[ 天河砂粒-Diary? ]

2002年03月10日(日)

いつまでそんなもの 背負っているの?
と 君はたずねた

はやく捨てないと からだまで 浸食されるよ
君の翼の その錆に

美しい なないろに輝く翼を
かろやかに 背中にたたえた君が
そう 僕に言った

僕は答えない 答えられない
触れるだけで もろく崩れそうな翼
はらはらと 錆をこぼす翼
その重みを 背中に感じながら

鈍い痛みを 感じながら
それでも なお……


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