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2003年03月25日(火) 産経新聞

いや、すまんです。期待して、クリックした方、ごめんなさい。
産経新聞に、つよしくんの記事は、これっぽっちも、載ってません。
一応ですが、”SMAP”で、検索をかけてみましたが、見事に、1件だけ。
慎吾ちゃん、大河ドラマ主演の記事、だけでした。


産経抄、という欄がある。評論、とでも、いいましょうか。
各紙のトップの下の方に、ある、記者の方が書いている、細長い欄。
産経新聞のそれは、産経抄、と、言います。

保険屋のおばさまが、時折、配る、各紙のコラム、寄せ集めコピー。
朝日、毎日、読売、日経、そして、産経。
大きな出来事では、5紙、全てが、それを、扱っていたりしまして、
各紙の論調を、見比べるには、最適であります。

その中でも、ピカリと光る、この産経。朝日とは、対極にあったり、致します。
それゆえ、じゅりちゃんは、産経が、お気に入り。
自宅は読売ですが、日経は会社で、産経はネットで、チェックしています。

そして、今日。産経は、イラク問題について、書いてありました。


先日の、じゅりちゃんの日記。
お読み頂いた方には、おわかりかと、思いますが、
じゅりちゃんは、絶対戦争反対、には、同調していません。
しかし、当たり前ですが、戦争が、キライであることは、
充分、おわかり頂けると、思います。


じゃ、フセインさんは、どうでしょうか? ブッシュさんは、どうでしょうか?

彼らだって、他の国で、戦争が起き、多くの民間人が、亡くなれば、
”かわいそうに” と、きっと、思うでしょう。
”戦争はすきですか?” と、尋ねれば、”キライだ” と、答えるでしょうし、
それに、ウソはないと、思います。

国家元首として、戦争をすれば、国費を浪費し、民衆の反感を買い、
そりゃ、避けて通れれば、それに越したことはない、と、考えているはずです。
彼らだって、ひとりの人間、ですからね。


しかし、今。実際に、攻撃が、起きている。
ジハード。聖戦。
じゅりちゃんが、唯一、知る、アラビア語、でしょうか? 悲しいですね。

バグダット住民は、銃火器を保持し、アメリカ軍に、対抗するらしい。
ベトナム戦争でも、そうだが、住民がゲリラ化すると、
戦闘員と、非戦闘員の、区別がつかづ、結局、殺さざるえない。
自分に、銃を向けているのが、ほんの少年だろうとも、
殺さなければ、自分達が、殺されるからだ。


アメリカは、石油を確保したいとか、そんなことを、テレビでも、言っているが、
そんなことより、やっぱり、あぶないヤツは、放置できない。
独裁政治で、国民を縛り付けていることも、許せない。

でも、戦争は、イヤなんだよね。
敗戦国に、生まれた身としては、なんとしてでも、避けたいと、思う。

それでも、でも、”絶対戦争反対!”とは、叫べない。


世の中には、とんでもない、悪人もいて、
人を殺しちゃたり、盗んじゃったり、する人。絶対、いますよね。

それなのに、”犯罪はやめよう!”と、叫ぶだけで、身を守れますか?
おうちにカギをかけたり、警察が取り締まったりして、防御しますよね。
通報だって、状況によっては、市民の協力も、大事なことです。
みんなの安全ですから。みんなの努力で、成り立っているのです。


平和も、同じです。
”平和”とは、叫ぶだけでは、絶対、手に入らない。
具体的に、なにかを、しなければ、いけない。

まさかに、相手が、核兵器を、持っているから、ウチも持って、
お互い、にらみ合っていれば、しばらくは、大丈夫、なんて、
そんな、冷戦時代のようなこと、言う人は、いないと、思います。
”そういうのは、危ないから、よせよ” と、交渉するしか、ないですよね。

でも、でも、それでも、ダメだったら、どうします?


”戦争反対!”

テレビからは、相変わらず、そういう声が、流れている。
アメリカの芸能人も、そんなことを、言っている。
日本でも、そういう発言をする、有名人も、いるらしい。


それらに、対して、どこか、納得のいかない、気持ちを、持ちながら。
”言っているだけじゃ、平和は、手に入らないぜ”
そんな、気持ちを、持っておりました。

では、どうすれば、いいのか?
それは、たかだか、一介のOL、じゅりちゃんには、わかりません。

しかし、今日の、産経抄!

そうだよ、そうだよ。
ナニかが、足りないと、思っていた。
”戦争反対!”には、ナニかが、足りないと、思っていた。


我々が、平和を、手にするには、すざまし努力が、必要だ。
そして、今、我々が望むのは、アメリカの進軍を、止めることではない。
アメリカが、進軍を止めたとしても、事態は、ぜんぜん、かわらない。


だから、我々が、ほんとうに、望むものは。

そう。このこと、なんだよね。

戦火の中の、イラクの人に。テロに怯えるアメリカに。
そして、北朝鮮との問題を抱える、我々、日本人にも。


結局は、こういうことを、望んでいるのだと、思います。

産経新聞 2003/03/25 産経抄 は、コチラ


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