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2003年03月30日(日) キンキ・キッズの人

多分、みなさんは、わたしより、この、おふたりのことを、ご存知だと思います。
なにせ、つい、数ヶ月前まで、わたしは、このお二人は、
ご兄弟か、ご親戚かと、思っていたくらいですから。
どうやら、違うらしい、ということを、最近、耳にしました。
しかし、まだ、確証がないので、違っていたら、お教えください。


前に、”ひまわり”とかいう歌を、聞いたことがあります。
ひょっとしたら、フラワー、とかいう題名だったかも、しれません。
CMソングかなにかで、ひまわりの花が、いっぱい、咲いていたと思います。

そして、雑誌で、彼らの批評を、読みました。
今の時代には、めずらしく、歌謡曲、歌謡曲した、歌を、歌っているそうです。
確かに、時折、耳にする、彼らの曲は、
非常にキャッチーで、普遍的な、すばらしいメロディーであったと、思いました。
生で歌っているところは、1回も聴いた事が、ありませんが、
でも、きっと、すまっぷさんよりは、歌唱力があるのだと、推察いたします。


そして、彼らが大阪出身であることも、知っていました。
近畿キッズ、なのですよね。
関西出身のため、おしゃべりが、おもしろいそうです。

関係ないですが、関西人は、関東人より、やはり、おしゃべりだと、思います。
機関銃トーク、とでも、言いましょうか? 
とにかく、話すことは、関東人より、長けている人が多いと、思います。

故に、100%関東出身者の、すまっぷ5人と、
関西出身の、キンキキッズさんは、2人でも、
きっと、MCなどの密度は、そうそう、変わらないものかと、予測します。
関東人が5人でも、関西人2人には、かなわない。
ましてや、つよしくんや吾郎様が、いますからね。まず、負けるでしょう。



長々と、書きましたが、今日の昼間。
居間の、つけっぱなしのテレビで、キンキキッズさんを、見ました。
髪が長い方の、”光一さん”という方、おひとりでした。
上記理由により、特にキライなタレントさんでは、ないので、
遅い朝食をとりながら、拝見致しました。
一般の出演者の方と、討論をする、番組のようです。
しかし、今日で、放送が、終わりなのか、総集編、のようなものでした。



”そうだよ。オレ、ばりばり、アイドルだよ”

アイドルの仕事をしていて、不安はないのか、という、一般の方の質問。
非常に、興味深い、質問です。
まえに、つよしくんも、情熱大陸で、同じ質問を、受けていましたね。

”10年後も、20年後も、アイドルをしていく、自信はあるのか?”
という、問いに、彼は、こう、答えていました。


”オレたちの仕事はね、明日、もう、ないかも、しれない。
だから、目の前の仕事を、ひとつひとつ、
やりとげて、いかなければ、いけないんだよ”

わたしは、彼の年齢を、知りません。
おそらく、20代前半で、つよしくんよりは、お若い方だと、思います。
しかし、考えていることは、同じなのだな、と。


まさかに、彼も、20年後、40歳くらいになった彼が、
アイドル第一線で、活躍しているとは、思っては、いまい。

未来の見えない、仕事。人生。
10年先どころが、1年先の、保証すら、ない仕事。

だからこそ、今日のことが、明日へつながる、ということを、
身にしみて、わかっているのだと、思いました。

お若いけど、しっかりと、今を生きている。
そこには、”ばりばり、アイドルだよ”と、ちょっとテレぎみな、
話し出しからは、想像もつかない、決意を、感じました。



”中学の頃、親友は、いなかった”

関西出身の彼は、学生時代から、仕事をしていて、
大阪と東京を、行き来していたようです。
勤労少年、ですな。ジャニーズの、お子さんたちは。
学校などでは、それなりに、お友達は、いたようですが・・・・。


”でも、オレが、仕事を始めてから、なにかが、違ってきた”

まわりの見る目が、違ってきた。
そして、それを、敏感に感じ取る、自分。

あれくらいの年の男の子は、仲間といることを、非常に重要視すると、思います。
”オレたち仲間!”みたいな、”ダチだぜ!”みたいな。
小さいながらも、男気を重要視し、仲間を大切にすることが、大事なのです。


そんな中での、疎外感。


”でも、東京で、長瀬とかいたから、それで、いいやって、思っていた”

