私の彼女。
DiaryINDEX|past|will
昨日の日曜日、直は子供が産まれた友達のうちに遊びに行ってきた。 直は帰ってきて、 「rinは、これから先歳をとっていく上で、何が楽しみ?何が生きがい?」 って聞かれた。 すぐに答えることができなかった。 なんだか、すごく悲しかった。 でも、直の迷いは、私にはとてもよくわかる。 たぶん、この世で直の迷いを1番わかっているのは、私だろうと思う。 口に出せない言葉も、 どこかで、自分があきらめてしまっているような気がしている事も、 それに対して、無理に理由づけしているような気がする事も、 自分が得られないものへの想いも。
この前遊びに来たカップルさんのように、 男はダメ、子供なんて考えられない。 そんな2人だったら、もっとすごく楽だったんだろうと思う。
考えても、どうしようもない事なのだから。
道はどちらか1つしか選べない。 どっちも選ぶことは、無理なんだ。 そして、どっちを選んだとしても、きっともう1つの道を選んだ自分を想うだろう。 どちらが幸せだったのか、そう比べるのだろう。
私は、好きな人との生活が、今すごく楽しいです。 もちろん、不安な日もある。 やっていけない、と思う日もある。 子供を産む自分を想像する日もある。
でも、私は今、好きな人といたい。 それだけだ。 その結果、自分の中で、何かをあきらめているのか、 我慢しているのか、 それは、よくわからないけど、 でも、好きな人と生きていきたい。 それが、自分自身の1番の望みだと思うから。
私は、 「直と生きていく事が楽しみ。」 そう言ったけど、 直には、とってつけたような言葉にしか聞こえなかったかもしれない。 自分が迷ってきた道だから、いや迷い続けている道だから、 直を楽にしてあげる言葉は、ある意味いくつでもあるし、でも実はひとつもない。
いろいろなことを思って、何か言おうと思ったけど、 でもなんとなく、何も言えなかった。 どんな言葉も、全部、ただの理由づけにしかならない気がしたし、 自分と生きることを選択するように、説得するようで、いやだった。
それは、直自身が決めることだし。
直はそれから、 猫を飼おうと言った。 将来に向けて、いろいろビジネスを考えはじめた。
とにかく、いろいろなことをやってみようと思う。 不安を感じて、迷っているより、 たくさんのことを考えて、ひとつひとつやってみよう。
一緒に作っていってみようね。
|