Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2003年11月08日(土) ジーンズの旅

リーバイスの本社より、オリジナル・ジーンズを、プレゼントされる。
そりゃ、まぁ、ほんとうに、よかったですね〜。驚きました。

そういうワケで、本社のある、サンフランシスコに、到着。
港町である、サンフランシスコは、魚介類が、豊富。

”豪快だなぁ〜”

と、カニを、ご賞味。タレを、つけないほうが、よかったらしい。
そこらへんは、味覚が、アメリカ人とは、違ったようです。


”ベラベラ・ブック、持ってくれば、よかったな”

こらこら、もってこなかったんかい?
これが、慎吾ちゃんなら、絶対、韓国には、ちょんまる・ぶっく。
持っていって、くれると、思いますよ。

”英語を、話すのが、まだ、恥ずかしいのね”

ふふふ。いつも、韓国語だものね〜。
なんとなく、そういう気持ちも、わかりますよね。



散策後、リーバイス本社へ。
会長直々に、くさなぎつよしオリジナルを、手渡される。

つよしくんが、デザイナーと一緒に、考えて作った、世界にひとつだけの。
これはね、相当、うれしいのだと、思います。
すまさんが、わたしの作品で、ドラマを撮ってくれた、と、同じ事です。
こんな光栄なこと、震えるほどに、うれしいはずです。

しかしながら、見た目は、ちょっと、よくわからない。
いろいろなものが、いっぱいついていて、かっこいのか、どうかは、わからない。
でも、履いているシーンをみたら、かっこうよかった。

履く気には、なりませんが、でも、意外と、いいなぁ、です。
いっぱいね、ビスのようなものが、くっついているのよ(笑)
つよしくんオリジナル、だけ、ありまして、彼に、とても、似合っていました。
けっこう、ハデ好き、なのかしら?


リーバイス資料室へ。そこで、彼は、宝物に、出会う。
ぜんぜん、価値はわからないが、彼には、わかるのだろう。

”雑誌とかでしか、見たことがない”

そんな雑誌、読んでいるんだ。
写真でしか、見たことがないから、実際に、その目で、確かめたい。
真剣に、ひとつひとつ。細部を、確認していく。
忘れないように、忘れないように。いっこいっこ、食い入るように。


”匂いを、かいだ人は、初めてだわ”

たまに、いますよね。かならず、においを、かぐ人。
どういう意味が、あるのかは、不明な行動ですが、まぁ、それだけ、
そのジーンズに、興味がある、ということに、しておきましょう。
匂いもね、大事な、判定要素、だよね。記憶にも、残るし(多分)
ご本人も、説明不能のクセを、指摘され、ちょっぴり、恥ずかしそうでした。



”木村くんだ!”

世界各国の、リーバイスの広告。
その全てが、リーバイスの歴史であり、誇りでもある。
木村さんは、その中で、日本を代表するひとりとして、掲示されている。


”うれしいよね。メンバーがここに、っていうの”

もちろん! そして、そう言ってくれる、あなたも、好きです。

”SMAPで、よかった・・・”
そうですね。多分、ON AIRを、見ている、木村さんも、うれしかったでしょう。



”よーし、ドライブだ!!”

国際免許を、誇らしげに。
でも、あれって、申請すれば、ダレでも、もらえるじゃん(笑)

左ハンドルで、オープンカー。
”暑いから、オープンカーは、失敗だったかな? でも、気持ちいい!!”

カリフォルニアの、広大な大地に、驚いて。
その中を、まっすぐ、まっすくの、フリーウェイを、ひた走る。
西海岸の陽射しは、乾いていて、そして、鋭く、暑い。


それが、アメリカ。

”いつも韓国だけど、たまには、違う国も、いいよね”

もちろんです、ちょなん氏。
あなたの、その、やわらかな感性は、どんなものでも、吸収できる。
その広大なアメリカの風景から、あなたは、なにを、学んできたのでしょうか?



ロデオ鑑賞。

熱くなる、オトコのロマン。
暴れ牛を取り押さえ、自然と共に、生きる、西部のカウ・ボーイ。
つよしくんにも、そういうオトコの血が、騒ぎ出したようです。

でも、なんで、あんな、危ないこと、するのかな?