トキオの長瀬さんと、親しかったようです。
彼のことを、親友だと、言っていました。

だからこそ、乗り越えられたと。
学校で、ひそやかに感じる、疎外感は、
東京での、ジャニーズの仲間と、いることで、埋め合わせられたと。


”で、中学3年のとき、東京に出てくることが、決まったんだけど、
ダレにも、言わなかったの。引っ越す朝にね、オレ、東京、行きます!って、
そう言って、それで、帰ってきちゃたの・・・・”


その顔には、後悔の色が、見えていました。
”どうして、あんなふうに、しちゃったんだろうね・・・”と、言っていました。



中学生。
まだまだ、自分の気持ちに、うまく素直になれず、言葉でも、あらわせない。

ほんとうは、ちょっと、さみしかった。
仲間だと、思っていたのに、その仲間は、自分のことを、そう思っていなかった。
それが、どんなに、”長瀬が、いるから”と、自己納得させても、
結局、”東京、行きますから!”と、いきがることしか、できなかった。


”あいつ、テレビにでるんだってさー、って、他のクラスの子に、言われた時、
もうひとりの、オレが、生まれたんだよ”

ちょっと、冗談気味で、すますまのEDで話した、慎吾ちゃん。
多かれ、少なかれ、きっと、彼らは、そういう経験を、しているのだろう。
だって、同級生が、芸能人になるって、そりゃ、すごいことだと、思いますもの。


もう少し、彼らが、年齢的に、大人だったなら。
いきがったり、もうひとりの自分を、認識しなくても、
うまくやっていけたのかも、しれない。

”さみしいよ。オレは、なにも、変わっていないよ”

と、素直に仲間に、言えたのかも、しれない。


人もうらやむ、人気者で、若くして、高収入を得る、彼ら。
いや、若くして、そうだからこそ、そうだったのかも、しれない。

少しだけ、後悔しているような、キンキの光一さん。
今の彼なら、上手に乗り越えられても、中学生の彼には、大きな壁。
ほろ苦い、思い出の、よう。
その表情が、大人へ成長した片鱗を、映し出していました。



”剛はね、親友じゃないよ”

同僚の”堂本剛さん”に、ついて。まぁ、そうだろうな、と。

”顔を見ただけで、調子がわかるよ”


すまっぷさんは、5人。キンキさんは、ふたり。
すまっぷは、5人で、ひとつのグループを、支えている。
しかし、彼らは、自分以外は、もう、相方しか、いない世界。
もし、相手の調子が悪ければ、自分だけが、フォローできる、唯一の人間。


確かに、それは、親友ではないと、思う。兄弟でもない。
それは、もう、それ以上の存在で、運命共同体。

5人には、それぞれ、5つの色があるように、
彼らにも、ふたつの色が、あるのだろう。

コンサートなどでは、広い会場で、たった、ふたりきり。
それは、ひとりで活動する人とは、違い、
複数で活動する人とも、また、違うのだろう。


”剛は、親友じゃない”

その言葉に、”絆”というものを、感じました。
よく、知らないし、話を聞くのも、ほぼ、初めてですが、でも、わかる。
それは、すまっぷさんに、感じるものと、おなじ感覚。
それを、彼から、感じました。


ジャニーズである、というだけで、昔のわたしは、
彼らが、理解不能でした。もちろん、すまっぷさんを、含めて。

でも、すまっぷさんを、知ってから、アイドルであろうと、
トップへ上り詰めるには、どれほど努力を、要するのものか、知りました。
それは、どんな分野でも、共通するものなのだと、しりました。

そして、キンキさんからも、それを、感じました。
日頃、すまっぷさんだけに、注目して、生きていますが、
ここにも、こんなに、がんばって、輝いて生きている、若者がいると。

それを、感じ取れる視点を、与えてくれた、すまっぷさんに、感謝を。
そして、キンキ・キッズのお二人に、心からエールを贈りたいと、思います。



追伸

”剛は、親友じゃないよ”

この言葉が、彼のクチから、発せられた時。
居間で、新聞を、読んでいた父と、かたずけものを、していた母が、
一斉に、顔をテレビに、向けました。


もう、大笑い。だぶん、”くさなぎつよし”と、勘違いしたのでしょう。
”つよし”という言葉に、敏感になっています。

結局ですね、脳の中に、インプット、されちゃってるんですね。影響で。
きっとそれは、家族だけじゃない。
会社の人や、友達や、まわりにいるひと、すべてでしょうね。


”もう、くさなぎくんを見ると、じゅりさんだって、思っちゃうよ”

時々ですが、知り合いに、そんなことを、言われます。
これって、けっこう、光栄なことですね。


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