるんだから”

そりゃ、そうです。そんな、めんどくさい作業は、キミがやってくれ。
わたしは、電話口で、”どんなサイト、ご覧になっていたんですか?” って、
できるだけ、かわいこぶって、尋ねるのが、仕事なんだから(決め付け)


”じゃ、じゅりさんが、電話して、俺が、隣で、エロ退治?
そしたら、いっしょに、エロ画像、見なくちゃ、いけないんですよ?”

たっくんと、いっしょに、あんなエロ画像や、こんなエロ画像を。

すみません。そこまで、考えていませんでした。
申し訳ないですが、そこまでの勇気は、さすがにないので、
今までどおり、全て、あなたに、お任せいたします。



■ 伝説を作りつづける、のぶちゃん ■

どうしようもない社員で、ほんと、どうしようもない、のぶちゃん。
彼は、けんたろうの同期ですが、常に、伝説を作る男の子です。

今日も、K部長代理に、どんな現場に、営業していたか? と、問われ、
”いや、もう、ちんこな現場、ばっかりですよ” と、答えていた。
それを、言うなら、チンケな現場、だろう。

しかし、5年位前の、入社した直後。
当時、課長だったK部長代理に、今日行った現場は、どこのゼネコンだ、と問われ、
”今日、行ったのは、飛島AVです” と、はっきり、答えてた。
ばかやろう。それは、AVじゃなくて、JV。ジョイントベンチャーだ。

5年前と、現在に、まったく、成長の見られない、のぶちゃん。
と、言うより、今の、ちんこな現場、と、5年前の、飛島AVでは、
ひょっとしたら、更に、ひどくなっているのかも、しれません。



■ 道頓堀に、捨てて来い!! ■

どうしようもない社員、というのは、どこにでも、いるらしい。
そんなワケで、大阪支店。
じゅりちゃんが、データを見ていると、あやしい数字が、並んでいます。
そして、調べると、ほぼ、確実に、彼女なのです。

”もう、オレが、何度、注意しても、直らんのですわ”
とは、大阪を統括する、N澤くん。何べんも注意し、それでも直らない、とのこと。

しかたねーな。そんな女は、道頓堀に、捨ててきちまいな。

別に、道頓堀には、限りません。
京都営業所なら、鴨川だし、四国営業所なら、四万十川。
九州地区なら、筑後川が、よろしいでしょうか?


”もう、絶対、許せねー、あの女!!”

どうやら、その大阪支店の彼女は、たっくんをも、怒らせているようです。
絶対、やっちゃ、ダメだからね、と、注意した矢先の、出来事。
あまり、手を出さない箇所なので、どうして、わざわざ、彼女がそうしたか?
皆目見当がつかない、ワザとかしら? と、疑うほどです。

”マジ、大阪、飛んでいって、言ってやりたい”
たっくんにしては、めずらしいくらいの、怒りようです。

でもね、結局、本当に、目の前にしたら、怒れないのよ。
自分より、年下の女の子がさ、”ごめんなさい” って言ったら、
絶対、アンタは、何も言えなくなるのよ。
でもね、そうであるから、あなたは、ダメ男じゃ、ないんだから。
それが、普通なんだからさ。あきらめて、がんばんなさい。



■ 男のために服を買う ■

”あれ? 髪、切った?” とは、たっくん。
けっこう、彼はね、気がつく、いい男、なのよ。ほほほほん。

”うん。昨日、切った”
”ふーん。失恋でも、したの?”
”失礼な! してないわよ”

けっこう、ありきたりの会話に、思えるけど、次のたっくんの言葉で、様変わり。

”いい加減、くさなぎ、あきらめたら? 芸能人だよ”

どうしてソコで、つよしくんの名前が出るかな? と、思ったけど、
そうなのよ、明日は、って、6/4のことですが、いいとも観覧なのですよ。
だから、じゅりちゃんが、美容院に行った理由を、たっくんは、わかったのです。


