いちご大福がうまいのは、 いちごの美味しさ+あん+皮の絶妙なハーモニーである。
いちご1個じゃなく、いちご大福として売り出すのは、 ちゃんと200円払うだけの価値があるものを作りたいからである。 いちご1個をお店で売っても、、どうすんだよお前って話である。
いちごファンからしてみれば、 そのあんと皮は余計なものかもしれない。 でも
「私たちは、いちごそのものの美味しさを味わいたいのだ! あんと皮のない、いちごそのもので売って下さい!」
といちご大福屋に詰め寄るのは、おかど違いというものだろう。 申し訳ないけど八百屋かいちご畑に行って探してもらうしかない。
僕がしたいのは、 道端に落ちてる極上いちごとしての存在ではなく、
いちごの美味さを素材として引き立ててくれるあん+皮で包まれ、 袋詰めされ、並べられ、のぼり旗で宣伝され、店先に並ぶ製品 としての存在である。
他の店で出すいちご大福より うちのが美味いっすよ!って話題にならなきゃいかん。 それは割と、熾烈な争いであることも知ってる。
だがしかし、 いちごが腐っては、元も子もない。 奇麗な大福にしたところで、まずいものは売れない。
ただのいちごとして売るつもりはいまのところない。
今僕にできることは、 いちご大福のいちごとして、 鮮度を保ち続ける、うまみを増し続けること。
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