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2004年05月02日(日) 新撰組(山南さん)

最近、新撰組が、スキでたまらない。
かなりの勢いで、日曜の夜を、楽しみにしています。

大河ドラマとしては、酷評に告ぐ、酷評のようですが、
新しいもの、というのは、最初は、受け入れられないものです。
ましてや、主人公、近藤勇の人格設定も、大きく変えているようですから、
そりゃ、歴史FANには、なんだそりゃ、なのでしょう。

しかしながら、じゅりちゃんは、けっこう、そういうのは、平気です。
人がやったことがない、新しいことを。
それは、やはり、素人小説書きにも、非常に、魅力的なことです。

これを、こうして、こんなふうに、してみたら?
それは、小説、戯曲、ドラマ、映画。
ドキュメンタリー以外では、全て、魅力的なことです。

誰も、真実など、知りはしない。
例えば、”秀吉”も、一定のイメージがあれど、
実際の彼が、どんなことを言い、どんな性格だったか?
史実を元に、後世の人が、あれこれ想像し、ドラマ化されているのです。

だからこそ、新しいイメージ、というのは、おもしろい。
それが、主流になることは、もう、ほとんどないでしょうけど、
でも、ドラマ等では、興味深い試みだと、思うのです。

まぁ、そうは言っても、おもしろくなければ、仕方がないのですがね。
その点、新撰組は、自分は、非常に、おもしろいです。



出演している、役者陣が、最高ですね。
みなみなさん、とても、すばらしい演技です。

土方歳三役の、山本さん。
彼は、ひとつ屋根の下で、の、イメージが、強かったのですが、
いやーん、こんな、悪い役も、こなせるなんて、すごいですね。
こんなに、すばらしい役者さんだったなんて、
すま以外では、テレビを、見ませんので、知りませんでした。

沖田総司役の、藤原さん。彼、ジャニーズさんですよね? 違いますか?
彼も、とても、いいです。
幼さを残し、そして、抜けるような明るさと、伸びやかさ。
ほんとうに、とても、いい設定と、ナイス・キャスティングです。
いいお仕事が、回ってきましたね。
演技とも、ぴったり、あっていて、今後の沖田が、とても、楽しみです。


して、じゅりちゃんが、今、熱心に、語りたい人。
それは、そう、山南さん。こりゃ、すっげー役者さんです。

落ち着いた声と動作。そして、新撰組の”頭脳”とも、言える人。
土方さんも、新撰組の頭脳で、あるようですが、
こちらは、ちと、違った色の、役どころのようです。

それでいて、あの、人を小バカにしたような、小さな笑み。
ううっ。たまらん! おもしろくて、仕方がないぞ!


はかまの前を押さえて、つつつつつ。

上体が、ぶれないんだよな。
あれは、山南さん、独自の、走りですね、新撰組の中では。
最初の頃、そこまで、気を使っていなかったので、忘れていますが、
彼だけは、武士階級の、出身なのでしょうか?
食事のシーンなどでも、剣士らしく、背筋を、すっ! です。


すっげー、スキ、山南さん。
一体、どんな役者さんだろう? と、思って、検索。
そしたら、びっくり! 東京オレンジ、とな!!

東京オレンジは、早稲田大学の演劇研究会、略して劇研、を母体とする劇団です。
実は、早稲田で、今も、劇団を主宰する後輩がいまして、
ソイツから、何度も、東京オレンジの名前は、聞いておりました。
で、さっそく、東京オレンジのwebサイトへ。


山南さん役の、堺雅人さん。
ズラではない写真に、ちょっと、引く。

いや、とっても、かっこいい男性ですよ!!
しかし、あまりに、かっこう良すぎて、なんか、ふつーの人なんだ、とか(笑)
かるく、カルチャーショックを受けて、驚く。
(現在は、写真が、削除されているようです。模様替え?)


堺さんは、東京オレンジの旗揚げの、メンバーなんですね。
でもって、友人と、同じ歳なんですね。
って、ことは、あの当時、早稲田界隈を、うろうろしていらした、っていうこと?