”いいじゃん。実在の相手だし。洋服だって、買っちゃおうかな”

そしたら、たっくん、びっくり。
なぜ、そこまでするのか? と、イスから落ちるギャグまで、披露です。
しかしながら、こちらこそ、びっくり。
どうして、そこまで、彼が驚くのか、皆目、見当がつきません。


”なんで、驚くの? 好きな男のために、服を買ったり、髪を切ったり。
そういうのは、当たり前のことだよ”

そしたら、たっくんどころか、隣の席の、けんたろうまで、大驚愕!
あまりに、びっくりで、二人とも、そのうち、笑い出しています。

”なんで? たっくんの彼女は、してくれないの?”

今、たっくんに、彼女がいるかは、しりませんが、
今までの人生の中、何人かは、付き合った人が、いるでしょう。
しかし、どうも彼には、思い当たるフシが、ないようです。


”まずいよ、それ、愛されてないよ。普通の女は、そうするよ”

ダメじゃん、たっくん。それ、愛されてない。
好きな男には、かわいいな、って、思われたいから。
だから、女は、男に会う前に、服を買うんだよ。

かわいそうな、たっくん。30にもなって、そんな経験が、ないなんて。
がっくり、肩を落とす、たっくんです。


”ボクも、知らないですね〜”

まぁ、龍兄は、そういうことに、やる気、ないからね。
龍兄の場合は、してもらっても、気がつかない、って、ところですよ。


”木村さんも、好きな男に会う前とか、すまのコンサート前に、服、買うよね”

当然、とばかりに、うなずく、木村。
ほら、当たり前だよ。そりゃ、付き合って何年も、じゃ、ないかもしれませんが、
必ず、付き合った数だけ、最初はあるワケで。
だから、たっくんにも、付き合った人数だけ、機会は、あったのですよ。


”けんたろうなら、知っているよね”

もてもて君の、けんたろうです。彼なら、知っているハズです。

”うーん・・。知らないなぁ・・・”

なんと! けんたろうも、知らないの??
それって、おかしい。けんたろうまで、知らないなんて、そりゃ、おかしい。
いや、ちょっと待て。ひょっとしたら、気がついていない、ってことかしら?

じゅりちゃん、しばし、考える。
この際、やる気のない、龍兄は、除外したとしても、
たっくんも、けんたろうも、それなりに、女性と、つきあったことは、あるハズ。
その彼女達は、わたしと同じ、女です。
全員が、全員、そういうことをしない女だとは、考えにくい。

”男のために、服を買う”

ひょっとしたら、ですが、ものすごく、ムダなことなのかも、しれません。
気がついてくれなければ、意味ないですからね、ほんとに。



■ じゅりちゃん、補修グッズを買う ■

しかしながら、それでも、服を買いに行く、じゅりちゃんです。
でも、結局、服は、買いませんでした。
今回、つよしくんのために、購入したのは、ザ・化粧品。

シミが、隠せますよ〜、とか、顔色がよく見えますよ〜、と、薦められるまま、
シュウウエムラの、コンシーラーと、アイライナー、マスカラを購入。

”ふっ・・。補修グッズばっかり、買っちったぜ”

服ではなく、補正化粧品、というのが、年齢を感じる、屈辱です。
いつもは、いい加減に、している化粧ですが、
悔しいので、月曜は、フルメイクで、出社してみます。
たっくんが、気がついたら、やっぱり、ヤツは、かわいそうな男である、
と、結論付けて、うっぷんをはらそうと、思います。




大分、すまさんとは、関係ない話を、書いてきましたが、
でも、わたしの周りの男性と、歳が同じの、つよしくん。

彼は、サラリーマンじゃないけど。
でも、きっと、共通する部分は、あると、思う。

時折、ふっと、つよしくんも、そうなのかな? って。

そう考えると、けっこう、楽しい想像が、できたりして、うれしいです。


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