私の彼女。
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直は私が家を出て行った時どれほど絶望的な気持ちだっただろう。 どんな風に一人の夜を何度も乗り越えたんだろう。 どれだけ私に助けを求めていただろう。 どうしたら何を言ったら私に届くか、 たくさん考えてメールも手紙も書いて、 でもきっと私の幸せを考えて、送るのを寸前でやめたに違いない。 どれだけ辛かっただろう。 波のように襲ってくる不安にどれだけ震えていただろう。 今、私には、その何万分の1かくらいだろうけど、わかるよ。 私はほんとに最悪だ。 直の幸せを考えるなら、消えてしまうべきだよね。 直はいつも私の幸せを考えて、私の背中を押してくれていた。 それがどれほどの想いだったか。
直の笑顔がみたい。
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