人といるとき、ものつくるとき、何かするとき、 無条件の善でありたいというのが発想の基であった。 ピュアでありたい、黒い部分など何も知らない、 清純な存在でありたいと。
黒いこと知ってるのにね。 黒いことやってるのに。 自分で自分の行為に目をつぶれば、善でいられた。
悪いことだと分かっていながらも、いろんな悪さをしてきた。 人も無情に傷つけた。奇麗ごと言ってるやつだってみんなそうだ。 生きてるだけで空気吸ってるのだ。
なるべく善たらんとするのはいい、 でも悪を内包しない善のみの存在であると言ったらそれは嘘だ。
人に傷つけられたとして、それを殊更責めたりしないのは、 人を傷つけてきたからだ。業っていうのかな、sinていうのか それプラス、意識しているゴメンナサイ込みで、生きてる。
悪である、 人ってしょうがねえ生き物だ、 俺ってなんてダメなヤツなんだ。 そこからスタートして、
それでも善でありたい、 こんな俺でも善でありたい、 どうしたら、 今後の人生をより善な心持ちで生きてゆけるだろうか。
とする思い
それが、今現在の思いに近い。
歌っているとき、
その瞬間
その瞬間だけは、心がすーっと 純度の高い善になる。
だから歌いたいと思うのは、 ずるいことであろうか。
逃避であろうか。
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