そういう疑問も、あなたらしくて可。
おそらく、中居さんや、木村さん、慎吾ちゃんは、そう考えないでしょう。

危ないから、しない、ではなく、あれも、カウ・ボーイには、必要な技術。
つよしくんも、馬に乗せてもらって、ご満悦。
”気持ちだけ! でも、遅い、オレ!”
いやいや、かっこいいですよ、つよしくん。

ところで、つよしくん。実は、わたし、カウ・ガール、なんですよ。
”へぇ〜、ほんとうに、ああやって、投げるんだ”
うん、そうだよ。アレで、足を絡めて、引きづり倒すんだよ。いひひ。


”このジーンズを履いて、強い男になります”

夕暮れの中。カウボーイ達との、語らい。
シンプルに、そして、自然と共に、生きる。
つよしくんは、芸能界の中で、生きているが、通じるものが、あるみたい。
それは、きっと、飾らない、ということ。



日系2世の方の、農場で。

”桃とりの才能があるよ”
リーバイスに就職、ではなく、農場のようです(笑)

”日本語、少し、話せます”
とたんに、トムさんとの、距離が、縮まって。


日系移民の、苦しい歴史。
大戦中、ドイツ・イタリア移民に、収容所は、なかった。
日系人だけが、収容の対象で、それは、あきらかな、人種差別。

それでも、不毛の大地を耕し、生き延びた、日系人たち。
あれが、イタリア人だったら、生き延びられなかっただろう、と、言われている。

今、日本とアメリカが、良好な関係を、保っているのは。
最も身近な、日系人たちが、アメリカ人に、コイツらは、信用できる、と。
その恩恵を、我々、本国の日本人は、忘れてはいけない。


”いろいろ、考えさせられた・・・”

知らないことって、いっぱいある。
考えたこともないことも、いっぱいある。

だから、機会があったら、それを、忘れずに。
その時だけ、ちょっと考えて、で、終わらせてしまっては、もったいない。


初めて、会った、日系人のトムさん。
つよしくんにとって、大切な、お友だちに、なりました。
彼を思い出す時、また、少しだけ、考えてみてください。

友達が出来る、ということは、とても、身近なことです。
いい経験に、なりましたね。



”ジーンズが好きなものは、みんな、仲間だよ”
オレたち、ブラザーだろ? と、貴重なものを、1本、頂き!

”キミなら、大事にしてくれると、思うから・・・”

さすが、アメリカ1のマニアと、日本屈指のマニア同士。
お互い、通じるものが、あったようです。
いきなり、あげるよ、と、言われて、つよしくんも、びっくりです。
必ず、あなたのコレクションの中から、送ってあげてくださいね。



知り合った、日本人のアヤコさん。

”オレのね、コレクションを、見せてあげる!!”

もう、気合、はいりまくり。
どれから、勝負をかけようか、迷っているところが、マニアだよ(笑)


”じゃ、コレ!”
子供のように、得意気で。
でも、ひとつひとつ、メッシュの衣装ケースに入れて、大事にしているみたい。

”これね、いつも、枕もとに、置いて寝てるの”

それは、マニア過ぎ(苦笑)
3度のメシより、白いご飯が好き、と、同じ意味か?



”アメリカって、ひろーいっ!!”

その広さは、東京で暮らす、つよしくんには、滅多に、味わえない、開放感。
だからこそ、自由になれる。のびのびと、できる。


知り合った人々は、全て、ジーンズを愛する人たちばかり。

いっしょに、肩を組んで、写真を、撮る。

そこに、タレントくさなぎつよしは、いない。
いるのは、ジーンズが好きな、ひとりの日本人青年。


日本では、有名らしい、その青年を。
ジーンズが好き、という理由で、仲間に迎えてくれた。

つよしくんにとっては、貴重な、貴重な、体験。


”また、くるね”

そう、思える。そう、言える。
カリフォルニアは、いつでも、人を、温かく、迎えてくれる。



”ジーンズには、生活感がある”

普通の服は、年月が経つと、ダメになってしまうが、ジーンズは、長持ちする。
だから、長年、履いていると、くさなぎつよしなら、
くさなぎつよしの生活が、そこに、染み込んで、蓄積されていく。


”どうして、あなたは、ジーンズが、好きなんですか?”
リーバイス会長の、問いかけに。


1時間半かけて、ようやく、あなたが、ジーンズを好きな意味が。
そして、上手くはいえないけど、それを、愛するあなたは、
時間とか、毎日の積み重ね、とか、そういう、足が地に着くことを、好むのだと。
そういうことに、価値をおいているのだと、改めて、気がつきました。


楽しく、そして、いい旅を、されたようです。
それは、番組中の、あなたの、その笑顔が、物語っていましたよ。

単なる、好きなことが、また、あなたに、ひとつ、大きな贈り物を。

ほんとうに、よかったですね。




追伸

”英語、勉強しよう!”

韓国語も、いいけれど、ひとつの語学を、やっているなら、応用が、効きますよ。覚え方とかは、同じ、と、思います。ぜひ、がんばってくださいませ。
しかし、好奇心旺盛で、欲張りな人ですね。ふふふっ。



追伸

いつか、木村さんと、いっしょに、リーバイスの広告に。

上半身ハダカで、二人並んで、ジーンズだけ。
かざらない。シンプルで。ただ、二人が、並んで、立っているだけ。

もう、それだけで、十分、で、ございます。
そして、その広告が、リーバイス本社に、掲載されますように。


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