Juliet's Diary HOMEDiary INDEXpastwillsellection


2003年02月15日(土) 読売新聞

ものすごい、でかい扱いに、びっくり。
そこまで、してもらっちゃって、いいんですか? と、思う。
余程、今回のドラマは、反響が大きいのだと、今更ながら、思います。

しかし、インタビューの内容は、まぁ、以前にも読んだような、ものです。
こればかりは、FANである、我々には、仕方がない、ことですね。
多くの方が、つよしくんに、興味を持ってくださることが、大事です。
そういう意味では、いろいろな事に、触れられていて、いい内容だと、思います。
インアビューの人、絶対、くさなぎFANだな、と、思いました。


しかし、ひとつだけ、気になったことが、あります。
それは、彼の、”プリン”に、対する、発言です。

いえ、別に、彼が夜中に、なにを食べてようと、どうでも、いいのですがね。 
おまけに、28歳、独身オトコが、
”プリン、食べてる、場合じゃ、ねーぜ”
と、最後に、”ぜ” を、つけてしまうことも、どうでも、いいのですがね。


なぜ、彼は、プリンに対して、あそこまで、言及、したのでしょうか?
”プリン” のことを、あそこまで、使わなくても、
時間を、ムダにしていると、思う、と、いうことは、話せるはずです。

紙面の中の、あの箇所だけが、他とは、違いました。
そして、わたしには、それが、つよしくんの、意図に、思えます。


”いいひと” これが、彼のイメージ。
そして、今回のドラマと映画で、”死” というテーマに取り組む、
真面目な青年、くさなぎつよし、の、イメージ。


多分ですが、今、つよしくんには、
過去にないほどの、多くの賞賛が、寄せられていると、思います。

”感動しました” ”くさなぎくんって、すごいなって、思いました”
きっと、こんなところかと、思います。


会う人、会う人。みな、口々に、同じ事を言う。
最初は、それが、うれしくて、うれしくて、ありがたく、思える。

しかし・・・。
ひどいことを、言うようですが、人間は、すぐに、慣れてしまう。
その上、すごい欲張りでも、あります。


”感動しました”
(それは、もう、知ってるよ。他に、感想は?)

”くさなぎさんって、とっても、真面目、なんですね”
(別に、オレは、それだけじゃ、ないよ)

勿論、言ってもらえることは、うれしいし、言われなくなれば、不安になる。
しかし、どうしても、人間は、慣れてしまう。刺激が、薄くなる。


ひどいことを、言うな、と、思われる方も、いらっしゃるでしょう。
しかし、自分も、そう思うことが、あるからです。

それが、どんなことであるかは、クチが裂けても、言えません。
あまりに、人間の、欲深で、天邪鬼で、思い上がって、
どうしようもなく、醜い部分だと、思うからです。
(お願いですから、この件。メールなどで、問い合わせないで下さい)



人間は、絶対、信じられないほど、恐ろしい部分も、持っている。
善と悪は、必ず、一本の糸で、つながっている。

だから、つよしくんにも、”ありがとう” という、笑顔のウラに、
もうひとつの、言えない、ナニかが、あるように思えて、仕方がないのです。


それが、”プリン”
はぁ? と、お思いになる方も、多いでしょう。
いや、絶対、そう、思われますよね。


真面目なドラマで、真面目な質問。真面目な回答。

もう、うんざり! でしょうか?
何回も、何回も、同じような質問ばかりで、答える内容も、オウムのように。

勿論、それが、番組宣伝で、それが、彼の仕事で、大事であることも、
充分、彼は、わかってる。それは、絶対、です。


そして、寄せられる、賞賛の内容は、当たり前ですが、同じようなものです。
同じモノを、見ているのですからね。


”オレは、それだけじゃ、ない”

うれしい気持ちが、99%としたら、残りの1%で、そんな不遜なことを。
だからこそ、そこで、プリンの話をして、なにかを、壊そうと、している。


きっと、あの記事を、読んだ人に、
”くさなぎくんって、真面目なイメージだけど、でも、こんな一面も、あるのね”
と、思ってもらいたい。
わたしには、そんなふうに、思えてしまいます。


しかし、かわいそうには、思いません。

”オレは、それだけじゃない”

そう、思うからこそ、他の仕事でも、注目されようと、必死になる。
それも、人間の、当たり前の、欲求で、行動です。



”じゅりさん、神経質に、なりすぎだよ。そこまで、オレ、考えてないよ”

確かに、深読み、しすぎか?
しかし、前回の、コーヒーカップの中の、現金、といい、
どうも、そんなふうに、思えてしまうのです。

おまけに、”ぷりん、おーいーしーなー” ですから。
ナニが、言いたいのだ? と、勘ぐって、しまいます。


彼が、ナニを考え、仕事をしているのか?

当たり前ですが、それを、彼が、テレビで言うことは、ありえません。
言ったとしても、それは、きれいな部分だけ。
言えないことなど、山のように、人は、持っているものです。


だから、もし、つよしくん。
そういう気持ちを、持っているのなら。
それを、跳ね返すことが、できるのは、アナタだけ、なのですよね。

”そうだよ、じゅりさん。じゅりさんも、そういう気持ち、あるんだよね。
だったら、他のことでも、がんばって、
それを、跳ね返せるのは、じゅりさん自身、だけなんだよ”


しまった! 自分で、書いていて、気がついた。

日記上で、心のつよしくんと、交わす会話。
問いかけ、それが、つよしくんなら、どう、返してくるか?

ばかばかしいと、お思いの方も、多いでしょう。
しかし、これは、当然ですが、自分との会話で、ありまする。


そうだね、つよしくん。跳ね返せるのは、自分、だけだね。
だから、もう、文句を言うのは、やめます。
理解してもらえない、とか、そんなのは、自分が努力をしていない、証拠だね。


つよしくんがした、プリンの話。
そして、それを読んでの、自分の考え。


”オレ、そういうの、キライ。だって、一方通行じゃん。意味ないよ”

前に、たっくんが、わたしに言った、言葉。
アイドルである、つよしくんを、好きな私への、痛烈な、批判。


でもね、一方通行じゃ、ないんだよ。
確かに、彼の心は、わからないし、わたしの心も、彼には届かない。

でも、確かに、影響を受けている。
ひとりの人を、見続けることで、見えてくるものも、あるのです。

彼の発した言葉が、自分に影響を、及ぼす。
わたし、ひとりの声は、彼に、届かない。
でも、FANという、大きな集団の意向は、彼にも、感じ取れ、
それが、彼の、今後の行動や、タレントとしての考えに、影響を、与えるハズ。


”現実に、目の前に、いるからこそ、感じ取れる、なにかが、あるんだ”

たっくんの、言うことは、最も、です。
でも、つよしくんだって、実際に、生きている、ひとりの人間。
実際に、生きて、動いて、自分の考えで、言葉を発して、
そして、つよしくん自身、幸せになろうと、懸命に、生きている。
そこから、感じ取れるものは、たくさん、あるハズです。


つよしくんが、多分、なに気なくした、ぷりんの、話。
おそらく、ほんとうに、前夜、プリンを食しながら、
”こんなことしてちゃ、いけない、ぜ!” と、思ったのでしょう。

そこまで、考えてなかろうが、深読み、だろうが、
それでも、わたしは、そう考えた。
そして、自分の、至らなさに、気がついた。

だから、つよしくんに、感謝の気持ちを。
彼には、届かないであろうが、
それでも、この感謝の気持ちを、表したいと、思います。


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