私の彼女。
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この世界は、案外狭い。 ある過去とある現在がつながったり、あの過去とあの過去がつながったり。 ネットをはじめて、いろんな出会いがあって、何度かそんな運命的な事がありました。
でも、私はいつからか、自分の信じるものだけを信じられるようになってた。 それに気づいた時、自分でもちょっと意外だった。
前は、人の話にものすごく左右されてしまう人だった。 ある人の過去の話を聞いては、その人に対する印象が変わったり、 会社でも噂話だけで、あぁ、あの人ってこんな人なんだと判断したり。 でも、今はそんな事がない。 正直、興味はある。 自分の知っている人が過去にどんな事をしていたのかというのはやっぱり聞きたいと思う。 でも、もし今、私がすごく信じている人が、過去に人を殺したという事実を聞いたとしても、 私は今のその人に対する気持ちは変わらないと思う。 いや、さすがに人を殺したと知ったら、ちょっと動揺するけど、 きっとそこには大きな意味があったんだろうと思える。
それは、私が大きな人間になったというよりも、 あきらめがよくなったというか、人間は不完全なものだという事がわかったからなのかもしれない。 人の気持ちには、理由がつけられないことがいっぱいある。 正しいとわかっていてもそうできなかったり、自分自身説明がつけられない気持ちがたくさんある。 でも、私はそこが人間の魅力だと思う。 そこがおもしろい。人のそういう部分が好き。
ある意味、それは、不完全な自分への言い訳なのかもしれないけど。
だから、私はいつも、人への想いは、自分が好きか、好きじゃないかを1番重視しようと思う。 正しいから美しいから好きとか、間違っているから醜いから嫌いとかそんなんじゃなく、 そんな理由じゃなく、もっと直感的なものを信じる。
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