Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2004年03月30日(火) グリップ・ザクティ

赤いパンダねぇ〜・・・・。
もう、がっくし、で、ございますから、テレビCMに関しては、言及すまい(泣)

しかし、写真の方は、すばらしいですね。
電車の広告が、赤、黒、銀、の3種で、どの前に立つか、毎朝、迷うほどでした。
個人的には、赤ザクと呼んでくれ、の、黒衣装に、ほれました。


はたして、ザクティは、売れるのか?
くさなぎつよしの宣伝、とあれば、その売れ行きも、気になるところです。

非常に、難しいと。とても、難しいと、思います。
それは、あまりに、時代を先取りしすぎた商品に、思えるからです。



当初。まだ、僕生きの、死にぞこないのヤギな体で、宣伝していた頃。
春の一斉商戦の中、ザクティだけ、ある特徴を、持っていました。
それは、動画の録画が、最も長くできる、商品でありました。

”デジタル・カメラに、動画機能なんて、いらんぜよ!”

しょせん、動画が撮れるは、オマケだと。
なのに、その部分を、最大にしてしまうとは、なんたることかと。
じゅりちゃんは、コレは、売れないな、と、思いました。
デジタル・カメラの分野での、三洋電機のシェアの低さも、こりゃダメだと。

そしたら、今度は、グリップ、で、ございます。
完全に、動画を撮ることを、主体とした、構造です。

じゅりちゃんは、本気で、あきれました。
三洋電機は、とち狂ったのかと、思いました。
いくらなんでも、デジタル・カメラを、握って、撮るなんて、ありえない。
人には、スタンダード、というものが、あるワケで。


そういうワケで、じゅりちゃんは、コマーシャルには、注目するものの、
商品自体には、まったく、興味がなかったのです。

ですが・・・・・。(きらりーん!)



最近、じゅりちゃんは、DVDの編集が、できるようになりました。
実は、買ったのは、ちょっと前なのですが、チャプター編集が、できませんで。
説明書見ても、ぜんぜん、わからないのですよ。
PCなら、どうとでも、なるのですが、どうにも、家電に弱いのです。

しかし、最近は、どうにかこうにか、出来るようになりまして。
そのうち、サムネイル機能に、気がつくようになりました。
番組の中から、お気に入りの瞬間をみつけて、タイトル画面に表示する。
その機能を、やっと、マスターすることが、できました。


1本の放送の中から、お気に入りのつよしくんを、選び出し、決定。
”いひひひひ〜。これで、どんな内容かも、ばっちりだぜ!”
そんなふうに、ひとり、夜中に、にやにやです。


がっ! じゅりちゃん、ここで、ひらめきました。

当たり前ですが、デジタル・カメラは、1瞬です。
ぱちり、と、その瞬間しか、撮ることは出来ません。

そして、デジタル・カメラは、当初より、指摘されていますが、
シャッターボタンを押す瞬間より、撮影される映像は、多少、遅れがあります。
つまり、”今だ!”と、思ったときには、
いくら、デジカメを、構えていても、もう遅い、ということです。


しかし、もし、動画で、流しで記録していたら、どうでしょう?
例えば、子供とか動物とか。はたまた、スポーツ、とか。
固定物ではなく、予測できない動きをする、対象物であったなら、どうでしょう?

おそらくですが、デジタル・カメラでは、常に、
シャッターチャンスを、逃すことに、なってしまうと、思われますが、
もし、これを、動画で、記録していたのなら?

そうです。お気に入りの箇所だけ、後から編集も、可能なのです。
いちばん、いい箇所で、保存をすれば、おっけーなのです。



ひょっとしたら、未来は、動画の流しで記録しておき、
あとから、その1部分を取り出す、というスタイル。
つまり、写真、というスタイルが、狙った瞬間に、シャッターを押す、ではなく、
ある程度、動画で記録して、その中から、ひっぱりだす、というスタイルに、
変化していくのではないかと、思いました。

つよしくんたちも、雑誌の撮影などでは、相当の枚数を、記録しています。
我々が目にするのは、そのなかの、ごく一部です。
このたくさん撮る、というのも、言ってみれば、動画と同じです。
つよしくんの動きを、連続写真で記録し、その中の1枚を、選ぶ。
それにより、いちばんいい表情を、逃さないでいるワケです。


勿論、上記の方法は、プロのやり方です。
お金があるから、フィルム代を、ケチらずに、することが可能です。

でも、いい表情を残しておきたいのは、素人でも、同じです。
特に、お子さんをお持ちの方などは、そうではないでしょうか?



ひょっとしたら、ザクティは、未来の写真スタイルの、先駆けかもしれません。
三洋電機が、デジタル・カメラ分野への、殴り込みをかけている、
まさに、入魂の一品、なのかも、しれません。

しかしながら、いかんせん、人は、スタンダード・モデルに、弱い。
写真を、握って撮る、ということに、どれくらいの人が、興味を持つか?
はっきり言えば、ほしい! と、思うでしょうか?



”なんじゃこりゃ〜!!!”

思うのですが、そんなことを、言っている場合じゃ、ないと。
赤いパンダとか、そんなことじゃ、ないのではないかと。


できましたら、くさなぎつよしを、フルに使って頂いて、
そこのところを、もっと、宣伝されたら? と、思っております。

やっぱり、つよしくんが、宣伝するなら、売れて欲しいもですからね。



追伸

どんなに、あのCMは、かっちょ悪い、と、言ったとしても。
でも、きっと、ヤツは、写真CMより、あっちの方が、お気に入りです。

・・・・・・・。ちっ。(笑)


←エンピツ投票ボタン  My追加
また読みたいなぁ、と、思ってくださったら、お願いします
Juliet |HOMEDiary INDEXpast|will