睡眠。 夢なんてほとんど見ない自分が久し振りに夢を見た。 例え見てもすぐ忘れてしまうのに、くっきりと覚えている。
前付き合ってた人と、近況報告をしていた。 ガードレールに座りつまんなそうにしながら、ひとしきり話した。
それが夢だと分かっていたのか、すぐ消えちゃうと思って、何から 聞くか順番を考えていた。この瞬間を逃したら、次いつ会えるか分 からないし。。
わがままで、傷を抱えていて、やさしくて、強くて、 純粋で、潔癖で、一途で、もろくて、痛々しかった。
唇、指で触れた。 でも、感触はなかった。幻影のように透き通っていた。 それでも冗談ぽく僕をからかうから、悲しくて、自分から夢をかき消した。
普通の朝が来た。
|