くうぅ。同じ歳とはいえ、ひとりは、大河ドラマで、主要な役を。
後輩と言えば、いまだに、貧乏劇団で、四苦八苦。
いえ、当人は、幸せそうで、FANもいっぱい、いるようなんですが、
なんといいますか、先輩としては、心配もしているのですよ。
公演のたびに、見に行けば、お祝いと称して、金渡しているし。


さすが、東京オレンジです。
いや、なにが、すごいかは、さっぱり、知らないのですが、
ここらへん、後輩の刷り込み、って、ところです。
東京オレンジ、って、すごいんだよ、って、ヤツです。

でもって、過去の出演作品を見て、また、びっくり!!
見てるよ、この芝居、です。
確か、後輩に、強引に誘われて、見たいがします。
ヤツが、チョイ役で、出ていたので、そっちにばかり、気をとられていまして、
ぜんぜん、記憶にないぞ、で、ございますが。



後輩は、早稲田には、劇団の為に、進学したようなものです。
子供のことから、劇団に所属し、高校生のときから、脚本を書いていました。
早稲田で、演劇をやりたい。
その一念で、二浪までして、合格したときは、なんで、あんな成績で、
早稲田に入れたか? と、思いましたが、そりゃ、すざましい信念です。

結局、念願どおり、早稲田では、演劇に精を出し、
退学寸前まで、留年しまくり、先日、やっと、卒業いたしました。
でも、まだ、早稲田に、巣食っています。
もう30なのに。定職にも、つかないで、役者など、ほんと、ヤクザな職業です。

今でも、心配しています。
金融機関からの借金がどうだ、とか、ワリがいいから、と、
あやしげなバイトも、オンパレードです。


でも、ひとりは、大河の役者で・・・・。

しかし、やはり、実力の差を、感じます。
同じ歳であっても、堺さんと、後輩には、役者としての、差があります。
勿論、後輩は、役者として、より、演出家を、目指しているようですが、
それでも、やはり、悲しくなる気が、致します。
ごめんよ、後輩。わたしゃ、今、山南さんに、夢中だよ。


ちょっぴり、罪悪感も抱きながら、山南さんらぶ、な、新撰組生活。
山本さんも、沖田さんも、ほんと、おもしろいです。

楽しみ、楽しみ、新撰組。
今後、今の設定のままでは、苦しい展開が、予想されますが、
そこを、どう、三谷さんは、転がしてくるのでしょうか?

慎吾ちゃんは、どうなるの? 怖い人に、なっちゃうの?
非常に、非常に、楽しみです。



追伸

慎吾ちゃんの演技は、むちゃくちゃ、言われているようですが、自分は、スキ。
ただ、今後、どうなるのか? 不安も持ちつつ、期待しております。



追伸2

”近藤さんには、もっと、大きな事を、して頂かないと”

小さく笑った口元から、白い歯が、見えないんだけど、ちょっぴり見えるような。
そんな、錯覚を、起こさせる、山南さん、独特の、あの笑いと共に。
しかしながら、なぜ、山南さんが、そう思うのか?


”オレは、オマエに、ついていくぜ”

土方歳三が、そう思うのは、わかる。
彼には、賭けるものが、近藤勇しか、ないのだから。


しかし、山南さん、その他メンバーは、別に、近藤さんでなくても、可。
別の人だって、いいわけです。

”近藤さんには、もっと、大きな事を、して頂かないと”

近藤さんって、あの、慎吾ちゃん演じる、近藤さんですか?
非常に、疑問。あの近藤さんの、どこに、そんな魅力が、あるのでしょう?


慎吾ちゃん演じる、近藤勇は、とても、やさしい男です。
そして、一本気なところも、あるようです。
しかし、どうしても、わからない。
なぜ、他メンバーが、あの近藤勇に、惚れるのか?
そこらへんのエピソードが、俄然、足りない気がするのは、気のせいでしょうか?

これは、慎吾ちゃんの演技の問題も、あるのかもしれませんが、
自分には、脚本上の問題を、非常に、感じます。


”近藤さんには、もっと、大きな事を、して頂かないと”

なぜ、山南さんは、彼に賭けたのか?
彼なら、他にも、自分の命を預けるだけの男が、周りにいるはずだ。
その中で、なぜ、近藤勇を、選んだのか?

少なくとも、今の近藤勇には、その魅力を、感じない。
演技がどう、というより、それらしきエピソードを、あまり、感じない。

でも、今後、あるのかな?(遅っ!)
おもしろいので、気長に、見ると致します。



追伸3

山南さんの、最後が、楽しみ。
堺さん、めちゃんこ、期待しておりますよ。ほほほほほ。



追伸4

4/27(火)は、いいとも、山南さん、ゲストです。
えぇ、前日の、慎吾ちゃん、欠席いいともを、拝聴しておりましたので。
タイマー録画で、きっちり、拝見致しました。

新撰組、慎吾ちゃんの話とか、きけるかな?(わくわく!)


ずーっと、コケの話でした。
あんた、趣味、老けすぎ。


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