凄みのある人と出会った。
「てめえ、俺を誰だと思ってんだ」 「俺におめえ、いい加減な対応すんとただじゃすまねーぞ」
言葉に出さないけど、空気がそう言ってるような。 会話の中で相手の発言を敢えて拾わないで話を進めたりとか。
はっきし言って今のTAKUには無縁だし、そういう取り巻きがいたなら一生必要 ないのかも知れないけど、凄みっていうのは大人の男として大事な匂いではな いだろうか、と大関 拓28歳、今更そんなことを思う。
今現在は安定を捨て、望んで食うや食わずの生活に飛び込んできているのであん まし実感わかないし興味もなかったんだけど、男が納得の行く仕事をして、納 得の行く結果出して年を重ねていったのなら自然と眼光に、背中に、乗るクルマ に、「凄み」ってのが漂い出すもんなのだろうか。それとも一生懸命磨いて作り 上げる空気なのだろうか。
もしも薄給もしくは無給の男がそんな空気作り出したって、ハッタリだってすぐ バレちゃうし、実力も何もないのを逆手にとってかわらしいガキをいい年こい て続けてくわけにゃいかんだろうし、とにかく「凄み」はニセモノには出せな い味わいなわけで。
「てめえ、俺を誰だと思ってんだ」 っていう雰囲気、
ちょっとコワイけど、どうしてそれがコワイか考えると、 舐められるようなことはしてねえぞっていう、自信の表われだったりして、そう いう男っていうのは、カッコイイということではないだろうかと。 自分がそうなるかどうかは別として、なんかこう理解できたわけ。
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